8月のアトリエレポートPART1〜氷絵の具からの、4人それぞれ
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
夏休みも残すところあとわずかとなりました。。やっと、ようやく8月のアトリエレポートを少しずつアップして行けそうです。
8月の制作メニューのひとつは「氷絵の具」でした。
製氷皿で、絵の具を溶いた水を凍らせたものを使います。
どんなふうに使うかは、全くの自由です。
最初の日は、年少さん〜2年生の、四人の子どもたちが参加してくれました。
年齢層も幅広く、初めてのお子さんもいたので、6月にも来てもらった、たまえ先生にもアシストで来て頂きました^^
人数が多いと、氷絵の具が減るのも、溶けるのも早いですf^^;
年中さんのHちゃんは、なんとなく色面を分けて絵の具を広げて行きます・・
この日初めての、年少さんのMちゃんは、ひとつの水たまりの中にいろんな色を混ぜて行きます・・
年中さんのIくんは、絶妙に混じり合ったりとどまったりしている色の水たまりの形が、「おさかなみたい!」と言います、ほんと、おさかなみたい!
お魚のまわりにさらに水を描き始めました・・
2年生のCくんは、「濡れるのやだ!」と言って手袋をして、氷を一つ、クレヨンのように持って、大好きなスカイツリーを描き始めました・・
色面を何となく分けて描いていたHちゃん、絵の具を滑らせて虹のようにすることを思いつきました!分けられた色面も、溶けて少しずつにじんで行きます・・
Mちゃんはたくさんの色が混色して、いろんな色を含んだ深いグリーンの水たまりが広がって行きました・・
口数少なく、氷に集中するこどもたち。
Iくんのおさかなの周りは、こんな海に囲まれました。
色水のせめぎ合いが、とても美しかったです。
Cくんのスカイツリーはこんなふうに出来上がりました。
Hちゃんの虹は乾いたらこんなふうに
Mちゃんの水たまりもこんな不思議に色合いを残して乾きました。
さて、スカイツリーを描き上げたC君は、粘土に手を伸ばしてこね始め、ビー玉を埋め込んで「防犯カメラ!」
それを見て、お魚を「ママに見せたい」と言って氷絵の具の手を止めたI君も、粘土を始めました。溶けた氷絵の具を吸わせて、きれいなマーブル模様に。
当然、女の子たちも同じように粘土が始まりました。
こちらも氷絵の具の溶けた色水に粘土をつけてみたり...
さらにキラキラのスパンコールなどを出して見せると早速、女の子たちは選び抜いたお気に入りを粘土に埋めていきました。
こちらは、Hちゃんの作品。お花のまわりに、溶けた絵の具がポタリポタリと、きれいにしみ込んでいます。
こちらはMちゃんの作品たち。
真ん中の貝がらの下には、実はお気に入りのキラキラが隠れているのです。大事そうに、貝がらでフタをして、とても満足そうな表情をしていたと、たまえ先生が教えてくれました^^
ふたりとも、小さな手の中のねんどに、大事に大事に宝物を埋め込んだようです。
一方、C君の方はさらに、ロケットを作り、
飛行機を作りました。
最初、ANAのNが鏡文字になってしまっていたのですが、我が家の息子に指摘されて、大真面目な顔で「どう間違ってるの、正しいのを教えて」と言い、白い粘土を上から貼って書き直しました。
何も見ずに一気に作り上げる様子は圧巻でした。頭の中に飛行機もロケットもしっかり入っているのです。私には何も見ずにこんなふうには作れません。
でも本人は「大きくなったら、こんなの、ショボい!ってなって、もっと、すごいのを作れるようになるんだ。それで、大人になったら、本物作るんだ!」と言うのです!
一方、I君の方は、Cくんのロケットに感化されて、たまえ先生にペットボトルを芯にして作るのを勧められたのですが、ペットボトルを見るや先日作ったお魚を思い出したらしく(親子サロンの魚釣りにも来てくれていたのです)・・・粘土はペットボトルの中に入れちゃって!こーんなお魚が出来上がりました!カジキだそうです!ストローを、口の先に見立てるなんてイイですよね^^
この後、女の子たちのスパンコールがいいな〜となって、カジキにもキラキラがつけられました。
みんな、少しずつ影響を受け合いながら、流れるように次々と好きなものを作り出していて、楽しそうでした。
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「親子でつくって遊ぼう!ワークショップフェスタin栃木」開催報告〜「ダンボール迷路」編
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夏休みはいつにも増してブログが滞ってしまいますね・・・申し訳ありません(T_T)
レポートが前後してしまいましたが、「親子でつくって遊ぼう!ワークショップフェスタin栃木」開催レポ、迷路編です。
なんとなく中心があって放射状に壁が広がるようなコースが多数登場しました、でもパターンはそれぞれ。
こどもたち大好きな「じごく」登場!
柱の上に橋のような、立体バージョンも登場。
こうなってくると 滑り台のようでもあり、もはやモニュメントのようでもあり?!
「まちをつくろう」を作っていた子に感化されたのか、車のサーキットコースのような世界も作られていました。
午後はなぜか箱の上からキラキラテープを貼るパターンが流行りはじめ...
キラキラだけでなくとにかくテープを貼るのが流行。
こちらはキラキラテープが放射状に貼られ、なんとスタートはこのテープの中心にビー玉を落とすことで始まります!
中も、びらびらの幕があったりして、かなり難易度高そうです。
兄妹で参加してくれた、妹ちゃんの作品、あちこち細かな仕掛けがびっくりのアイデア。
キャタピラのような片面ダンボールにビー玉が乗るようになっています。
お兄ちゃんの方も、真剣な表情で、凝った仕掛けを作っている様子。
こちらは何度もトンネルをくぐる滑り台があったり。
床面にキラキラが入るとまぶしいですね!
そしてこちらは、午後空いた時間帯、他の予約ワークショップをキャンセルしてまで、2時間くらい、最後まで黙々と作り続けていた5歳の男の子。
5歳でも、小さなはさみで、ダンボールをコの字に切ったり、はたまた不思議な形に切り出したり、とにかく「こうしたい」という強い思いのもとには、どんどん色んなことが可能になっていくのを目の当たりにした感じです。
仲良しのお友達の「まちづくり」も隣でしばらく展開されていて、感化されているのかいないのか、もはや迷路なのか街なのかそんなことはどちらでも良い感じで、
真ん中のタワーの上に乗っているのはUFOらしいです?!
不思議な形に切り抜かれた通路があったり
小さな切れ端も組み合わさって不思議なモニュメントになっていました。
とにかく子どもたちの集中力、ほんとに素敵なものをたくさん見させて頂きました。
ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
今年は我が家の息子も、スタッフに専念するだけでなく、あちこちのワークショップに参加させて頂いて、楽しいモノづくりをさせて頂くことができました。
こちらは息子の作品です、おさいふやペンケース、コピーアートや電子工作など!まだまだ参加してほしかった楽しそうなブースがいっぱいでした^^。
イベント開催でお世話になりましたアートキッチンさんはじめスタッフの方々、協賛関係者の方々、出展者の皆様、本当にありがとうございました。
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「おやこサロン夏休みスペシャル!」開催レポ
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8月も半ばを過ぎ、夏休みもそろそろ終わりが見えてきた頃ですね・・
ここのところすっかりレポートが遅くなってしまい、半月以上経ってしまいましたが、
7月31日は、「親子サロン夏休みスペシャル」でした。
昨秋から英語教室のラボ久保パーティさんとご一緒させて頂いてきた親子サロン、
その夏休みスペシャルとして、翠温さんのハンドマッサージや、おうちアトリエにじいろさんのサンキャッチャー作りなどママの癒しコーナーも加わった夏休みのミニイベント。
場所もいつもの鳥海建工さんのショールームでこじんまりと、と思っておりましたが、想定以上のたくさんの方々にいらして頂き、特に午前中は大賑わいでした!
混雑時はご案内もままならず、大変申し訳ありませんでした。
FUNFUNのコーナーでは、キラキラドーム作りと、魚つり工作を行いました。
キラキラドームというのは瓶の中に、好きなパーツを入れて、さらに洗濯のりと水を入れパーツが瓶の中を舞うのを楽しむものです。キラキラしたものは、女の子だけでなく男の子にも人気があります。
キラキラしてはいませんが貝がらも夏らしく人気がありました。
それに、好きなものを選んで詰めるという作業もワクワクするんだと思います。
高学年の女の子はさらに、瓶に装飾を施すのに熱中していました。
あちらには魚つりの魚を作る男の子、こちらにはキラキラドームに熱中するこどもたち。奥のスペースでは英語教室ラボ久保パーティさんの絵本読み聞かせが行われています。イベント全体の写真を撮る余裕が全くなかったのですが、なんとなく雰囲気伝わりますでしょうか。
お魚はビニールやセロハンやストロー、キラキラテープなど、透明感のある軽い素材を用意して、具体的なものから未確認生物まで、様々な海のものが登場!
クリップをつけて磁石で釣り上げます。
釣れたよ〜
年少さんの男の子、真剣な表情
女の子は持ち帰りたい材料をとにかく袋に詰めています、お気に入り袋です。魚じゃなくたっていいんです。
折り紙でタコやエビ、カメさんと沢山作った年中さんの男の子。
こちらは一年生の男の子、ストローでなが〜い尾ひれのマンタを、かなりの時間をかけて作り込んでいました。
(もっと別なものも作りたがっていたのだけれど、この時間帯は混んでいて、時間制限しちゃってごめんね。)
なが〜い尾ひれは流行して、こちらにも!
午後には、図工大好き!魚大好き!なんてこの企画にピッタリな男の子の参加で、空いてきたこともあいまって、小学生男子のごっこ遊びの場と化した模様。
専門的な海洋生物の名前が次々飛び出します。先日アトリエでも、水族館を作った男の子たちから深海の生物のことを教わりましたが、海の生き物ってまだまだ解明されていないことや、ワクワクすることがいっぱいあって、こどもたちに人気なんですね!私も、なんか作って〜などと頼まれ、水槽?海?の中を充実させていくことに。
ペンが落ちているように見えますが、これも魚らしいです。人魚もいます?!
こちらはマッコウクジラ!
奥にはアルミホイルでできたイカもいます、赤いモールの足はタコなのかクラゲなのか・・?ダイオウイカとマッコウクジラのバトルの話題も出ていましたが、このイカはダイオウイカではないらしいです。作り込みの精度がすごいです。
そんな感じで、大変充実したワークショップとなりました。FUNFUNのブースだけでなく、親子サロン全体、想像以上の盛り上がりで、私どもスタッフも大変充実した時間を過ごさせて頂きました^^。
サンキャッチャー作りやハンドマッサージのテーブルはこんな感じで
絵本の読み聞かせ&手遊び唄のコーナーはこんな感じ
音楽も加わってとっても賑やかでした^^
いらして下さった親子の皆さまに、楽しんで頂けたとしたら、なによりです。
(ですが、冒頭にも書きましたが、混雑で至らぬ点も多々あり、ご迷惑おかけしておりましたら、大変申し訳ありませんでした。。)
ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました!
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「親子でつくって遊ぼう!ワークショップフェスタin栃木」開催報告〜「街をつくろう」編
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レポートするのに少し間が空いてしまいましたが・・
7月25日は毎年恒例、アートキッチンさん主催の「親子でつくって遊ぼう!ワークショップフェスタin栃木」に出店させて頂いておりました。
毎年人気のダンボール迷路工作と同じ箱を使って、春のイベントで人気だった「街をつくろう」工作も、今年は2本立てで、行いました。
どちらも同じ箱の中に自分だけの世界をつくる工作ですが、「まち」には物語が生まれます。
白い直方体をひとつ作ってあげたら、それが電車になり、線路がのびていきました。
池にお魚、と思いきや、滑り台に水着の女の子柄のマスキングテープが貼られています。ウォータースライダープール?!
ストライプの屋根に水玉の世界、かわいいですね^^
街ではなく森のような世界がひろがり、虫がたくさん!!
こちらはかなり市街地ですね、「うつのみやえき」があります。
かわいいキャラクターがたくさんいる公園
ピンクの片面ダンボールが遊具のようになっています!ムーミン屋敷のようなおうちも。
池はひとり始めると流行りだすような感じがあります。
午後は少し客足が引いて、と言うと少し寂しい気がしてしまいますが、
その分時間を気にせず制作を続け、とことん作りこんでいく子どもたちで、席はずっと埋まっておりました^^(イベントはその日の様子次第なので、午前中の時間で切ってしまったお子さんたちには申し訳ないのですが・・)
私も少しだけ余裕を持って、その作り込まれて行く世界を堪能させて頂くことができました。いつまでも作り続ける子どもたちを見ているのは本当に楽しいものです。
トンネルがあり、電車があり、駐車場があり。
ぐちゃぐちゃと描かれた3枚の紙にも、ひとつひとつ意味があるのです。
トンネルを通り抜けたところには遮断機ができました。
さらに増殖し続けるワールド・・車が印刷された柄の折り紙をみつけ、切り抜いて車として使っています。
上に何やら橋が渡されましたね。
さらにじゃばらに折られた紙でびよ〜ん!と何かが飛んでいます!
こちらは車をたくさん、一生懸命描いて、塗っています。車好きなんですね、
さらにパーキング、設定が非常に細かくされてます、
標識とかも好きみたいですね!
そんなこんなの、「街をつくろう」でした。
続いて「ダンボール迷路」のレポートもお送りしたいと思います。
イベント開催でお世話になりましたアートキッチンさんはじめスタッフの方々、協賛関係者の方々、助けて頂いた出展者の皆様、本当にありがとうございました。
そしてご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました!!
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7月のアトリエレポートPART6〜思い思いの牛乳パック工作
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7月の後半アトリエレポート、今日はもうひとつのメニュー「牛乳パックブロック工作」の、こどもたちの作品・制作風景をお伝えします。
すでに前半のレポートで書いておりますが、これは牛乳パックをいくつかのモジュールのブロックにして、組み合わせて何かの形にするという工作です。
昔懐かしい「のっぽさん」の本をテキストとさせて頂きました。
このブロック、小学生の男の子にはかなり簡単なようで・・
あっという間に形にしてしまう子多数。
それもバトル系のもの多数、難なくぱっと形にしてしまいます。
こちらは装着型。
こちらはバズーカ砲のような?!
形を決めるのはあっという間でしたが、銃口部分を貫通させたい、というところで苦戦して、かなり集中して試行錯誤していました。
こちらは戦隊ロボのような?
でも顔がかわいいですね^^
このあと、顔も手も色々と進化していました。
一緒に来ていたお友達も当然バトル系で
出来上がったらすぐに闘いが始まります!
こちらも戦隊ロボ風?でもやっぱり顔がかわいい^^
しかも転がしても転がしても、色んな面に顔があるのです!
Eテレでやってるショートアニメ「ぼてじん」みたい。
そして、後ろから攻めて来られています!
攻めてこられても大丈夫なように、どんどん要塞化しています。
攻め込んでいたのはうちの息子で、普段、二人ともあまりバトルっぽい遊びをしないタイプなのですが、なぜかこの日はバトル、バトル!
このブロックって、なにかそういう闘志を触発するものがあるんでしょうか。
(とはいえ要塞化したりなど闘い方にも個性が出ますね^^)
他の子たちもそうでしたが、そんなふうに、バトル系に進みやすいもので、男の子たちが揃うとテンションが上がりすぎることがままあり。トラブルに発展したりもしてひやひやしたものでしたf^^;
一方、女の子はやっぱり牛乳パックの上部が「屋根」に見えるんですね。
前半のレポートでアップした女の子たちもそうでしたが、
(http://atelierfunfun.hatenablog.com/entry/2017/07/14/161116参照)
たくさん並べて屋根にテープを貼るのに夢中になり、まるでマンションのよう。
こちらもあまりブロックを組み合わせることへの興味よりは、とにかく装飾したい女の子。ハートをたくさん描いたり、折り紙を貼ったり、女の子を描いたり。最後にストローを折ってつけて、持ち手のようになって、バッグが出来ました。
「・・らしい」という言葉で括ってしまったらつまらないし、場合によっては差別にもつながってしまいかねないので危険ですが、でもこうして多数の作品を見てみると、性差というものを感じてしまいます。そういえば、市販のブロックで、私も子供の頃、何度もおウチを作っていたなあ・・と思い出します。
さて、さらに一方で、そもそも「ブロック」を組み合わせることに興味を持たず、1個だけの牛乳パックを使って乗り物を作る子たちも一定数いました。舟や車など。バトル系の装備を作った後で、こういうものも作る、という子もいました。
2年生、輪ゴムを動力にしたものに挑戦。
マストを立て始めてからは無言の集中力でした。
こちらは幼稚園生ですが、小学生が作っているのを見て一生懸命、自分も作りたい、同じようにしたいんだと頑張りました。
輪ゴム動力に挑戦しようとしたけれど、やっぱり紐でひっぱればいいや!というアイディアものも。(これ、実はすごくいいアイディアかも?!)
牛乳パックと一緒に木材を持って来てくれたお子さんもいて、それも使ったりして。
先月も車を作った男の子、今度も!車好きは何度でも作りたいですね。
こちらはビー玉転がし。2本のつながっている牛乳パックは貫通していなくて、くの字に折れて転がってきます。
これは「ずかん」と書いてあるけどゲームです!ちゃんとタッチペンとその収納場所もついています。ゲーム好きの2年生、ゲームをテーマにした工作がこれまでも多数あります。
こちらはひたすら長くつなげた男の子、ヘビ?!だったのかな・・?
でも何か、新種の生物みたい!?
最後は、月末に参加してくれた男の子、実は昨年も牛乳パックブロックを作っているので2回目です。「楽しかったからまたやりたい」と思ってくれるとうれしくなります。昨年は戦隊ロボでしたが、今年は船、最近横浜で戦艦「みかさ」を見て来たんだそうで、それを思い出しながら作ってくれました。
甲板から、ミサイル発射台に登る階段があり、梯子があり。針金で作られた船長が座る椅子があり。横浜でいろいろなところを興味を持って見てきたんだなあと思います。あちこちに物語が誕生して、ごっこ遊びのようになっています。乗り物でもあり、バトル要素もあり、ですね。「ミサイル」なんて聞くと不穏な気がしてしまう昨今ですが、こどもにとっては戦艦などは「強いものへの憧れ」なんだよ、という話も聞きました。
・・そんなこんなで、非常にバラエティにとんだ牛乳パック工作でした。
今回は、牛乳パック足りなくなるかも?!と焦り、たくさんの方にご持参ご協力いただきありがとうございました。牛乳パックだけで、これだけ違うものが揃うんですから、面白いですね。
それぞれの興味のあるもの、目のつけどころ、取り組み方・・ひとつに集中していたり、ちゃちゃっとたくさんのものを作ったり、黙々と作っていたり、ずっとおしゃべりしながら作っていたり、お友達との絡み方・・などなど、子どもたちの色んな面が見れました。
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7月のアトリエレポートPART5〜和紙にお絵描き、それぞれの瞬間
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
イベントが続き、準備などに追われてしばらくブログが滞ってしまい、8月になってしまいました。。言い訳申し訳ありません。
ネタがたまってしまったので、少しまとめてアップさせて頂こうと思います。ひとりひとりの、細かなことをお伝えできないかもしれませんが、同じ内容でも実に様々な展開を見せてくれる、こどもたちの、バラエティに飛んだ様子をお伝えできたらと思っています。
7月のメニュー「和紙にお絵描き」。
窓に貼った障子紙を前に、ローラーやスポンジ、筆、ハケ、スプレーなどを使って、立った姿勢で描いてもらいました。
何かを描くというより、その行為自体を楽しんでもらえたらと用意したものですが、どんな行為を楽しいと思うかはさまざま。また、行為を楽しみつつも、しっかり作為のある子もいます。
パレットは、半透明のプラスチックの板を使いました。
この板に出した絵の具を混ぜることに夢中になって、ずっとパレットにばかり向かっている子も多数。
笑い声をあげながら、手で絵の具を混ぜる女の子。
当然次は手形、手形!
さらにスプレーも楽しそう。
こちらはスプレーボトルでの色水作りに夢中の男の子。
これとこれ足したら何色になる?とドボドボドボ... まるで実験気分!
コーラ色だ!抹茶色だ!ターコイズだ!と色の名前を叫びながらシュッシュしていきます。
いろんな色のスプレーが森のようになってきました。
それにしてもスプレーに夢中になるとみんなひたすらシュッシュ、
水鉄砲のようで楽しそう。
「ぼく、これ、うまいかも!」とまるで射的気分?!
シュッシュシュッシュ、ハイになって足踏みしながらスプレーしてます。
お隣の女の子に「何描いてるの?」と問われても、聞こえてません。
もう帰るよ〜とお母さんに言われると、ますますヒートアップ。
ボトルの水がなくなるまで続けます。
薄い色水でひたすら全面にスプレーする女の子。色水の濃度が薄いとまた違った表情が出ます、色同士がにじんで淡い桃色のグラデーションが幻想的に広がっています。
絵の具が垂れて行くスピードを楽しんでいたり
紙じゃなくて窓にスプレーして、その水が紙にしみ込んで行くのを見ていたり
こちらはローラーをぐりぐり、どうしてそこまで全力?!と思うほど、競い合うようにローラーを転がす男の子たち。
ほら見て、オレンジ色になったよ!
なぜか踊りながらローラーを転がす男の子もいます!?
紙を剥がした後の窓ガラスにもローラーを続ける女の子、お掃除気分?!
一方、しっかり作為を持って描く子もいます。かき氷に花火、花火は垂れていく絵の具を見ながら思いついたよう。ハシゴ椅子に登るのが最初は恐くて、思いっきり上を見ながら手を伸ばして描いています。かき氷を描く絵の具の水分量がちょうど良くて、かき氷の方は垂れて行かないことに感心してしまいます。
スポンジ筆を何本もまとめて持って、 虹!
こんなふうにはっきり形に残すことを考えている子もいれば、スプレーとローラーを思いっきり楽しんだ後の紙は残骸に過ぎない?!子もいますが、作意を持っていないかのように楽しんでいても「これ、おうちには飾れないね。」と、紙が大きすぎることを残念そうに言う子は何人もいました。
でも、この描いている瞬間の美しさ
垂れて行く絵の具が溜まって行く感じ
パレットの上の思いがけない絵の具の表情
このリアル感はなかなか紙に残せないんですよね・・
子どもたちが発見したたくさんの瞬間を、どれくらい共有できたのかな。
どれくらい見逃してしまったのかな。
そんなことを考えた「和紙にお絵描き」でした。
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7月のアトリエレポートPART4〜和紙にお絵描き、からの
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
先週、和紙にお絵描きに参加してくれたのは、二年生のC君。
このお絵描きは、いつもとは違う、窓に向かって立った姿勢で描くこと、それからスプレーやローラーやハケなど、普段の四つ切り画用紙サイズでは思いっきり出来ないような、道具を使うことを楽しんでもらえたらなと思っています。
ですがC君は、具体的な何か、を描きたいと思っていたようで。まず最初に、茶色がいい、と言ったのですが、アトリエでは最近三原色を重点的に揃えているので、茶色が足りず。
黒や赤や、色々混ぜてイメージの色を目指します。
できた茶色で、横にすーっと。
しかし垂れて流れてくるのはヤなんだ、と言い、スプレーはずっと下の方でシュッシュします。
今度は青もスプレー。
そこから、先月の工作で使ったターコイズを思い出し、あの色はないの、と言います。でも、先月使ったターコイズディープはアクリル絵の具だったので(アクリル絵の具の色名は、水彩の子ども向きの色名とは違いますが、子どもは案外すぐ覚えるものですね)、今日は水彩しか使えないんだ、と言うと、これまた色作りが始まりました。意志を持って自分の目指す色を作る挑戦、大事にしたいと思います。
できたターコイズディープを使って、今度はローラーですっすっと。
こんな仕上がりになりました。
さて、もともと具体的なものを描きたかったらしいC君、このザックリした道具たちを使うのは、この辺で気が済んでしまった模様。ふと、アトリエの棚の液体ねんどに目を止め、これで工作したいと始まりました。
液体ねんど、知ってるの、と聞くと、使うのは初めてのようでしたが、こんなふうに木と木を付けるのに使いたいと考えたようです。
ボンドじゃだめ?と聞いてみると、どうもレンガをモルタルで積むイメージらしいのです。
家でも、そんなふうに 、レンガを積んで何やら作っているんだと言うのです!
そのうち、こーんな形の道具はないかと、ジェスチャーを交えて聞いてくるので、コテのようなものを出して見せると、それそれ、と早速使い始めました。道具をよく知っていてびっくりです。まるで左官屋さんみたいですね。
柱を立てて
黒い板で外壁もつけました。
続きはまた今度。壊れないようにとっておいてね。と言ってこの日は帰りました。まだまだ壮大な構想があるようです。
どんなものが出来るのか楽しみですね。
和紙にお絵描きもそれなりに楽しんでくれたようだけど、アトリエの中で自分で興味のあるもの、作りたいものを見つけていく力、大切にしていきたいと思いました。
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