1月のアトリエ「墨で絵を描こう」レポートPART1
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
1月のおうちアトリエ、先日は1年生の男の子二人が参加してくれました。
墨と画用紙とスポンジ筆(割りばしの先にスポンジをつけたもの)を用意して、
まずは自由に描いてもらおう・・と思っていたのですが、
O君は「墨なら筆ペンがいい」
S君は「オレは福笑いつくる」
(今日はとにかく福笑いだと思って来てくれてました)
・・という、それぞれの「今日は○○○○」という思いからスタート。。
O君の言う「筆ペン」とは実は「毛筆」のことを言っていたのですが、
すぐには私は分からなかったのでf(^^;、「とりあえずこの割りばしで描いてみる?」と
促して割りばし1本を渡してみました。(最後に少しだけ毛筆も出したのですが)
「割りばしでも書ける!」と言ってO君は字を書き始めました。
そうか、字が書きたかったんですね。
でも、すぐに今度は「目をつぶって描いてみる」と言って無意識の線をいっぱい描き始めました。
さらに今度はスポンジ筆を使い始め、そのなめらかさが気持ちよかったようで、どんどん塗りつぶして行きました・・・
一方、S君は、「福笑いをつくる」ので、画用紙を小さい丸に切って、というリクエストになり、適当に切った画用紙を渡して行くと、
某テレビ局のマークのような「目」を描き始めました。
O君の方は、途中、ストローで「ふ〜っ」と墨を広げたりしながら、とにかくとにかく、塗りつぶしたくなって、最初に書いた字もなにもかも、気持ちよく塗りつぶして行きました。
墨の水たまりのようになった紙の上に、さらにスポイトで墨をたらしてみたり・・
スポイトで吸って出した墨は泡のようになり、それに大はしゃぎ!
S君の方は、八つ切画用紙に四角い顔を描いて、それから鼻と口をつくり・・
それを見たO君は、「オレも顔にする」と言ってどうも口(歯?)らしきものを描き始めました。
O君は手が真っ黒になっても、周りに墨が飛び散っても、気にしませんが、
S君はそんなO君の様子にちょっとだけ気が引けているような様子(&うちの子も)。
「そんな真っ黒で、なんで顔になるんだよー」と突っ込んでみたりしています。
「真っ黒のうえに、これを置くんだよ!」とO君はどんどん進めます。
と言いつつ、真っ黒の紙の上に置いた白い紙も、またどんどん塗りつぶしてしまい、
「この中に、どこに紙が隠れてるか探す、ゲームだよ!」と言います。
S君は、そんな様子と自分との違いを、(推測ですが)多分漠然と感じながらも、でもその勢いには乗らず、あくまで自分が作るつもりだった福笑い「妖怪みつまたのづち」を完成させています。
O君は、最後はスポイトの墨がどこまで飛ばせるか、ピシュッ!と出して遊んでいました(^^)
・・・それぞれが、それぞれのペース。
で、それぞれ、気が済んだら・・
S君は自分が作った福笑いで、O君は私が作った福笑いでひと遊び。
目隠ししたら、こんな仕上がりになりましたよ(^^)
最後は...アトリエの中2階をひみつ基地化して、うちの子と3人でおやつ持ち込んで楽しそうにしておりましたf(^_^; 私は、「パスワードを解かないと、(基地には)入れてあげない」と言われましたf(^_^; でも、パスワードを相談している声が丸聞こえなところが、また可愛いんですけどね(^^)
実は、このスペースをちゃんと片付けて、「基地化計画」イベントを今度やろうかな・・と思っていたのですが、私が漠然と思っているうちにあっという間に出来てました。しかも、あっという間にできたのは、片付いていなかったのがポイントなのかなと・・f(^^;
子どもは常に大人が頭で考えたことを超えてきますね。
イベントについては、もう少しよく考えます。
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