6月のアトリエレポートPART2〜スライムと色水づくり
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
以前、こどもの造形美術に関わる人たちの集まるワークショップに参加した時に、「表現する」前にまず「感じる」ことを大切にしたい、と話していた方がいて、印象的でした。
年中さんのR君は、初めて見るもの・触るものに対して、いつもとびきり可愛い笑顔で反応してくれるので、今回は「描く・作る」ではなく、素材遊びを一緒にしたいな〜と思い、スライム作りをすることにしました。
「今日は実験だよ。これを使うよ」と言って、計量カップに入った水や秤を見せると、
「R、じっけんすきだよ!」と言ってノッてきました(^^)
水と洗濯のり、水とホウ砂と絵の具を混ぜてもらいます。
何色にする?と聞くと、ムラサキ、というお返事。
赤と青を少しずつ混ぜて、だんだん赤紫から青紫になってきました。
だんだんプルプルしてきました。ホラ!
「なにこれ?なにこれ?!」
さらに今回、シェービングクリームを入れてマシュマロスライムに。
シェービングクリームをシュ〜っと出すのに興味津々なRくん。
「なんだこれ?なんだこれ?」と連発。
さてこのあと、これをガチャ玉に入れてシャカシャカしたりしたのですが、
今回のスライムはまったりしすぎていてあまり固形にならず。
少しすると気が済んだようで、
あらたに自分から水に絵の具を混ぜて色水づくりを始めたRくん。
また青と赤を混ぜてムラサキを作っています。
そう言えばこの間も、スプレーボトルに水と絵の具を入れて、
色水になったことに「なんだこれ?!」とすごく感動していたのを思い出しました。
しかし最初に青を大量に入れているために、他の色を追加しても、濁ったムラサキに
なっていくばかりで、あまり変化が感じられません。
普段は、粘土でもお絵描きでも、最初に黒や青など強い色を出してしまう子も止めたりしないようにしているのですが(粘土や紙の上では、案外暗い色の後から明るい色を足しても、面白い変化が見られるので)、今回は色水だし、「あんまり変わらない」と言っているし、
じゃあ、明るい色から混ぜてこうか。新しい水を用意して提案してみました。
「明るい色と暗い色、分かるかなあ。どれが明るいと思う?」
「あお!」・・確かに、青も鮮やかだし、暗いわけではない。うーん。
「でも青はさっき使ったからちょっと置いといて、黄色から始めてみようか?」
と誘ってみて、黄色からオレンジ、濃いオレンジと付け足して行きました。
オレンジジュースみたいだ!と喜んでいたのが、
濃いオレンジを足したらキャロットジュースのようになって、
さらに赤を足したらトマトジュースのようになってきました。
そこに白を足したらなんだかヨーグルトで割ったみたいに。
今度はどんどん変化するので、R君楽しそうです。
絵の具のチューブを一生懸命しぼります。
青を足したらブドウジュースのように・・さらに水色や、黄緑、緑を足したりして・・だんだんさっきの色に近づいてきましたね。
すっかり濁った色水になったところで、さっきのスライムに入れちゃいました。
手が汚れるのをちょっとだけ心配していたR君ですが、私がでろ〜んと触ってみせると、やっぱり触りたくなったようで・・でろ〜ん。スライムの魅力ってすごい。
ほら見て〜。
今回のスライムは、シェービングクリームの量も適当だったのですがなんともまろやかな仕上がり(笑)。ほんとに気持ちいい伸び具合でした。
次回は、大好きな「車」を工作してみようと約束しています。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
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