10月のアトリエレポートPART5〜ねんど、三人三様
こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。
ブログにアクセス頂きありがとうございます。
先日はたまたま同じ幼稚園の子が3人集まりました。
顔なじみで和やかに、それぞれ、影響されあっているようでいてマイペースに、各々の世界が繰り広げられました。
年長のMちゃんは、たくさんの粘土から少量をとり、小分けにして色付けして、きれいな色を作っています。
抜き型したり、模様をつけたり。
去年から来ている年長のH君は、大胆な量に大胆に絵の具を混ぜています、
大胆に行くようになったなあ〜と思います。
青の次は赤
さらに黄緑などいろいろ混ぜていきます。
年中のI君はつけた絵の具を混ぜこまずに、ついたままの状態を、見てみて〜と見せてきます。
そしてそれを白の粘土でくるみ、こねたり混ぜたりしないまま、ナイフでカット。
断面がこんなふうになりました。
そういえばI君は先日の絵の具の実験でも「混ぜる」ことをせず、その瞬間瞬間の色をきれいだと言って、「見てみて」と言っていました。こちらもハッとさせられます。
H君のほうは混ぜて混ぜて色が馴染んで来た粘土に、おはじきやいろいろなものを埋め込み始めました。
埋めたものの上にさらに粘土をかぶせて隠してしまいました。
宝が隠された島のようです。
さらにペットボトルキャップを乗せたり、竹串を刺したり、ポスカで色付けしたり。
「ここに隠されてるんだよ・・」と何やらストーリーがどんどん出来ているようです。
H君は作りながらいつもなにかお話を作っているような感じで、それを聞くのがとても面白い。
Iくんもこのペットボトルキャップに感化されたのか、そこからペットボトルキャップや貝やボタンで、粘土に跡をつけられることを発見。「見て見て」
それから今度は、ペットボトル本体を見つけると先日の二年生と同じく、芯にするのではなく中に粘土を詰め込み始めました。
絵の具も沢山入れて
中をよくよく観察しています。
また「見てみて〜」と見せてきます。「写真撮って〜」と言います。
Iくんは写真を撮ってほしい、見せたい「瞬間」があるのです。そうでないときは「今はまだ撮らないで」と言います。自分の感性を自覚しているというか、すごいなあと思います。
Mちゃんもこのペットボトルに詰めるのを真似し始めました。これは本当に伝染力があります。
それからまた粘土に戻り、
思い切った量の粘土を手にとって伸びるところまでびよ〜んと伸ばしてみたり
・・しつつも、最終的にはきれいに抜き型した粘土ひとつずつに、それぞれ違う飾り付けを丁寧にしていました。この粘土は伸びが良すぎるので、実はこんなふうにきれいに抜き型で抜くのは難しかったと思うのですが、ずいぶんきれいに抜けていますよね。
なんだかお菓子のような・・和菓子のような感じ。そういえば以前もMちゃんは粘土で和菓子を連想させるものを作っていました。こういう感じが好きなんですね。ひとつひとつがとても丁寧です。
H君は、たくさん宝が隠された宝の山になったので、「これはまた後で宝を掘り返したいよね?」と聞くと、「うん」と言うので、こちらの作品は固まらないようにラップをしてお持ち帰りする事になりました。固めない、何度でも遊べる作品。面白い。新しいですね^^。
そんな感じで、和やかながら全く違う方向性の3人。面白かったです。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
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