7月のアトリエレポートPART4〜和紙にお絵描き、からの
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
先週、和紙にお絵描きに参加してくれたのは、二年生のC君。
このお絵描きは、いつもとは違う、窓に向かって立った姿勢で描くこと、それからスプレーやローラーやハケなど、普段の四つ切り画用紙サイズでは思いっきり出来ないような、道具を使うことを楽しんでもらえたらなと思っています。
ですがC君は、具体的な何か、を描きたいと思っていたようで。まず最初に、茶色がいい、と言ったのですが、アトリエでは最近三原色を重点的に揃えているので、茶色が足りず。
黒や赤や、色々混ぜてイメージの色を目指します。
できた茶色で、横にすーっと。
しかし垂れて流れてくるのはヤなんだ、と言い、スプレーはずっと下の方でシュッシュします。
今度は青もスプレー。
そこから、先月の工作で使ったターコイズを思い出し、あの色はないの、と言います。でも、先月使ったターコイズディープはアクリル絵の具だったので(アクリル絵の具の色名は、水彩の子ども向きの色名とは違いますが、子どもは案外すぐ覚えるものですね)、今日は水彩しか使えないんだ、と言うと、これまた色作りが始まりました。意志を持って自分の目指す色を作る挑戦、大事にしたいと思います。
できたターコイズディープを使って、今度はローラーですっすっと。
こんな仕上がりになりました。
さて、もともと具体的なものを描きたかったらしいC君、このザックリした道具たちを使うのは、この辺で気が済んでしまった模様。ふと、アトリエの棚の液体ねんどに目を止め、これで工作したいと始まりました。
液体ねんど、知ってるの、と聞くと、使うのは初めてのようでしたが、こんなふうに木と木を付けるのに使いたいと考えたようです。
ボンドじゃだめ?と聞いてみると、どうもレンガをモルタルで積むイメージらしいのです。
家でも、そんなふうに 、レンガを積んで何やら作っているんだと言うのです!
そのうち、こーんな形の道具はないかと、ジェスチャーを交えて聞いてくるので、コテのようなものを出して見せると、それそれ、と早速使い始めました。道具をよく知っていてびっくりです。まるで左官屋さんみたいですね。
柱を立てて
黒い板で外壁もつけました。
続きはまた今度。壊れないようにとっておいてね。と言ってこの日は帰りました。まだまだ壮大な構想があるようです。
どんなものが出来るのか楽しみですね。
和紙にお絵描きもそれなりに楽しんでくれたようだけど、アトリエの中で自分で興味のあるもの、作りたいものを見つけていく力、大切にしていきたいと思いました。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
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