こども図工室FUNFUN

こども図工室FUNFUNのニュース&ブログです。 http://ateliernk.wix.com/funfun

灯りで照らされた?色水を楽しむ〜12月のアトリエレポートPART4

こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。

 

12月の制作提案は、LEDライトを使って灯りを楽しむというものですが、灯りをくるんで色の変化を楽しめるものとしてお花紙やセロファンや綿などを用意した一方、灯りで照らすことで色の変化を楽しめるものとして色水を用意していました。

 

そこで今回は、この色水作りに没頭した子どもたちの巻、です。

たくさんの子たちが没頭したので、今回のレポートは長いです。

ライトを作ることは私からの提案でしかないので、そのうちライトのことなどすっかり忘れて色水作りだけに集中した子もいれば、最後はライト制作をし始めた子もいましたし、色水作りで心身発散しきって、全く違うものを作り始めた子もいました。

キッカケをつかんでそれぞれの方向に旅立って行くなら、私はただただ見守るばかりです。こうして兎にも角にも、この「色水作り」の魔力を、今月はあらためて思い知らされた気持ちになりました。

 

こちらは未就園児親子クラス、3歳のCちゃん。

浅いケースに赤い水を入れ、キラキラを沢山浮かべています。

キラキラしているものが逆に影になって、面白い光景です。

f:id:atelierfunfun:20171213160206j:plain

Cちゃんはそのまま、灯り遊びよりも色水に様々な物を浮かべる事に熱中して行きました・・

f:id:atelierfunfun:20171213160341j:plain

パパのお膝に座ってひたすらに、無言のまま、こっちの器からこっちの器へ。まぜてまぜて。集中した呼吸だけが聞こえてきます。

f:id:atelierfunfun:20171213160409j:plain

f:id:atelierfunfun:20171213161106j:plain

・・気が済むだけ色水を作り移し替えをし続けると、最後は「おしまいにする」と言ってパパのお膝から立ち上がり、お手てを洗いにいきました。

 

こちらは別な日、なんでもマックスな量でやって見せたい1年生のK君は、2Lのペットボトルで色水作り。

f:id:atelierfunfun:20171227210957j:plain

そしてなんと、ペットボトルの蓋ではなく、粘土で栓をしたよ!ほらこぼれないよ!と見せてきます。

f:id:atelierfunfun:20171227211100j:plain

この日K君は、色水の前にライトを作り、色水の後に迷路を作っていきました。

 

こちらは年中のI君と、初参加の年少のS君。

f:id:atelierfunfun:20171227212335j:plain

向かいに座っているMちゃんはライトをくるむものを思案していますが、S君はロウトという初めての道具を使って色水を作ることにもう夢中です。

f:id:atelierfunfun:20171227212306j:plain

 淡い色水は下から光を照らすとキレイですが、 みんなどんどん絵の具を混ぜて不透明な色水になっているので、下から照らしても光りません。

f:id:atelierfunfun:20171227211952j:plain

そこでI君は上から照らします。それでも、いつもと違って見えることがとても楽しいようです。やはり色水にはキラキラしたものを浮かべたくなるようで、いろんなものをどんどん足しています。

I君はきれいな色や光の瞬間を発見しては、いつも「見て!見て!ほら!ほら!」と教えてくれます。

f:id:atelierfunfun:20171227211807j:plain

お隣のS君もたくさんキラキラを浮かべています。これ以上入れたらあふれるなんて思いもしないかのように、気持ちのままに色水を器に注ぎ続けます。もう本当に色水に夢中です。

f:id:atelierfunfun:20171227212732j:plain

そのうち他の子がライトをくるむのに使おうとしていた綿を見ると、これも色水に入れちゃいました。色水で染色されて引き上げられた綿。どんどん色のおままごと化していきました。(後日乾いたら、結構きれいに染まっていました)

f:id:atelierfunfun:20171227213217j:plain


今度はこちらは2年生男の子たち、いろんな色のライトを当てて楽しんで

f:id:atelierfunfun:20171228121203j:plain

文房具立てだったアクリルボックスも色水入れになりました。

f:id:atelierfunfun:20171228121425j:plain

最初は色々照らしては楽しんでいたのが

f:id:atelierfunfun:20171228121227j:plain

そのうちとにかく色々な色を作ることに熱中

微妙な色の差にこだわりを持って、「全部とっておいて!」と言います。

f:id:atelierfunfun:20171228121418j:plain

  最後は全部ペットボトルに移し替えていましたよ・・

f:id:atelierfunfun:20171228121739j:plain

このあと、この二人は弟妹たちと粘土で色々作ったり、ライトもちょっとだけ作ったり、ライト用に用意していた綿で、不思議なキャラクターを作ったりしていました。

 

こちらは体験で初めて来てくれた年長女の子ふたり組、

色水を薄くしたので、混ざっていく途中の様子が幻想的できれいです。

f:id:atelierfunfun:20171228122412j:plain

いろいろ浮かべたり、夢中になってどんどん作り、

f:id:atelierfunfun:20171228122615j:plain

次はこんな色作ろう、次は・・と盛り上がって、こんなにたくさん、カクテルパーティのようになりました!

f:id:atelierfunfun:20171228122633j:plain

f:id:atelierfunfun:20171228122657j:plain

この後、ふたりは色水を入れていないライト制作に移って、それまでの賑やかさとは打って変わって黙々と集中して作っていました。

 

色水作りは作品の形には残らないですが、子どもたちはそこから、たくさんのものを感じ取っているんだと思います。色と、光と、水と。なにやら原始的な喜びみたいなものを感じます。

・・そんなこんなの、すばらしい魅惑の色水づくりなのでした。

 

これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。

 

教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws

さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com