こども図工室FUNFUN

こども図工室FUNFUNのニュース&ブログです。 http://ateliernk.wix.com/funfun

9月のアトリエレポートPART11〜ロープウェイを作りました

こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。

ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

月2回来てくれている2年生のC君、9月2回目の日は、前から話していたロープウェイを作る事にしました。

 

先日話していたら、普段YouTubeで工作の動画を見ているなんて言っていたので、私もYouTubeでC君が来る前に、ちょっと検索してみたのですが・・

ロープウェイの工作というと、大概タミヤのキットが出てきます。

・・キットで作ればそりゃ確実だけど、材料費もかかるし、工夫や試行錯誤がいらなくなってしまう。

でも、モーターでロープウェイを動かすのは、かなり難問だな・・と、私も試作してみたのですが、上手く行かずf--;

 

とりあえず使えそうな材料を色々用意しておきました。

するともうパッパと使えそうな材料を見繕い、イメージがついたC君。

木材をノコギリで切り、

f:id:atelierfunfun:20171005112904j:plain

電球の空き箱の上に、L字金具を木の板ではさみ、その間にまた金具を・・

(この金具、確かIKEAのカーテンの金具で、使わなかったやつです)

この金具は、斜めについてるんだよ、と言いながらつけています。ロープウェイは勾配のあるところを上り下りするからです。ちゃんと見てるんだな〜と感心。(実は私は言われて初めて気がつきましたf^^;)

f:id:atelierfunfun:20171005112928j:plain

天井と柱に糸を張って試してみました!

でも重くてかなり糸がたわんでしまいます。

(この写真はかなり引っぱってる)

f:id:atelierfunfun:20171005112950j:plain

それでもとにかく、次は発着場を作るんだと始まりました。

空き箱を2つ組み立てて・・

f:id:atelierfunfun:20171005113034j:plain

 

私はタミヤのキットの映像を見ていたので、モーターがロープウェイ本体についているイメージでしたが、話しているうちに、そうだ糸をモーターで回せばいいんじゃない、という話になりました。

でもやっぱり重すぎるし、糸をモーターで回すのは至難の業。

f:id:atelierfunfun:20171005113100j:plain

立派な金具ばかり使って作ってしまったので、重すぎたんだね、と測ってみたら200g近くありました。そこで、同じ箱を使って今度は金具を使わず、段ボールやバルサ材だけで作ってみて、重さ60gくらい。

それでもう一度やってみましたが・・

結局モーターで動かすのは無理でした(--)

手動で糸を引っぱって上げ下げすることで納得してくれました^^。

f:id:atelierfunfun:20171005113240j:plain

 

プーリーとモーターをゴムで繋いで回すのすら、キットでないと難しいので、こんなに長い紐を回すのは到底無理でしたf--;

 

やっぱりモーター工作は、本当に重力とバランスをとるのが難しい。

キットならちゃんと計算されて、それように作られたもので固定すべきところはきっちり固定されるし、説明書通りに組み立てれば出来るものですが、自分で組み合わせた材料でそれを成功させるのはかなり大変です。

我が家の息子も2年生の時にモーター工作にハマって、車など一緒に色々頑張りましたが、電力が弱くて進まない、電力をあげる為に電池を大きくしたら重くて進まない・・などなど、ほんと難しくてf--;、私が理科系の頭が弱いからかもしれませんが・・。

それでも、キットでないもので作ってみて、どこがどうして難しいのか、が分かるのは大きな発見でもあります。

 

C君は最終的に手動でも納得していたし、どこまでモーターに執着があるか分からない。私もこんな調子であまり助けにはならないけれど、こうして動力を使ったモノづくりを、一緒にやっていくのは楽しいものです。これからもトライ出来たらいいなと思います。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓

http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws

 

さいたま市見沼区の造形絵画教室

MAIL:kodomo.funfun@gmail.com