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「ねんど自由制作」〜1月のアトリエレポート②

こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスしてくださりありがとうございます。

 

年末からパソコンが壊れたおかげで、スペックの低いパソコンを使うことになり、動作が遅すぎてとんとブログが進みません。。   言い訳です、申し訳ありません^^;。

 

前回のブログでは、1月のテーマ「長いもの」を、年中年少さんの作品に限ってご紹介したので、年齢別でそのまま行こうかと思っていたのですが、またまた趣向を変えて、取り組んだもの別にご紹介しようかと思います。

 

今回のレポートは「ねんど」です。

材料は常にいろいろ棚に用意しつつ、テーブルの上には今月スポットを当てている「長いもの」を揃えているのですが、テーブルの上の材料を見てもどうもその日の気分にマッチしない。そういう時、リクエストに上がりやすいのが「ねんど」です。あるいは、とにかく粘土が大好きで、アトリエに来たらいつも開口一番「ねんど」の子もいます。他のものを作っていたけど飽きてしまってどうしようかな、という時もよく登場します。

何しろ変幻自在で、どんなものにもなるし、何を作ると決めていなくても、触っているだけで気持ちがよくて、和んでくるのが粘土です。そこから気分が乗ってきたりします。みんな感覚的にそれがよく分かってるってことなのかなと思います。

 

年長さんのAちゃんは、まず色を付けずにきゅっきゅと形作って「ギョウザ」ができました。それから次は「ハンバーグ」と言ってなぜかハート形のハンバーグ。フォークで表面をつついてデコボコ感を出しています。それからチーズ。どうもハンバーガーをイメージしているようです。Aちゃんの作る食べ物はいつもなかなかリアルです。

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それでパンの胡麻が欲しくなったんだったか・・それとも違うものだったか・・忘れてしまったのですが、とにかく細かい砂に色をつけたいのだと言って、園芸用の飾り砂に絵の具を混ぜてこんなものを作り始めました。なんだかイメージした物とは違ったようですが、ココアと砂糖を混ぜたみたいなモノが出来上がりました。

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(この後この砂は他の子たちにも流行って大変なことに・・^^; Aちゃんはいつも面白いことを思いつくので、他の子たちが飛びついて、そこから色々発展しています)

 

となりで、やっぱり何をしようかなあという感じだった年長さんのS君も、Aちゃんに続いて粘土に手を伸ばしました。でも作るものは全然違います。作るというか、絵の具を混ぜて、まぜてまぜて、さらにローラーで絵の具をつけて伸ばして・・と実験のようになっています。ローラーに絵の具をつけて粘土を伸ばすと、色付けと伸ばしが一気に出来るということが分かりました!粘土はかなり薄く均一に伸びます。

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さらにそのローラーで画用紙にも。粘土絵。

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画用紙はこんな感じ

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粘土はAちゃんの使っていた砂をふりかけてこんな感じになりました!

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別な日、2年生のHくんも、園児の女の子たちがモールや筒で工作しているのを横目に、アトリエ中の材料をぐるっと見て歩いてから、「ねんど」と言って、粘土でアトム作りが始まりました。(H君はアトム大好きなのです)

最初はこんな足を作り、

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膝にモーターを入れるんだと言っていましたが難しいので諦め、

それから針金で胴体と足をつなごうとしたり

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とにかく色を塗ったり混ぜたりしてアトムっぽくなったのですが、試行錯誤に時間がかかっていたのでこの日はここまでに。でも次に来たときには、うまく行かなかったと思ったのか「これはもういいや」となってしまいました。もう少しじっくり一緒に試行錯誤できたら良かったのですが、ごめんね。こんなときもあります。。

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また別な日、仲良し同士で来ている年中さんのRちゃんもまず最初に「ねんど」です。仲良しのY君と一緒に、とにかくこねるのが楽しい。絵の具やペンで色を付けながらこねこねしています。

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Rちゃんはこの日はこねるだけこねると気が済んでしまったのですが、Y君はなにやらポケモンを作った様子。これはポケモンの○○○なんだとしきりと言っていたのですが、ごめん、覚えられなかった^^;。

でもとにかくこのポケモンは水の中にいるらしく、水に浮かべたいと言う。でも紙粘土なので、乾いて固まってから耐水ニスを塗らないと浮かべられない。それまで待てないというY君に、サランラップで包んで浮かべることを提案しました。

まるでキャンディのように大事にポケモンを包むY君。

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それから他にもスチロールトレイを切って浮かべて、お兄ちゃんと一緒に魚釣りが始まってました。

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そのお兄ちゃん、2年生のK君も最初は別な物を作っていたのですが、弟たちに感化されて粘土を手にし、いろんな絵の具を混ぜ、銀も混ぜて、光っているのに何故かスモーキーな、不思議な色を作り出しました。

「うわーきれいな色、ね、きれいでしょ?」と何度も言うK君、K君は色水のときもこういうスモーキーカラーをきれいだと言っていたと思い出し、素敵な感性だなあと思います。

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写真では分かりづらいですが、手も銀色で光っています!

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 そして出来上がったのがこちらもオリジナルポケモン

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それからこちらは・・カエル?!とにかく水に浮かべるのが大好きな兄弟です^^

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また別な日、年長のE君はひとしきり毛糸とペンで平面作品を作った後、やっぱり粘土いいなあとなって、大好きな青の絵の具から練り込み始めました。ストローに突き刺して、焼き鳥のようになったり、へびのようになったり。

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最初の青がかなり気に入っていたにもかかわらず、続けて緑を入れたり、白を混ぜたりして色の変化を楽しみます。色を追加し、色が変化するたびに「緑が勝ったね。緑の方が強いね」などと確認しています。よくよくこねて、きれいになじんだ色を見て、とても気に入った様子でした。

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そこに、本来は紙に使う抜き型で凸型を作り、さらにこれも紙に使うシュレッダーばさみで切り込みを入れて、これはクラゲ?!

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こんな調子で、ねんど、実に様々なものが生まれました。

 

これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。

 

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