6月のアトリエレポートPART10〜ねんど、絵の具、そして船
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
6月のレポート、まだもう少し続きます。
今月は「好きなもの教えてね」というメニューなので、
自分が好きなもの、生きものや乗りものや、お花などを、描いたり作ったりする子もいれば、キラキラなもの、大きいものなど、好きな素材を選ぶ子もいましたし、
ねんどや絵の具などを使いたい、とにかく「図工が好き!」という子もいて、様々でした。
この日来てくれた年長さんのEくんも、粘土や絵の具が大好き。
そこでまず油粘土に手を伸ばし、こねこねして、絵の具を混ぜて、それからキラキラしたものを散りばめました。
さらにキラキラのモールを巻いてみたり・・
そうしてお団子が3つできたら、ピックで刺して合体させて・・
なんだかミッキーみたい?!なものが出来上がりました。
このあと、Eくんに遅れて参加となった2年生のCくんの影響か、それともEくんが先に使い出したのか、忘れてしまったのですが、絵の具とローラーを使って画用紙に向かいました。
好きな色、ブルーやグリーンを使ってローラーを楽しそうに転がしています。
今度は刷毛も使ってみました!
Eくんの色使い、いつもとても爽やかで、きれいです。
水彩絵の具ですがあまり水をつけないのですぐ乾いて、混濁せず重色になっているからかもしれません。
黒でお顔を描いて・.「犬」が完成しました!
一方、初参加の2年生のCくんの方が、絵の具で塗っていたのは木材です。
最初、長い木材の片端に小さい木材を止めつけるのに、頑張ってネジとドライバーを使ったのですが、難しく、もう片端の方はボンドで止めました。
2年生くらいになると、トンカチがとても魅力的なようなので、次はちゃんとネジではなく釘を常備しておこうと思いました。
表面コーティングされた木材だったので、アクリル絵の具を使っています。
さらに上に木材を乗せて・・一番最初は「スカイツリー作る!」(スカイツリーが大好きなんだそうです)と言っていたのがなぜか、船を作ることになったようです。
真剣な表情で、圧倒的な集中力で塗り続けるCくん。
おしゃべりもたくさんしてくれますが、とにかく制作のことだけに没頭しています。
他のことには目もくれないといいう感じです。
我が家の息子が、自作の扇風機を出して来て、ボンドの乾燥が早まるようにセッティングしてくれました。
こうなると、なんだかプラモデルか模型などを作っているようです。
(私自身はプラモデルを作ったことはないのですが、昔、父が、飛行機模型を叔父と一緒に作ったという話を思い出し、こんなような感じだったのでは、と思いました。)
完成です!
帆先?になる部分には、小さく切った板材に、プラバンと金色のテープを貼って金属的に仕上げ、さらにモールで作ったイカリもつけました。こだわりポイントがすてきです。
こうして、ふたりそれぞれの世界が表現された作品が出来上がりました。
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6月のアトリエレポートPART9〜お花、そしてカワイイものたち
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七夕も近づいてきましたが、6月のレポート、まだまだ続きます。
年長さんの女の子ふたりの巻。
6月の「好きなもの教えてねx素材バイキング」の、アトリエでの準備はいつも、工作材料をいろいろ、画材と一緒に並べているのですが、そうするとどうも皆、工作系になることが多い気がします。この日は女の子二人ということで、お絵かきにも手を伸ばすかもしれない、と思い、画用紙や絵の具もいつもより目のつきやすいように並べてみました。
しかし二人が最初に手を伸ばしたのはお花紙。お花紙に目をつけた子たちも実は初めてです。
Aちゃんは水色のお花紙をひねって丸めて、
リボンやモールやキラキラで飾って、キャンディになりました。
Mちゃんは三色使って華やかなお花を作りました。髪に飾っているのは妹ちゃんです。
さて、お花紙工作が済むと二人、画用紙とクレヨンに手を伸ばしました!
描きはじめたのは、お花。
初対面の二人、なかなかおしゃべりはしませんが、お互いの作るもの描くものに影響され合っています。
お花の次は女の子を描きはじめたMちゃん。
Aちゃんの方はクレヨンの次に絵の具に手を伸ばし、虹や傘を描いて、雨が降りはじめました。
Mちゃんの完成。バラ、すみれ、ひまわり、紫陽花と、具体的に丁寧に描かれています。
Aちゃんの完成。画用紙いっぱい、賑やかです。こちらもラベンダーやパクチーなど、お家で育てている花が描かれ、さらに蝶やカナヘビもいます。
クレヨン画の途中、お母さんから、教育テレビの「ノージーのひらめき工房」でやっていたにじみ絵が、家ではうまく出来なかったというお話が出て、次はにじみ絵をすることになりました。
キッチンペーパーに水彩ペンで描いて、その上からスポイトで水を垂らしています。
Aちゃんは、花びらのような種のような、五つの点。
スポイトの水でにじませたら、それぞれこんなふうになりました。
この辺で気が済むかと思いきや、今度は粘土!カラフルな小麦粘土です。
Aちゃんの作ったのはイチゴや眼鏡やソフトクリームなど。
Mちゃんは、色のついている小麦粘土にさらに絵の具を混ぜて、マーブル模様になり、なんとなくスイーツ風。
材料があればあるだけ、創作意欲が湧き出てくる二人でした。
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6月のアトリエレポートPART8~車と、スタンプ絵本と
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先週土曜日の後半編は、体験で初参加の兄弟と、会員さんの男の子と、年齢にも幅があったので、初めてご近所のtamae先生にアシストをお願いしておりました。
今日のブログはいつもと趣向を変えて、完成品のお披露目から行こうと思います!
年中さんのRくん、念願の車作り!以前は「トラック」がいい、と言っていましたが、気が変わって「パトカー」を作りました!
車軸とタイヤのセットを使い、空き箱を2つつないでボディにして、黒い画用紙を貼り、赤いペットボトルキャップを上に乗せました。
なにやら顔とか丸とか、シールもいっぱいついています^^。
こちらは今回初参加の年長さんのLくん。Rくんに触発されて、ペットボトルキャップをつないでタイヤを作り、ボディは木材で。なぜか型抜きした小麦粘土が乗っています^^。最後に車庫と信号も作りました!
出来上がったら嬉しくなって、2人レースが止まらなくなりました!
初対面なのに、大盛り上がり!!
一方、こちらも初参加のお兄ちゃん、3年生のKくん。
2つに折れた厚紙から思いついたようで、本を作りました。
かなりの集中力で、もくもくと作りこみました!
まずはマステで表紙に「ずかん」と貼りました。
中には、犬を散歩している男の子や、おばけが!
他にも、「まるくん」「しかくくん」「さんかくくん」と楽しいキャラクターがいろいろ。
実はこの登場人物たち・・Kくんが作った「はんこ」で表現されているのです!
はんこは、木片の上に、形づくったワイヤーをボンドで貼っています。
全くの彼の独創で、もくもくと作っていました。
ワイヤーのこんな使い方は思いついたことがなかったので、すごい!と思いました。
彩色は楊枝で、ワイヤーごとに塗り分けているので、ひとつの判子なのに多色で押すこともできるのです。
そして、「まるくん」「しかくくん」「さんかくくん」は、ワイヤー版ではなく、片面がツルツルの木片に自由に筆で色をつけ、それを押しています。ひとつ押すごとに版の面をふきとり、また描いて押して・・というふうにして出来ています!
これもまたアイディア!!
・・最後まで、かなりの集中度でした。
戻りまして、こちらはRくんの制作風景です。
tamae先生に手伝ってもらいながら、車軸をストローに通しています。
まずは車体のベースがちゃんと走るかチェック!きれいに坂道を走るのが分かって、テンションアップです!
黒い色紙はセロハンテープで止め付けました。はさみもテープも、Tamae先生に教えてもらいながら、上手に使えたよ!
こちらはLくんの制作風景。タイヤはペットボトルキャップを使うことにしました。キャップで上手く走る車を作るのは難しいと思っていたのですが、Lくんがキャップを2つ繋げたのを使ってみたら、このワザはなかなか良い、ということが分かりました。(車軸にしている竹ひごが、2つ通ることで抜けにくく、ぐらつきにくくなります)
さらにtamae先生の助言で、竹ひごにボンドををつけて刺したらかなり安定しました。
そして、小麦粘土の入っているケースのフタが、動物の型になっていたことも、今回Lくんに初めて教えられました!
最後はさらに車庫にも、たくさんのブロック積みや人や原っぱを、ひたすら描いて行きましたよ!この集中した様子、いいですねえ。
・・そして実は、最初にこんなお絵描きもしていたLくん。テープの中はおうちだそうです。
子どもたち同士の相乗効果もあったのでしょうか、またtamae先生のアシストもあって、みんな後から後から制作アイディアが湧いて、それぞれ素晴らしいクオリティのものができたな〜と思います。持って帰るときの表情も、みんな充実感がありました^^。
6月のこの「素材バイキングx好きなもの教えてね!」は、こどもたちに「制作」を通して自己紹介してもらうという意図もあり、制作動機も全くそれぞれ個人的なものに委ねているので、こちらも実は毎回ドキドキなのですが、毎回できあがったものを見ると本当に楽しくなりますね。
初めてTamae先生と協同できたのも、大変心強く、こどもたちの作ったものを共有できることが楽しかったです。本当にありがとうございました。
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6月のアトリエレポートPART7〜恐竜とバス
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月1回の土曜日、前半の時間に来てくれているのは、年長さんのTくんと、年中さんのHちゃん。
「好きなもの作ろう」と話すと、T君はさっそく「恐竜つくる!恐竜描く!」と始まりました。恐竜が好きなんですねー^^
まず鉛筆で画用紙に描き、それをポスカで塗り始めました。
これは「スティノザウルス」だそうです。(そう聞いたと思うのだけど・・違ったらごめん><)
描けたら、はさみで切り始めました。
Hちゃんの方は、最初はいろんなものに気をとられて、色々気持ちが変わっていたのですが、途中で、先月T君が作っていたバスを思い出したようで、「バスつくる」と言い始めました。女の子で車、アトリエでは初めてです。
ダンボールの箱に、ペットボトルのフタをぺたっと貼り。
車体には、りんごを沢山描きました^^
さらにシールが貼られて、顔やらキラキラやら。
シールは社内にも増殖し、なぜか半月型が大量に?!
「中に乗せる人を作って」と頼まれたので、Hちゃんを作ってあげたら、次は「ママも作って」と頼まれました。次は「パパも」と頼まれたけど、パパ会ったことないから分からないよ、Hちゃんが描きなよ。と言ったら・・あたまぐるぐる〜、めがね〜、おなかはマル〜、と言いながら、こんなパパが出来上がりました!
優しそうなパパ、大好きなのが伝わってきますね。
お迎えに来たママに聞くと、特徴を捉えているそうです^^!
T君の方は、もうひとつ恐竜ができあがりました!ティラノザウルス・・ああ、違ったかもしれない、ごめんなさい>< 赤い恐竜は細いので、後ろに針金をつけて補強しました。ふたつとも、立つようにスタンドをつけて、メラミンスポンジに差し込みました。早速、2つを持って、闘いが始まります!!
何度か、私もこのなつっこい恐竜に噛みつかれましたf^^;
最後は恐竜、バスにも乗ってました(笑)!
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6月のアトリエレポートPART6〜怒濤の素材バイキング!
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今月から会員さんになってくれた兄弟&兄妹、お友達同士の2組。実は一昨年に公民館で行っていた親子サロンに来てくれたことがあるお子さんたちで、春休みのイベントで再会して、先月の迷路ワークショップにも来てくれました。
なので、アトリエに来るのは初めてですが、もう何度か会ったことのある面々。
お兄ちゃんたちはとにかく作るのが大好き!親子サロンではまだホヤホヤだった弟妹ちゃんたちも、もう年中さんになりました。
とはいえ、6月のメニューは自由制作(素材バイキングx好きなもの教えてね!)。何が飛び出してくるかわかりません!
二年生のK君とY君は、動物園だとか水族館だとか、口々に言いながら自由に工作材料を選びだしました。二人とも生き物が好きなんだそうです。
K君はおしゃべりの勢いもすごいですが、作るスピードもすごいです。
そして普段から作るのが好きで、色んなことをやったことがあるんですね、
雑巾丸めて絵の具、こうやってつけるとほら、こうなるよ!
これ(鮮やかなピンク、イエロー)が、魚!(?!)
Y君の方は、私が何か違う目的用に出したメラミンスポンジを見て、何それイイ!使う!と言って何やら切り刻んだりくり抜いたりし始めました。
くり抜いたスポンジが水槽になり、飛び込んだシャチが下のプールで泳いでいます?!
K君が一緒に作ろう!と言って入ってきて、合作体制になりました。
K君の側では、メラミンスポンジが氷のように散りばめられ、そしてまたまた「歯ブラシある?歯ブラシでピシュってやると、ほら、こうなるんだよ!」と白い絵の具をスパッタリング。ほんとに色々知っています。そしてここは、どうやらペンギンの居場所らしいです。
危ういバランスでどんどん増殖する水族館。
一方妹のRちゃんは、お兄ちゃんたちの勢いの横で、絵の具を使ってみたり、木片にシールを貼ってみたり、
窓ガラスにお花を描いてみたり
黒板に落描きしたりしていました。
なかなかこれ!というものを見つけてあげられなかったのですが、最後にお兄ちゃんたちの真似をしてキラキラドームを作りました。これが写真を撮りそびれてしまったのですが…(T_T)、かわいい瓶詰めが出来ていましたよ。
親子サロンではハロウィンの時に参加してくれてノリノリだったRちゃん、これからゆっくり時間をかけて、また楽しいものを見つけていけたらいいなと思います。
一方こちらは弟のyくん。アトリエにあった、息子の作品の小さな街を見つけて、僕もこんなのが作りたい、と、一人で材料を集めて所望してきました。意志がはっきりしています。
色んな素材を箱の中の地面に敷き、車作って〜、木ィ作って〜、ビル作って〜と頼んできます。輪郭だけ描いて色塗りはお任せ、そして、人は自分で描いてごらん、と言ったら、こんなかわいい、巨大な頭足人間が登場。親子らしいです^^。バスも自分でシールを貼って作りました。
2つ目のビル(ホテル)は、窓を全部自分で、ほら、描いたよ!と見せてくれました。
ブゥ〜〜。車が駐車場に止まります。パン屋さんのウィンドウには自分でアンパンマンパンを描きました^^。この後、ストローの信号に赤青黄のシールも貼りましたよ。
かわいい街ができました!
ところでこちらはK君の、合作参加前の作品。実は最初の水族館以外にも、ふたつもワールドを作っていました。
こちらは真ん中に・・・ダンゴムシ?!だったかな、違ったかな?!
ごめんね、とにかくおしゃべりも作るのもすごいスピードで、追いつけませんでした(><)。
※後日訂正:ダンゴムシではなく「ダイオウグソクムシ」でした。ブログを読んだK君から訂正されました。深海にいる、巨大なダンゴムシのような生き物で、何も食べなくても何年も生きられるそうですxox
このあと、キラキラドーム(スノードーム)も作っていたし・・(これも、作り方知ってました!)
合作の方は最後は粘土も加わり?!
奥の箱の中にはストローとラメ折り紙の滝!
とにかく、つくるつくるつくる。しゃべるしゃべるしゃべる。すごいすごいスゴイ!圧巻です。
Y君はこの水族館に最初から最後まで集中していました(あ、キラキラドームは作ったけど)。
私が2人の話に追いつけなかったので、この作品を解説しきれなくて申し訳なくf(^^;、また、解説がないと正直何だかさっぱり分からない部分もあるかと思うのですが、これ、なんだか秘密基地みたいだな〜、と思いませんか?
こどもの秘密基地って、こどもにしか分からない、いろんなものが詰め込まれていますよね。仲良く、喧嘩にもならずに2人で同じものに取り組んでいる感じも、やっぱり秘密基地ごっこみたいで、いいな〜と思いました。
そして、まだ小さなお子さんが、初めての素材に対峙する姿も、いつも新鮮でいいな〜と思うけれど、こうして小学生低学年くらいのお子さんが、覚えたばかりの手法をどんどん組み合わせて、頭の中にあるものを具現化していく姿も、ほんとに目を見張ります。成長段階、その時々の、面白さがありますね。
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6月のアトリエレポートPART5〜好きなもの教えてね!de迷路づくり、and more
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先週来てくれた二年生のH君は、
好きなものと言ったらすぐ、迷路を作ると言い出しました。
え、先月も迷路作ったけど、と思いましたが
H君が選んだのは平らな段ボール二枚。それをガムテープで繋ぎ合わせ、ボールペン貸して、と言います。
そして一気に同心円状に(円ではなく四角ですが)線を描いていきます。とぎれとぎれの線です。手慣れた手つきです。
同心円状の線が描けたら、ところどころに行き止まりを作って行きます。
それ、テキトーなんじゃないの、ちゃんと迷路になるのかなと思って、試しに辿って行ってみると、うまいこと行き止まりにぶつかり、よけて他の道を選ぶと、うまいこと先へ先へ進んでいくのです。
へえ、迷路ってこうやって作るのか、とこちらが教えられました。
段ボール迷路ワークショップ、散々やってきてるのに何を今さらと思われそうですが、立体で作るとき、最初に平面で設計して始める子はほとんどいないのです。H君だって先月、箱を作って迷路を作ったときは、最初に設計したりはせず、パーツを貼りながら考えて行きました。平面素材に向かう時と、立体素材に向かう時、みな自然に頭が切り替わっているのかもしれないなあ、と思いました。
H君は、普段も自由帳にたくさん、迷路を描いているんだそうです。なるほど慣れてるわけだ。フェルトペンなどではなくボールペンがいいのは、その方が細い道が描けるからだそうです。
そして一気に最後まで描き上げました。
いくつか失敗した箇所は、クラフト紙を切って貼って通れるようにしました。
これに割り箸とか貼って立体に仕上げるのかなと思ったら(割り箸を近くに出していたので)、これはこれで完成!だそうです。やっぱり平面→立体、という手順ではないんですね。これはこれで完結。
おうちの方からすると、「いつも作ってるやつ」なのかもなんですが、H君はこんな風に迷路が好きなんだ!ということが、良ーく伝わってきたので、とても嬉しく面白かったです^^。
このブログをお読みの方も、ぜひ一度迷路を辿ってみて下さい!
迷路が完成すると今度はストローを取り出しました。
実はストロー、H君お気に入りの素材です。
なぜかH君は静電気が強くて、ストローを手に吸い付かせることができるのです(笑)
でも今日は静電気遊びではなく、「トンカチ」を作るんだと言う。
曲がるストローの曲がるところを活かして、どんどん作って行きます。
持ち手には割り箸を差し込み、強度を上げて行きます。
強度を追及して行ったら、こんな出来上がりになりました。
なんか、こうして見ると高速道路みたい、と言います。面白い発想。(インターのところとかのイメージですね。しかも首都高みたいな複雑なやつ)
上から見るとこんな感じです。
この後はまた、我が家の息子とピタゴラスイッチ的なものを作って遊んでいきました。
(息子の学童でも、長期に渡る大作ピタゴラ装置が作られています。ピタゴラスイッチ、大人もワクワクしますよね。)
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6月のアトリエレポートPART4〜キラキラドームとハート作り
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
今月二回目の、年中のNちゃんは、前回キラキラなものを満喫していたので、次はキラキラのスノードーム作る?と声かけしていたのでした。その時は、ピンと来てないかな?という気もしたのですが、二回目に来たこの日はすっかり「キラキラの瓶つくる♪」とノリノリで登場。
スノードームというと季節外れですが、入れるモチーフを変えれば、キラキラして楽しい夏のアイテムにもなります。
スノードームは、FUNFUNを始めた最初の頃にやったことがあり、たくさんのお子さんが参加してくれました。今回もその時と同じレシピで作ることにしました。
まずは中に入れるモチーフ作り。カラフルな消しゴム粘土で、今日もたくさんハートを作るNちゃん。
いくつか用意した中で、選んだのはジャムの瓶。あっという間に満杯です(*^-^*)
でもさらにこねて、色が混ざり合ってグレーになったものもさらに付け足し。
丸めたお団子に筋を一周ぐるりとつけて、
それなあに?と聞くと、
出来たら教えてあげる。これはね、マカロン!(あっという間に教えてくれました(^w^))
で、マカロンも入って瓶の中はぎゅうぎゅうです。
この後、消しゴム粘土は茹でて、固まると完成です。
さて、中に降らせるキラキラの準備です。ラインストーンも色々あるけど、キラキラの折り紙を切って入れたらいいんじゃない?と言うNちゃん。じゃあ、穴あけパンチを使おうか、と提案して、パンチで丸いキラキラをたくさん作りました。
さらに、ラインストーンを、楽しそうに選ぶNちゃん。卵の殻を砕いて作った雪も入れます。あっという間に降らせるものも沢山になりました。吹雪になりそうです...
モチーフも何もかも入れると沢山すぎてわけがわからなくなってしまったので(何しろ水を入れると中のものは膨張して見えます)、
思い切って瓶を二つに分けました。(優しいNちゃんは、他の子の分がなくなっちゃうよ...と心配してくれたのですが。)
ひとつめの瓶には、降らせるキラキラパーツだけを。ふたつめの瓶には、粘土で作ったモチーフを入れて、これはこれでオブジェ?として。
そしてキラキラの方にだけ、水と洗濯のりを入れて... と思ったのですが、Nちゃん、粘土の方にも精製水いれちゃいました。
ま、これもなんだか、ハートのピクルスみたいで可愛いですね(^w^)
キラキラの方は、何から色が抜けたのか、少し水がピンク色になりました。
最後はさらに、キラキラのモールを瓶に巻いたり、フタにジュエリーシールを貼ったり。カワイイと思うものてんこ盛りで、出来上がりました。
こどもの感覚で作っているものに、大人の価値観で「こうした方がいいよ」と口を出さない。うまくいかないと分かっているものでも、どんなふうにうまく行かないのか、実体験することを大切にしようと思っています。でも、「女子」の場合、うっかり「カワイイ」という物さしを共有している気持ちになって、口を出しそうになってしまうものですねf^_^;
危ない危ない。
でも、ただの「カワイイ」だけにはおさまらないところが、やっぱりこどもの作るものの面白さだと思います。好きなものを思いつく限り入れた宝物の小瓶が2つ、出来上がりました。
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