こども図工室FUNFUN

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7月のアトリエレポートPART5〜和紙にお絵描き、それぞれの瞬間

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

イベントが続き、準備などに追われてしばらくブログが滞ってしまい、8月になってしまいました。。言い訳申し訳ありません。

ネタがたまってしまったので、少しまとめてアップさせて頂こうと思います。ひとりひとりの、細かなことをお伝えできないかもしれませんが、同じ内容でも実に様々な展開を見せてくれる、こどもたちの、バラエティに飛んだ様子をお伝えできたらと思っています。

7月のメニュー「和紙にお絵描き」。

窓に貼った障子紙を前に、ローラーやスポンジ、筆、ハケ、スプレーなどを使って、立った姿勢で描いてもらいました。

 

何かを描くというより、その行為自体を楽しんでもらえたらと用意したものですが、どんな行為を楽しいと思うかはさまざま。また、行為を楽しみつつも、しっかり作為のある子もいます。

 

パレットは、半透明のプラスチックの板を使いました。

この板に出した絵の具を混ぜることに夢中になって、ずっとパレットにばかり向かっている子も多数。

 

笑い声をあげながら、手で絵の具を混ぜる女の子。

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 当然次は手形、手形!
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さらにスプレーも楽しそう。

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こちらはスプレーボトルでの色水作りに夢中の男の子。
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これとこれ足したら何色になる?とドボドボドボ... まるで実験気分!
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コーラ色だ!抹茶色だ!ターコイズだ!と色の名前を叫びながらシュッシュしていきます。
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いろんな色のスプレーが森のようになってきました。

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それにしてもスプレーに夢中になるとみんなひたすらシュッシュ、

水鉄砲のようで楽しそう。

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「ぼく、これ、うまいかも!」とまるで射的気分?!

シュッシュシュッシュ、ハイになって足踏みしながらスプレーしてます。

お隣の女の子に「何描いてるの?」と問われても、聞こえてません。

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もう帰るよ〜とお母さんに言われると、ますますヒートアップ。

ボトルの水がなくなるまで続けます。
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薄い色水でひたすら全面にスプレーする女の子。色水の濃度が薄いとまた違った表情が出ます、色同士がにじんで淡い桃色のグラデーションが幻想的に広がっています。

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絵の具が垂れて行くスピードを楽しんでいたり

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紙じゃなくて窓にスプレーして、その水が紙にしみ込んで行くのを見ていたり

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こちらはローラーをぐりぐり、どうしてそこまで全力?!と思うほど、競い合うようにローラーを転がす男の子たち。

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ほら見て、オレンジ色になったよ!

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なぜか踊りながらローラーを転がす男の子もいます!?

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紙を剥がした後の窓ガラスにもローラーを続ける女の子、お掃除気分?!

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一方、しっかり作為を持って描く子もいます。かき氷に花火、花火は垂れていく絵の具を見ながら思いついたよう。ハシゴ椅子に登るのが最初は恐くて、思いっきり上を見ながら手を伸ばして描いています。かき氷を描く絵の具の水分量がちょうど良くて、かき氷の方は垂れて行かないことに感心してしまいます。

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 スポンジ筆を何本もまとめて持って、 虹!

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こんなふうにはっきり形に残すことを考えている子もいれば、スプレーとローラーを思いっきり楽しんだ後の紙は残骸に過ぎない?!子もいますが、作意を持っていないかのように楽しんでいても「これ、おうちには飾れないね。」と、紙が大きすぎることを残念そうに言う子は何人もいました。

 

でも、この描いている瞬間の美しさ

垂れて行く絵の具が溜まって行く感じ
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パレットの上の思いがけない絵の具の表情

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このリアル感はなかなか紙に残せないんですよね・・

子どもたちが発見したたくさんの瞬間を、どれくらい共有できたのかな。

どれくらい見逃してしまったのかな。

そんなことを考えた「和紙にお絵描き」でした。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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