4月のアトリエレポートPART6・土曜日後半編
こんにちは。さいたま市 見沼区 東大宮 の こども 造形 絵画教室 、「こども図工室FUNFUN」 です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
先週の土曜日は二部制に分けて、後半は4歳の女の子と男の子のふたりでした。
入れ替えでバタバタしている間、体験で初めてのHちゃんには「空の写真集」を見てイメージを広げてもらいました。
Hちゃん、画用紙とパレットを前にすると、さっそく赤や肌色などを出して、コーラル系の色を塗り始めました。・・と思うとその上にいきなり黒!でもなんだかスイカやイチゴみたいでかわいい^^
黒に今度は青も混ぜて、身体を乗り出して描いています。
一方、3月から会員のRくんは、この間ブロックで車を作ったのがとってもお気に入り。この日も「ブロックでトラック作りたい」とブロックを出してきていたのですが、Hちゃんの絵の具もすこ〜し気になった様子。
それで、この「色水ボトル」を渡してみると・・「なにこれ?!」と嬉しそう^^
早速「プシュー!」しようとするも、なかなか出ない?!
Hちゃんの方は、スポンジ筆だけでなく平筆も使って勢いよく紺色を広げて行きます。
今度は歯ブラシ。青に赤も混ぜてみることにしました。絵の具の赤と青って、単純に「紫」と呼べる色にはならないですよね。この日のHちゃんのチェックのワンピースの、ちょうど格子が重なった部分のような色ができました。
Rくんはついに「プシュー!」に成功!水鉄砲みたいで面白いんですよね。
R君のこういう時の反応、いつも「なにこれ初めて*o*!ビックリ!楽しい!」みたいな、じつに新鮮なオドロキの表情をしてくれるので、ほんとに嬉しくなります^^。
じゃあスプレーボトルに他の色も入れてみよう〜ということで
色んな色を足して行き、ガシャガシャ振ると、
その度にボトルの中の水の色が変わることに、これまた「うおお!変わった!」と感動するRくん。
Hちゃんの方は、赤と紺でできた茶色のような赤紫のような色に、白を混ぜて、暖かみのあるベージュのような色も広がり・・
Rくんのスプレーボトルもちょっとだけ借りてみたりして、夕焼けと夜空と雨雲が混ざったような(無理矢理f(^^;?!)、こんな画面になりました。
さて、Rくんの混色した色水スプレーは、中でどうも沈殿・分離していたようで、シュッシュしてもしばらくは最初の青。なんでだ?なんでだ?!あれ?!と何度もスプレーしているうちに、やっと混色してできたブルーグレーが出てきて、それをスポンジ筆でも塗り広げてみました。
この後Rくんの方はまた「トラック」に戻って、でもブロックじゃうまく「トラックっぽくならない」ということで、空き箱を組み合わせてトラックを作ったのですが!・・写真を撮り忘れてしまいました(><)!
でも次回は、その車を走らせる「道路」を作ろうねと話しています。大好きな車も増やせたらいいなと思います。^^
そんなこんな、終始、楽しそうな笑顔の4歳のおふたりでした。
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4月のアトリエレポートPART5・土曜日オープンデー前半
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4月から月1回、土曜日もオープンすることに致しました。
先週、初めての土曜日は、さっそく体験のお申し込みのお子さんが数名、さらに、単発参加のお友達もあり、賑やかな日となりました。
前半の時間に来てくれたのは2年生の男の子、5歳と2歳の兄弟、2年生と年中さんの姉妹。
「空の色を絵の具で作ろう」としていたので、できたらウッドデッキで空の下でやるのもいいかなと思っていたのですが、残念ながら雨が降ったりやんだり。
そこで最初は空の写真集などを広げて、色々な空の色を見てもらいました。
それから自由に絵の具を選んでもらい・・
2年生のAくんは最初はどう始めようか考えあぐねている様子。
5歳のTくんの方は早速、牛乳パック・パレットに色々な色を出して、混ぜて楽しんでいます。
Aくんには、この水に絵の具を入れてみて、スプレーしてみたら?とスプレーボトルを渡してみました。
そうしたら、横で見ていた妹ちゃんも一緒に手を出して・・
そこから、スポンジ筆も使って、色が滑り出しました。
2回目参加のMちゃんとCちゃん姉妹は、もう自由に絵の具を楽しんでいます。「空」は最初のキッカケにすぎません。この間、自由に「絵の具」を楽しんだ感触を覚えているので、いろいろな色、いろいろな混ぜ方、いろいろなタッチ、それぞれにどんどん手が進みます。
Tくんは、ずっとパレットで色混ぜを楽しんでいて、パレットの中がすっかりステキな感じになってきて、画用紙の方は真っ白だったので、「この牛乳パックを、画用紙にぺったんしてみたらどうなるかな?」ぺったんしてみると、こんな面白い画面になりました。そこにさらにグレーや白がスポンジ筆で加わって行きました。
2年生のAくんの絵はどんどん進化しています。
オレンジ色の筋が入り、白い雲のようなかたまりがふたつ、淡い青の上にビビッドな青が重なり、上から暗雲のような鈍い濃紺が登場してきました・・
寡黙に描き続けていますが、2年生なのでやはり最初に言われた「空」を意識して選んでいる色なのかもしれません。でも、記号的な太陽や空を描いているわけではありません。刻々と変化して行く過程そのものが、まさに「空」のようです。
最後はオレンジがかき消されて、半分は夜空のようになりました。
5歳のTくんは即興のような勢いで、やはり青い空のような色と雨雲が混在するような画面で、でもなんだか雨上がりのような爽やかな仕上がりとなりました。
女の子たちも即興のような勢いで、1枚目が気が済むと2枚目、今度はマーブルクレヨンや色鉛筆も使ってみたり。お姉ちゃんのMちゃんはいつも「なんだか分かんないけど出来た」と言って見せにきてくれます、なんだか分かんなくていいんだよー。絵の具もクレヨンも色鉛筆も、色やタッチが、踊っているような画面。見ていて楽しくなります。妹のCちゃんも、言葉少ないながら、次はこれを使いたい、という希望はいつもキッパリ言ってくれます。
マーブルクレヨンも使いました。
色鉛筆を持ったら、かわいい女の子を描き始めたCちゃん。
さてTくんは、絵が気が済むと「石もやりたい」と要望を言ってくれたので、みんな「石にお絵描き」もすることになりました。
と言ってもこれから石拾いに行ったら時間がなくなってしまうので、この間拾った石と、我が家の裏にある石の中から選んでもらい・・
クレヨンやポスカやアクリル絵の具で、色んな色をつけました。
石拾いで外にいる子もいれば中で色を塗る子もいて、石を洗っている子もいて、まとまりがつかなくなってしまって申し訳なかったのですが、なんとかそれぞれ「お気に入りの石」が出来上がったようです。
Tくん、 吟味して選んだ丸い石、カラフルに塗り分けました。
女の子たちは写真の前に袋にしまってしまったので、見せて!と言って袋から出したらなんと一緒にだんご虫も登場...(@_@) 女の子でも虫大好きな子多いです。顔がついてる石もありますね。
こちらは、写真がボケてしまいましたが、Aくんが見つけてきたのはたぶん石ではなく、もしかしたら金属の部材が石灰化したような、尖ったもの。丁寧にタワシで洗って色をつけて、レアなものが出来上がりました。
今回、Tくんの2歳の弟くんも参加してくれていたのですが、上のお子さんたちと一緒に制作するのは難しかったようで、みんなのやっていることを見たり、周りを探索したり(石拾いもついてきてくれました)...形は残せませんでしたが、お兄ちゃんお姉ちゃんたちのやっていることが、少しでも刺激になっていたらいいなと思います。
土曜日のご要望率が高そうなので、今後はもっと少人数でクラス分けできるようにしていきたいと思います。
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4月の「英語絵本と手づくり工作の親子サロン」開催報告
今週は18日に、英語教室ラボパーティさんの久保テューターと共催の「絵本と工作のサロン」を開催しました。
新年度になり、今回は1歳8ヶ月のリピーターのTくんと、3歳になりたての初参加のSちゃんの二組で、ゆったりと開催させて頂きました。
久しぶりのTくんは、1歳半ばから2歳に近づいてきて、ますます表情が豊かに(^^)
いつものように手遊びうたから。クッキーを焼いたり、イースターのほかほか十字パンを売りに来たりと、おいしそうなものが登場する手遊びうたです。
そして今月の絵本は、長い人気を誇る「はらぺこあおむし」。
あおむしが、なんでもかんでも食べて大きくなって、さなぎになって、美しい蝶になるお話ですね。ちなみに今週末から、世田谷美術館で、作者のエリックカールの原画展が始まるので、観に行きたいな〜と思っています。
ところで、いつも絵本に絡めた、お話を体感できる工作を考案するわけですが、まだまだ小さいお子さんたち、「形を作る」というよりは、「素材を感じる」ことを大切にしたい。でも、ちょこっとお持ち帰りできるようなものにもしたい、と思っているので、その辺りいつも悩みます。
特に今回は、あおむしがどんどん「食べて」いくので、食べ物が減って行く・・何を作ろう・・ ラボパーティの久保テューターと打ち合わせはしたものの、はっきり思い浮かばず、ちょっと悩んでしまったのですが・・
とりあえずりんごや梨、いちごなど果物をお花紙で作ってみました。作ったと言っても、くしゃくしゃにしたお花紙をダンボールに貼り付けただけです。これを、子どもたちに取って(食べて)行ってもらおうと。
お花紙は手にも柔らかく、かわいい色で、カシャカシャという音が気持ちいい素材です。
準備してみたら、意外といいかも!という感じで(^^)
果物だけのつもりだったけど、出てくる食べ物ぜんぶ作ってみました。
さて、始まってみると、1歳の男の子と3歳の女の子、次々色紙を取って(食べて)行ってくれます。特に女の子は3歳なので、ちゃんとお話に合わせて、ソーセージはこれ?こっち?と確認しながら取って行きます。食いしん坊です(笑)。男の子は小食です(笑)。なので喧嘩にはなりませんでした(^^)
そもそも今回はふたりなので、食べ放題(笑)!
ご覧の通り、ふたりのあおむしに食い尽くされました(^^)!
お腹いっぱいになったあおむしさん(袋をお腹にいれています^^)
さなぎになって・・・(毛布の中に隠れて)!
飛び出して・・蝶が生まれました!
さっき食べたお花紙たちも、ビニール袋を閉じて真ん中をきゅっとさせて、あおむしをくっつけたら・・チョウチョになったよ!
お話の後、時間に余裕があったので、「ハンプティダンプティ」の手遊びうたを楽しんで、最後はテューターにご用意して戴いたほんとの十字パンを頂いて、イースター気分のティータイム♪・・そしてお開きとなりました(^^)。
初めてで言葉数の少なかったSちゃんも、最後はこんなふうに積み木で遊んだり・・
楽しい時間になっていたら良いなと思います。
来月も5/16(火)10:30〜開催予定しておりますので、ご興味のある方はぜひ、遊びにいらして下さいね!場所は同じく東大宮の鳥海建工さんの「すまいのショールーム」です。
絵本は「今日はみんなでくまがりだ」です!
お申し込み、お待ちしております(^^)
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4月のアトリエレポートPART4「空き箱工作」
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先日、石にお絵描きの予定でいた2年生のH君がアトリエに来た日は、残念ながら大雨でした。
この間みんなで拾った石がいっぱい残ってはいるけれど、やっぱり石は拾うところからやりたいんだけどな・・と思っていると、
H君もやっぱりそう思いながら来たようで、「今日は石拾いにいけないから、何する??」と言ってきました。
「何がいいかなあ。この間やった空き箱工作、楽しかったよね。あれ、またやろう!」と言いだしました。この間の空き箱工作の日は、初めての体験教室の日で、ちょっとぎこちない様子だったかなあと思っていたのですが、楽しかったんだ!良かった!^^
そこで、早速空き箱やらテープやら、材料を揃え直して始まり始まり!
前回、最初は何を作るか色々思いあぐねていたH君でしたが、今回は、いくつかの箱を見て、箱に輪ゴムをひっかけてポロン、ポロンとはじいたりして、すぐに思いついたようです。
早速ギター作りが始まりました。思いついたら早いです!
そうして我が家の息子と私と3人で、おしゃべりしながら作っていると、今度は「ピタゴラスイッチ」の話になり、「ピタゴラスイッチ?!大好き!つくろう!」という話に。
ギターは途中にして、ふたりでピタゴラスイッチの合作が始まりました。
そこで今度はトイレットペーパーやラップの芯が大活躍です。
ちなみに息子は、いつも学童クラブで巨大ピタゴラスイッチ(というかビー玉転がし?)をみんなで作っているので、まかしとき〜という感じで、こちらもすごい勢い(スピード)。
そのうちH君は自分の途中のギターを思い出して戻り、カラーガムテープやビニールテープでキレイに仕上げ始めました。ガムテープは手で切れるよ、と教えても、「はさみの方がキレイに切れる」と言って丁寧に切っています。
ガムテープを貼っているうちに思いついたようで、トップの部分がなんとピアノになりました。赤と緑の、音の出ないピアノ、斬新です。ちゃんと座る席も?!小箱で作ってあるのです。
この、ギターとピアノが一緒になってる、というアイディアに楽しくなったH君は、今度は他にも何かつけたいなと、どんどんアイディアが広がり出しました。
丸い缶を見つけて、最初は缶の中にスズか何かを入れたいということだったのですが、入れてみたら、缶とぶつかって賑やかすぎる音になるので「ギターのじゃまになる、もっと小さい音がいい」と言います。こういうこだわり、いいなーと思います。それで結局、スズはスズだけで軸にテープでつけて、缶の部分は太鼓にして、割り箸で叩くことにしました。
割り箸のバチを入れておく部分も、ちゃんとストローでつけてあります。
1つで何役もこなせる楽器の出来上がり!
うちにあったマイクも持って、すっかりミュージシャンです!
途中から息子だけで作っていたピタゴラ装置の方は、何故か最後は割り箸を通して
遊んでいましたf(^^; 途中、筒が途切れているところも、ちゃんとジャンプして最後まで行くところがポイントらしいです。
Hくん、最後はいつも黒板にメッセージを書いて行ってくれます。
これが結構嬉しいです^^
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4月のアトリエレポートPART3「車のおもちゃ」
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さて、昨日のブログに登場していた年中のRくんですが、
2年生のお兄ちゃんたちが石をペイントしているのを見るも、あまりそれにはそそられないようで、先月ブロックで作っていったバスに夢中・・
部屋の隅にあったおもちゃの名前が「ルービック・キューブ」だと聞いて、「キューブ?ニッサンみたいだ」と言うくらいですから、車が好きなんですね(^^)
そこで、今回はお兄ちゃんたちとは別メニューで、
以前牛乳パックで作った車のおもちゃを見せてみました。
大喜びのRくん(^^)
これをイチから作るのはなかなか難しいので、
このおもちゃを一旦解体して、組み立てを一緒にやりました。
ストローに竹ひごを通して車軸にしていて、ボトルキャップをタイヤにしているのですが、一度竹ひごを抜いてしまうと、もう一度通して、キャップにも通して、抜けないようにするのが結構むずかしい。
それに、この車軸が曲がらないようにつけるのも結構むずかしいのです。
難易度高いものの、やはり好きなものなので、一生懸命竹ひごをハサミで切るのにチャレンジしたり、テープを貼ったりするRくん。
そして、どうしてもタイヤが斜めに傾いてしまうのが気になるようです・・
走りづらいですからね。ちゃんとこだわります。でも難しいf(^^;
なんとか走れる体裁ができたら、今度は水色のマスキングテープで窓を貼りました。
こちらもまっすぐ貼るのがなかなか難しい。でも、ちゃんとまっすぐ貼りたいR君です。がんばりました。
出来上がったら、走らせる、走らせる。
車を走らせているときの男の子の姿勢って、可愛いですよね〜^^!
ひたすら這いつくばっています。
今回は出来ているのを解体して、途中からの制作でしたが、遊びながら、
なんとなく仕組みや作り方のイメージが持てるようになったら、いいなあと思います。
やはり、自分が好きなものへの愛は、いちばんのパワーです^^!
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4月のアトリエレポートPART2「石を拾って」
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4月のアトリエ、先日は、二年生の男の子たちと、石を拾って制作しました。
近所の公園に思いのほか石がなかったので、どうしようかと思っていたところ、自分たちの学童クラブの近くの公園にたくさんあるよ!と。さすが、こういうことは子どもの方がよく知っています。
それにしても...なにやらすごく大きい石や、かと思えばすごい小さい石も拾ってたり。。。 石拾いにもやはり個性が見える。
拾った石を重い重いと言いながらアトリエまで持ち帰り、バケツに水をはって洗うことにしました。
すると、水に石を入れるとアブクが出るんですね!なぜなんでしょう?石の中に空気が?大人の私も面白いと思いましたが、子どもたちは当然大盛り上がり!ポチャンポチャンとやっては、大喜びです。
後から来た年中さんのR君も、「うわぁ!うわぁ!」といっしょに大はしゃぎ。
このまま水遊びで終わってしまうか...という勢いでしたが、だんだん石からアブクも出なくなり、やっと石を拭いてドライヤーで乾かして、色つけしようとなりました。
クレヨン、ポスカ、アクリル絵の具と用意していて、みんな手軽なポスカとかに行くかなあ~と思いきや、アクリル絵の具に手を伸ばしました。
「乾いたら耐水性になる」と聞いて、俄然イイと思ったようです。
4月から二年生になったふたり。
絵の具を使うことにしたといっても使い方、選ぶ色はさまざまです。
S君は、赤や緑、イエローなど、鮮やかな色。茶色だけはドーナツ型に絞りだし?!それらを原色のままに、カラーブロックに分けて丁寧に塗り始めました。国旗のようにカラフルでポップな感じです。
O君は、青や紺、そこに足した赤も全部混色して、深海のような色を作っていました。
拾ってきた石も大きくてゴツゴツしたものばかりなので、岩壁の海を思わせます。
アクリル絵の具をシャビシャビに水で薄く溶いて使ったりしていたので、石に染み込んで、塗った色なのかがわかりづらい、川底の石のようなシブイものもf^_^;
いつも、絵の具でお絵かきの時はスポンジ筆を使うことが多いので今回も一応出していたのですが、今回は二人とも筆を選びました。石に塗るなら、刷毛のようなものの方がいいと、無意識に思ったのかなと思います。
ちなみにうちの息子はこの日はスタッフになりきりf^_^;、石をドライヤーで順々に乾かしてくれたり、塗った石を乾かすための台をワイヤーで作ったりしておりましたf^_^;。
写真の奥に写っている、石を乗せているワイヤーを編んだようなもの、分かりますでしょうか^^?
(今回はぼけた写真ばかりで申し訳ありません・・><)
後から来た年中のR君は、ポチャンポチャンの後は石の気分にならなかったので、紙工作で車を作りました。なのでこちらは別にレポートを書きたいと思うのですが、二年生の二人もそれにつられて、最後はそれぞれ紙工作もして帰りました。
その作品がこちら
ママたちが迎えに来てからの即興ですから、男の子ってほんとに勢いがいいです。
石にお絵かきはやはり拾うところから始めたいですね。自分のお気に入りの石を見つけるところから。それに洗って乾かしたりするので時間も長めに必要かも。
....と、反省点だらけの回でしたが...
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4月のアトリエレポートPART1「空の色を絵の具で・・」
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
4月のアトリエ、先日は「空の色を絵の具でつくろう」を行ないました。
会員さんになって1年になるHくん。
この4月から年長さんになりました。
最初に来た頃は、「ぼく、絵は描けないんだよ」なんていう発言もあったH君ですが、最近はすっかり「絵の具を混ぜる」のが楽しくなったようです(^^)
今回は初めて「空の色」というテーマを授けて、空の写真集なども用意してみたのですが、H君はまず「空」という言葉からのイメージで・・赤を出し、お日さまらしきものを描き始めました・・
それから、赤に青を混ぜてできた紫でするするっと描き・・
それから、黄色を混ぜてパレットは茶色っぽくなってゆき・・
「この色(紫)と、この色(茶色)が戦っている。この色は、レベル1」
スポンジ筆で自由に描いた線が、人か、なにかに見えるのか、何やら設定が始まりました。
それから、スキージ(へら)用にと出していたダンボールを、べたっと絵の具に平らにつけて、そのまま、画面の周りに滑らせ始めました。
「へら」用に、というのもこちらの思い込みなわけで、何をどう使うかは、その子次第です。
最初はべったりくっついていた青の絵の具は、だんだんかすれて、独特の跡をつけ始めました。
それを何周も何周も繰り返し・・こんどは先程の茶色のように濁った色もつけたり、その色で手形をつけたり。
そしてこの濁った茶色と、紫は、まだ、戦っているようです(^^)
太陽は、エネルギーがたくさんあるので、負けることはないそうです。
色が、筆跡が、擬人化されています。
画面が埋まって、気が済むと、今度は2枚目に突入しました。
2枚目では、なんとこのダンボールをバケツの水に浸してしまい、バケツの色水を使って描き始めました。
バケツで発生していた色は、赤紫のような色。
そのうちふにゃふにゃになったダンボールを2枚使い始め、両手で楽器を演奏するように軽やかな動きで描き続けます。
そこに、こちらも新しくしたパレット(牛乳パックを使っています)に赤を出し、
色を追加、色水のしずくをドロッピング。
すっかり雑巾のようになったダンボールを、紙の上にぐるぐる滑らせて、気持ち良さそうです。
それからとうとう黒・・ここまで画面がとてもおもしろく美しいので、ついつい「少しだけね」と声かけしてしまいます・・ 今度は歯ブラシで、これもまるで楽器を叩いているように軽やかに、とん、とん、とんとリズミカルに。
ここでも、擬人化された色たち、赤と黒は、戦っているようです。
でもそのうちに、混ざって、仲間になったりします。
おもしろいですね!・・現実世界の戦いも、そんなふうになればいいのに、なんて世界平和に思いを馳せてしまいます(*^^*)
H君のお絵描きは、こうして擬人化された色たちの、お話が進行して行くように進むのです。だから、こうしてブログでも、完成形(最終形)をお見せするより、過程をお見せしたくなります。
こうして2枚、気が済むまで描くと、「手ェ洗う」となり終了となりました。
「出来上がり」というより「気が済んだ」と見えるかもしれません。
でも、その最終形もまた、偶然出来た色、鮮やかな配色、渋い配色、水をたっぷり含んだにじんだ色、ダンボールでこすったくっきりした色、見ていて面白いなあ、と思います。構図、という意識はもちろんないでしょうが、画面全体を使い切っているのも、存分にやったな、という感じがして、いいなあと思います。
「空の写真集」の中にある、色々な色の空の写真を見せて、この色に似てるね〜、などというお話もしましたが、空はあくまでとっかかりで、自由に、色を混ぜること、絵の具の濃度をさまざまにすること、いろいろな道具で描いてみること、そこから発見することや、お話をつくってみること、を「楽しい!」と思ってもらえたら、いちばんだと思っています。
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