動力を使って〜1月のアトリエレポート⑧
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスして下さりありがとうございます。
2月も終わりに近づきましたが、1月のアトリエレポート、こちらでようやく最後のアップになります。
乗り物が大好きで、ここのところ電車をどんどん増やしている二年生は、作りたいものがはっきりしているので、自由に制作してもらっています。
グリーン車と普通車両にどんな違いが?と素人はとっさに浮かびませんでしたが、乗り場が上下に分かれているので窓が2段になっているんですね。そしてグリーン車のマーク。なるほど。。
合計7車両になりました。長い!
そしてこれ、モーターがついているので、走ります!!
こうして1人、集中して好きなものを作っている子がいると、とても魅力的に見えるようで、それより前の時間から来て他のものを作っていた年長さんも、ボクも車が作りたい、となります。
牛乳パックを画用紙でくるみ、車軸をストローに通してタイヤをつける、その仕組みは見よう見まねでマスターしながらも、デザインは全く違います。
ポスカで塗った、線のタッチがスピード感を感じさせて、なんだかレーシングカー気分です。
さらに後から来た二年生も、モーター付きのものをまたやりたくなって、しばらくモーターボックスのようなものを作ろうとしていましたが、、
やっぱり車を作ることに。
でもこの日は、モーターの動力をタイヤに伝える、プーリーという部品のちょうどいいサイズのものがありませんでした。
そうしたら。なんとも荒技!!回転しているモーターの軸を直接タイヤにぶつけて、無理やりタイヤを回すことに成功しました!!
裏面を見るとこんな感じ
ただし、ものすごい轟音がします!
でもそれも、「鉄橋を渡る時の音だ!!」と言って喜ぶこどもたち。
(インスタに動画アップしています)
https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
もうひとりの年長さんも初めて見るモーターにくぎ付け。二年生がレクチャーしてくれましたが、分かったかな?!(写真はグルーガンの説明をしてたところですが^^;)
とりあえずこの日はモーターにプロペラを付けて大喜びで持って帰りました。
さらに、やはり二年生が以前作って放置していた舟を改良して、剣を作成!!
ちなみに荒技カーを作った男の子は、年末の頃はエスカレーターの仕組みを熱心に考えて作っていました。
斜面のある箱を家で作って来たので、上下に2つ、ペットボトルキャップで作ったプーリーを竹ヒゴに通して刺し、そこに太幅の輪ゴムをかけました。
斜面に穴を開けて輪ゴムを外に出し、竹ヒゴを回すと輪ゴムが回ってエスカレーターの土台のように動きます。
これをモーターで動かす...ところまでは行かなかったのですが、仕組みはしっかりと出来ていました!
男子たちが集まるとこんな感じです。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
「ミックスジャムは見た29」開催のご案内
こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスしてくださりありがとうございます。
今日は講師ナガセの作品展示のご案内です。
今週2月12日から、始まってもう半分過ぎてしまいましたが、茨城県古河市の街角美術館にて、グループ展「ミックスジャムは見た29」に出展しています。
(DMの写真は去年の展示風景です。天井にかかっている布が私の作品で、今はアトリエの玄関にかかっています。)
昨年も同じ内容でブログに書いておりますが、こちらのグループ展は、私の出身高校で美術を学んだOBを中心に毎年開催しているもので、今年で29回になります。
高校のとき、美術教諭だった画家の野沢二郎先生との出会いのお陰で、美術・デザインの道に進むことができました。
他にも同じく、美術やデザインを学んだり、今も制作を続けている先輩後輩たちと、先生と一緒に、毎年この時期に開催しています。
今年も力作が沢山揃いました。
展覧会場の様子はこんな感じです。
絵画、写真、書、テキスタイルと様々な作品が並びました。
私の出展作品はテキスタイル(布地)に、オリジナルデザインの柄をシルクスクリーンでプリントしたものです。プリントした生地で作ったワンピースやスカート、ストールなども展示しています。
これらは、ここ3年ほど通わせて頂いている、八王子の染工場で制作したものです。
工場ではいつも、プリントのための色糊を調色します。いつも、アトリエに来る子どもたちの色水遊びみたいだなあ、と思っています。僅かな量の違いで色が変わります。なかなか思う色になりません。
制作風景はこんな感じです。毎回、その後お米を研ぎたくなくなるくらい手が汚れます。
他にも、息子と合作でこんなミニミニ作品も出しています。
自分自身制作を続けることで、アトリエの子どもたちが感じている作る楽しみ、試行錯誤などを、同じ土俵で感じていられたらと思っています。
展覧会のご案内はこちら↓
「Mixjamは見た29」展
2018年2月12日(月)~2月18日(日)
9:00~17:00(18日は15:00まで)
18日13:30より出品者によるギャラリートーク開催。
@茨城県古河街角美術館(JR宇都宮線古河駅より徒歩10分)
古河市中央町2−6−60 tel:0280-22-5911
FBページ: https://www.facebook.com/Mixjamhamita/
古河は上野から約60分、大宮から約35分くらいです。
ぜひ、足を伸ばしてご高覧頂けたら幸いです。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
体験教室のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/blank-cfvg
さいたま市見沼区東大宮の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
雪遊び〜1月のアトリエレポート⑦
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスして下さりありがとうございます。
徐々に季節は三寒四温という感じになってきて、冬も終わりに近づいているのが感じられるようになってきましたが、関東でも先月の大雪はすごかったですね。
家の前の雪かきは大変でしたが、私も息子と雪だるまを作ったり、公園の誰も歩いていない雪の上を歩いたりして楽しかったです。
道路の雪かきだけで疲労困憊で、小さな庭の雪は積もったままにしていたので、雪の後のアトリエでは、雪x絵の具遊びをしてみました。
雪の日は熱が出ていて遊べなかったという年中のNちゃん。もう大喜びでバケツ一杯の雪に色水をひたすらつぎこみ、それをひっくり返して大きなプリン?!お山?!を作って満面の笑み。
とにかくいつも大胆なNちゃんなので、もっともっと雪が欲しいと言い、ひたすら大量の雪を染め、形作っては壊し、
紫色の雪だるまも一緒に作りました。
やみくもに色水を注いでいるように見えますが、紫が大好きで、赤と青しか使っていません。七五三のドレスも紫だったんだ、と話してくれました。
青いカラメルソースのプリンもできたりしてました?!
こちらは年長のH君。透明カップに入れた雪に色水を注ぎ、また雪をのせてまた注ぎ、きれいなグラデーションを作っています。
なんか美味しそうな南国ムードのものが出来上がりました!(雪なのに!)
こんなかき氷のパフェみたいなのがあったら素敵。
こちらは豆腐パックに詰めた雪をひっくり返して出したもの。なんだかスポンジみたい?!
体験で初めて来てくれたKちゃんは、色水を雪にかけずにバットに出して、それがすごく気になるようです。確かに不思議な空のような景色です。
そして雪にかけた色はこんな可愛い色合い。
また色水に戻りひたすら色々な色を作り出し・・
出来たものの上にラメテープをかけるという不思議な技を??
なんでしょう、「これは自分の」という印?!そしてこれは他の子にも伝染して流行ってました。
同じく雪よりは色水にはまり、しばらく色水作りをしていた年中のFちゃん、最後に雪に戻って作り出したのは雪のあんこ玉?!スプーンにすくって出しているのでみんな同じくらいの玉に出来ています。本人はあんこ玉のつもりではなかったのでしょうが、なんだか薄皮で包んであげたい気分になってしまいました。
作った色水に「テープをかける」と同時に流行っていたのは「モールを乗せる」(?)
年長のHくんの美味しそうなカップの上にもなぜかモールが。
H君はこの後さらに注射器を使って色水を雪に注入したり、最後は絵の具を直接チューブから出して、かなり濃い色の雪の玉も作ってました。
こちらは2月の始めにもまだ少し残っていた雪、集められるだけ集めて、たらいの中で色水かけ祭り?!年長さんのS君と、体験で初めて来て少し緊張気味だったC君やKちゃんも一緒に楽しくなって
色水かけすぎて雪が溶けてみんな色水になってしまうくらい、とにかくヒートアップしてかけまくり〜〜
本当に大変な大雪でしたから、めったに出来ないことで、大騒ぎのアクション、アクションの連続でしたが、その中で時々ハッとするような綺麗な景色が見られたりして楽しかったです。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
「長いもの」小学生編〜1月のアトリエレポート⑥
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスして下さりありがとうございます。
今回は、1月のテーマ「長い」材料を使った工作、小学生編です。
二年生のS君、ガチャ玉を金色のテープで包んだものを、ラップ芯に乗せた不思議なオブジェを作りました。浅草のアサヒビールのビルを思わせる?!
続いてポテチの筒缶になにやら紐などを貼り付け
どういうことか分からないけど、とにかく手にはめて戦う武器らしいです?!
武器と言えば得意の弓矢をあっという間に作るO君。竹ヒゴと見れば即、弓矢です!歴史ものや戦国武将が好きなんだそうです。なるほど。
画用紙でこんな細かい細工もしています。よくこのバランスでボンドだけで付くなあ...
頭にかぶってみたり
でもしっかり飛ぶし刺さるのです!アブナイ!
最後はとにかく竹ヒゴを沢山筒に詰めて、なんだかおみくじのようになってました。ほんとに竹ヒゴ好きだなあ〜〜
別な日、こちらは最初二年生のK君が作った、ポケモンバトルフィールド。ストローの足の上に乗った透明ケースがバトル場です。
しかしすぐに別なものに興味が移ったK君から、それもらっていい?と言って引き継いだ友だちのY君。
卵カップや、他のトレイを使って、二階建てにしようか、どうバージョンアップしようかと、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を続け...
結局、くっつけてみたものをどんどん外して、トレイとストローだけのシンプルな形に!これだと、ほら、フワッて浮くんだよ!と放るY君。
ストローだけで、こんなふうに立つんだよ、とK君に見せています。仲良しのK君が次々と作品を量産している横でずっとこのバトル場のことを考え続けていたY君、対照的な姿が印象的でした。
別な日、やはり二年生のH君、まずはストローを重ねて吹き矢を作ってみたり
(このストローはみんな重ねて通したくなるらしい)
次はトイレット芯で、球がポンと出るテッポウを。球は新聞紙を丸めたシンプルなものです。丸めたのを止めるのに、セロテープでなくカラーテープはどう?と言ったら、色はどうでもいい、仕組みを作るのが楽しいんだから、と言われました。なるほど。
次はストローを沢山使って..
真ん中のストローで息を吹くと、折り紙風船が浮き上がります。ストロー工作の本を見ながら作ったのですが、ストローの本数を大幅に増やして、自分なりにかなりバージョンアップしてました。
最後に作ったのは、ストローとモールでできたおみくじ!モールの先には超大吉とか色々書いてあります。
H君はいつも量産型というわけではないのですが、この日はたくさん作品が生まれました。
小学生は、材料と対峙して何かストーリーというか、ワールドというか、思いついてそれを具現化していく力があるなあと思います。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
巨大船あらわる。小学生男子ーズ〜1月のアトリエレポート⑤
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスして下さりありがとうございます。
1月のアトリエレポート小学生編です。
1年生のK君は、モールや色々な素材が並んでいるのを見たらまず、以前作った「さかな」を思い出し、ビニール袋に色々な素材を詰め込み、それを閉じて目のシールを貼るんだと言い出しました。以前作ったお気に入りをもう一度作りたい、というの、よくあります。(でも、動く目のシールがなかったので気分ダウン)
その次はストローに手を伸ばしたり、木を釘で打って机?にしたり(意外と釘打ちは怖がって私に任せようとしてました)
・・など色々手を出してはやめたりしているうちに、昨年末のクリスマス会の展示で見た「電車」を思い出し、あれが作りたいと言い出しました。
そして、そこに当の電車の作者、C君登場!
「俺が俺が」の二人、いきなりタイヤの取り合いですf^^;。
こうなるとヒヤヒヤしてしまいますがf^^;、二人とも負けないタチなのは分かってるので、少し様子を見ていました。
するとC君が急に話を変えて「ねえ、クリスマスケーキ美味しかった?」とK君に尋ねてきました。
「ケーキ?」
「ほら、クリスマス会で。作ったじゃん。来てたでしょ?」
「ああ、あのケーキね。マズかった!」
「なあ!マズかったよなあ!」
おいおい。おいしそうに食べてただろうよ。と思わず突っ込み入れましたが、二人ともマズかったマズかったと言って大喜び?!意気投合してます。ヤレヤレ。
でもC君が、喧嘩になりそうだった空気をパッと変えたことにはちょっと驚き関心してしまいました。
そこから二人、電車を作るには牛乳パックだと言い、私が年末年始で整理して、牛乳パックをまとめておいた木箱を見つけるとテンションマックス!!木箱から牛乳パックを全部出し、自分たちが木箱に入って電車ごっこ?!
全部出した牛乳パックを持って雪合戦ならぬ牛乳パック合戦に。テンション上がりすぎてもう大変f^^;
「よ〜し全部使うぞ!全部使って船作るぞ!」って今度は牛乳パックの数の競い合いです。・・って電車の話はどこへ行ったんだか。もうタイヤはいらないのね・・と、虎から服を取り返したチビクロサンボのように、片付けさせて頂きましたf^^;
乗ってもつぶれないよ、ほら。と言って牛乳パックの上に座りながら作業するK君。
ほんとに使いたいだけ使って大きな船が出来上がりました。
K君の方はセロテープで止めているのでかなり安定していないのだけど、とにかく宣言通り数ではC君に負けていません。そしてなぜか沢山竹串が刺してあります・・竹串やワイヤーは1月の材料「長いもの」として出してあったから目に入ったのだろうと思いますが、K君は以前夏に船を造ったときも刺してました。何かをイメージしてるのだと言っていた気がしますが、とにかく好きなんですね。
舳先の部分にはU字に曲げた太いカラーワイヤーが刺さっています。これはC君にならいました。ワイヤー曲げるの頑張ってました。
持ち上げるとこんなサイズです。
そしてなんとさらに、C君は2月に入ってからもう一度この船を持参し、今度は船室を作るんだと始まりました。この日は電車作りもしたかったので、電車作りはC君、船の柱作りは私と分担作業。
柱だけ私が作ると、今度はC君が壁を塞ぎ屋根をつけ、本当に船室が出来上がりました!もはや長さと高さが同じくらいなので、なんだか御神輿のようでもあります。魚釣りができるようわずかなスリット窓もついています。
ほんとに入れる大きさ。1人サイズ秘密基地みたい?!
さらに最後に色紙でマストもつきました。
とにかく溢れ出るパワー全開でした。
子ども同士の影響力ってスゴイ。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
「長いもの」年長さん&3歳さん編〜1月のアトリエレポート④
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスしてくださりありがとうございます。
1月のアトリエレポート、粘土や色水隊に続いて、また「長いもの」のテーマに戻ります。
今回は主に年長さんの作品のご紹介です。
お友達同士で来ていたKちゃんとYちゃんは、太いストローと細いストローを重ねることを思いつき、何本重なるか・・といろいろやってみていました。(タピオカ用のストローというのもあって、極太から極細まで揃えておりました)
重ねるとこんな風に色が変わる!と1色1色発見しては、自分なりの組み合わせを見つけて、中のストローが抜けないようにテープでふたをしました。
こちらは3歳の妹ちゃんと未就園クラスの午前中に来ているHちゃん。
ポテトチップスの筒の底は実は光が透けるということを発見。ふたを重ねたら暗くなる、はずすと明るくなる、を繰り返し。
この日は次から次へと思いついて色々作りました、まずはママへのお手紙を書いてそれを巻物のようにくるっと。
私が試しに作ってみた、網状の毛糸の中に緩衝剤を詰めたものを何やら制作に取り込み
ガムテープ芯にくるっと巻いてみたり
これは、キリン?と言っていましたが、途中で何かに変わっていたような・・
ポテチの筒は自動販売機のようになりました。そうだ、キリンだったストローはジュースサーバーになったのだったような気がします。作りながら話が変わっていくのって面白いです。
他にもタコさんの親子が出来たりモールをたくさんつなげたり
いつもとても集中して作るHちゃんですが、この日はとても量産型でした。
こちらはまた別な日、Mちゃんは「長いもの」と聞いてまずは「三つ編みをしたい、スズランテープある?」と言ってきました。いつも大人しいMちゃんからリクエスト、うれしいです。きゅっきゅっとていねいにきつく三つ編みしてました。幼稚園で流行っているんだそうです。
その後はモールも三つ編み、そしてそれを輪っかにしたものをいくつも。
いつも本当に丁寧に作るMちゃんです。
最後は5つの輪っかをつなげてストローと組み合わせ、可愛いお花が出来上がりました。
さらにストローで不思議なトライアングルモビールも!色合いがキレイ。
こちらは月初めの回では粘土作りをしていたAちゃんですが、2度目の回では「東京タワー作る」と言ってきました。長いもの=高いもの。
キッチンペーパーの芯をひたすらひたすら繋ぎ合わせ・・(これが微妙に直径が違ったりして、同じものを揃えなければならなかったり、テープもあまり簡単な繋ぎ方では外れてしまったり、細かな工夫が必要でした)、繋がったらひたすら赤いペンで塗る!
赤く塗った東京タワー、ここまで高くなりました。
他にもモールでミニミニハンガーを作って、ハンガーを作るちょっとしたコツを発見したり
クマさんを作ったり(最近モールで作るマスコットという手芸キットが出回っているようです。これはそのための太いモールで、説明書もあったのですが見つからず、Aちゃんは自分で考えて作ってました)。
これは違う日でしたがお母さんに指輪を作ってあげたりしてました。モールは女の子に大人気、変幻自在ですね。
また別な日、1月末で節分も近い頃、保育園で鬼のお面かなにかの制作をしてきたらしいE君は、それを思い出しながらギザギザの線と毛糸のコラージュ。
ギザギザの角でペンを止めるたび、そこにインクの溜まりが出来ることを発見したり、毛糸を糊で貼付けるのは案外大変だと分かったり。
そんなこんなしながら、鬼のイメージ?こんな不思議な画面でこちらは完成となりました。
もうすぐ入学を控えた年長さんたちを見ていると、個人差や男女差はありますが、なにがしか「形づくる」という意識を感じます。年中さんより下の子たちにはそれがあんまりはっきりとはなくて、とにかく目の前の素材の変化や、自分のアクションを楽しんでいるという感じ。具象的なもの抽象的なもの、その境界線もあまり無い感じ。その中で時々形になるものがあったり、なかったり。その間を行ったり来たりしながら、みんな少しずつ変わっていくのかな・・
こちらは年長のお姉ちゃんと一緒に来ていた3歳のCちゃんですが、お母さんに協力してもらってポテチの筒にどんどん毛糸やらモールやら緩衝剤やらをくっつけていました。
出来上がったのはこんな感じ、お姉ちゃんは「変!変!」と言ってましたが、この変なバランスがなんとも面白い。
別な日、こちらも3歳(年少)さんのRくん、私が作ってあったストローのモビールに興味をもち、同じようにストローの中にワイヤーを通してトライアングルを沢山作りました。
さらになにやら紐をぐるぐるかけて・・
こんな不思議なモビールの出来上がり!
モビールの他には縄跳びの紐をひたすらカット、カットして、こんな青いマカロニのようなものを作ってました。「長いもの」が「短いもの」になりました^^
次回は小学生編行きます。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
色水隊〜1月のアトリエレポート③
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスしてくださりありがとうございます。
1月は全然ブログ更新が進まないまま、とうとう2月になってしまいました。。すみません。
前回のアトリエレポートでは、粘土作品をまとめてアップしましたが、今回はいつもながら色水〜スライム作りに従事した子どもたちのレポートです。
月1〜2回のクラスで、毎回色水ばかりじゃないかと、保護者の皆様思われているのでは・・大人としては、色んな体験をしてほしい、とつい思ってしまうけれど・・と思うのですが、とにかく色水の魔力は強いようで、子どもによっては他にはまるで興味を向けずそればかり。他に興味はないということはない子でも、シメ(鍋じゃないですけど)はやっぱりスライムだったり。初顔合わせの面々が、色水とスライムで仲良くなる時もあるし、或いは以前お兄ちゃんが作ってきたのが羨ましくて、単発参加で来てくれた妹ちゃんもいたりして。
色水もスライムも形に残すものではないですが、形に残す=表現すること以前に、思いきり感じて、発見してという体験を、ため込んでいる時期なのかなと。それぞれ、毎回同じことをしているようでいて、やっぱり選ぶ色とか個性を感じます。色の変化や触感の変化に、その都度ごとに感動しています。
逆に考えれば月に1度か2度のこと。それだけ魅力的ならば、もうとことん、飽きるまでやってもらうしかない。
先月から入会してくれた年少のSくん、もうとにかく色水のことだけ考えてアトリエに来ています。表情が真剣すぎます。ろうとにホースをつなげてみたり
できた色水をみんなにジュースのようにふるまったり(色水しか見えていないようなその視線の先に、周りの子どもたちが写っていたんだな、と感心させられます)
このあと、一緒に参加していたAちゃんが絵の具と飾り砂を混ぜているのをみて、砂を色水に混ぜたり、ラインストーンを混ぜたり、とにかく思いついたことは全部やりたいS君です。(この瓶で混ぜていたのは一緒にいたS君だったかな・・)
一緒に参加していた年中のIくんも、ストローや竹串の工作に気がすむとスライムに参戦
いつも可愛いことを思いつく年長のAちゃんは、製氷皿にビーズと一緒にスライムを入れました。それを真似して他の子も。製氷皿は以前氷絵の具を作ったので色が残っていたりします。
二週間後、製氷皿から取り出したらこんなのが出来ました!
乾いて縮んで、なんだかカラフルなキクラゲみたい?!
ビーズ入りの方はまだプニプニしていてこんな感じでした。
・・いつもながらのスライムも時々こうしてあらたな開発に向かったりします。
別な日、ストローとモールで工作していた年長の女子ふたりと、アトリエに来たもののなかなかやりたいことを見つけられず遊んでいた年中のRくん。やっぱりここは色水かなと出してみれば、3人とも一気にひとつの机に集まって、色水バーティが始まりました。
できた色水に1つずつジュースの名前をつけるYちゃん。
そのうち紙(1月は「長い」がテーマだったので、書き初め用の半紙を)を出してあげたら、それぞれローラーでお絵かきが始まりました。
勢いの良い姿勢で、いろんな色をつけたローラーを使って、絶妙なグラデーションを作り出すKちゃん。
足形を始めるYちゃん。
ちょっとだけローラーをやったら、その後はバケツでローラーをきれいに洗うことに執心するRくん。(驚くほどきれいになりました)
何気にそれぞれ違う方向に行きつつも、集中・・
そしてここでも最後はスライムなのでした。(作った色水を形に残したいと始まりました)
また別な日、こちらは単発参加でお兄ちゃんと一緒に来てくれた年長のUちゃんです。お兄ちゃんたちは長いものを使った工作をしていましたが、Uちゃんは以前お兄ちゃんが作ったスライムがとにかくやりたくて、始まりました。
そしてこの日は逆にスライムから絵の具遊び、色水作りになり、パレットの上でひたすら色を混ぜて混色で出来た色を観察したり、
ちょっとだけ紙にも描いてみたり、
筆洗いのバケツの色水が変わっていくのを観察したり。
カップの底の溶けきらない絵の具を発見したり。
最後はスライムをお皿やトレイに乗せて、棒をつけてフライパンのようにして、ビー玉乗せて、食べものごっこをしていました。
とにかく貪欲に、次から次へとやりたいことが浮かんで来て忙しいUちゃんでした。
ネタをためこんでいたせいで長くなりました。とにかくこんな様子で子どもたちは日々あらたな発見をしています。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com