じゃばら絵本づくり レポPART1
こんにちは。さいたま市見沼区東大宮の、こども図工室FUNFUNです。
ブログにアクセス頂きありがとうございます。
10月のおうちアトリエメニューは「じゃばら絵本」。
じゃばらになった画用紙と、いろいろな画材を用意して、あとはお好きに!!
どうなるやら全く未知の世界です。
1年生のSくん、まずは最初のページにおもむろに鉛筆でおばけのようなものを描きました。
それから、水彩絵の具、色鉛筆、クレヨン、カラーペン、などなど用意した中から、
選んだのは、以前アトリエで作った「マーブルクレヨン」。
S君はその時いなかったので、「これどうやって作ったの?」と興味津々です。
一方方向に塗ってみたり、ぐちゃぐちゃに塗ってみたり、全部並べて同時にこすってみたりと、1ページずついろんなやり方でどんどん試してみました。
躊躇なくどんどん描いて行く様子が気持ちいいです。
それから、ちょっと変わり種の、透明クレヨンや、細いミックスカラークレヨンも試してみていました。
クレヨンの太さでタッチもさまざま、マーブルクレヨンやミックスクレヨンはひとつから色々な色が出てくるし、透明クレヨンは下の色が透けて見えるので、微妙な色の重なり具合がきれいな画面ができました。
一方、我が家の息子(3年生)は、鉛筆を使ってお話を描き始めたようです。
ネコのような、人間のような主人公が、なにやらロケットを作っているようです。
ねこ人間!!
触発されてSくんの画面にもロケットが登場。
そして最後のページには謎の言葉「おままよ」・・・?!
即興のような勢いで、Sくんの1冊の本が出来上がりました。
おばけが・・
水の中に向かってビームして・・・
溶けちゃって・・・
ロケットが出てきて・・・
おままよ〜!
ウ〜ン。もしかしたらもうちょっと違う話だったかもしれない。違ったらごめんSくん。。
今度来たときまたもう一度聞いてみよう。。
お母さんに伺ったところ、Sくんは家でも、人形などを使って、いつも色々なお話を展開させているそうです。もっと突っ込んで色々聞いてみたら、どんどん違うお話も生まれてきそう。
そして作った作品はいつもとても大事にしていると聞いて、とても嬉しく思いました。この絵本も、大事なお気に入りとして、また想像を膨らませてくれたらと思います。
息子の方は、牛乳パックのようなかたちのロケットが出来上がって、
飛んで行きました。ロボットが飛んで行く話が彼は好きです。
写真だとグレーに見えますが、シルバーのクレヨンで塗っています。
FUNFUNの時間が終わった後、後日、表紙と裏表紙も描き足していました。
ロケットは墜落しちゃったみたいですがf(^^; パラシュートで中の人は助かったようです。よかったよかった(^^)
さて、Sくんの方は絵本が出来上がったら自分もこのクレヨンを作りたい!
ということで、作り始めました。マーブルクレヨン作りはいつも人気です。
Sくんのこだわりはシリコン型を反対にひっくり返して使うことで、
底の面をぽこっと丸くするんだ!ということ。イメージ通り、こんな形に出来上がりました!
補足ですが、今回、クレヨンを用意しておいたくせに「フィクサチーフ」を用意するのを忘れていました。フィクサチーフとは、クレヨン定着材で、絵にスプレーするとクレヨンが手に移ったり他の紙に移るのを押さえることができます。絵本なのにフィクサチーフが無い!と焦って色々調べたところ、なんとオーブンペーパーを乗せてアイロンをかけると定着するという情報をゲット。試してみると、透明クレヨン以外は定着してくれたようです!フィクサチーフは画材屋さんに行かないと手に入らないので、この方法、オススメです(^^)
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