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夏休み企画第1弾 水中エレベーターをつくろう!

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先週金曜日、通年クラスのAくんが夏休み企画に参加しに来てくれました。

 

初日、まずは「水中エレベーター」。

こちらは、水を入れたペットボトルの中に、これまた水を入れたお弁当用のしょうゆ入れを入れて、浮き沈みさせて遊ぶ仕掛けになっています。

しょうゆ入れの口は空いていて、先に重りをつけてあります。

 

このしょうゆ入れのことを「浮沈子(ふちんし)」と言います。

ペットボトルを外から押すと、浮沈子の中の空気の体積が減り、浮力が小さくなり、

浮沈子がペットボトルの底まで落ちて行きます。

手を離すと、浮沈子の中の空気の体積が戻り、浮力が回復して浮いて行きます。

ポイントは、浮沈子の中に入れる水の量で、これがベストの量でないと、

うまく沈んでくれません。

また、水がいっぱい入ったペットボトルを押すというのは、意外と力がいります。

なにかと難しいのです。

 

というわけで、理科の実験的な要素が強いですが、

この浮沈子を装飾して何にするか、また、ペットボトルの周りを装飾して、どんな世界にするかで、工作を楽しんでもらおうという企画です(^^)

 

Aくんはまず、浮沈子は「くらげにする」と言い出しました。

これはカラーのクリアファイルを切って作りました。

くらげの足?はシュレッダーばさみを使って。

 

それから、ペットボトルの周りは、海の底ということで、ブルーや紫のセロファンを。なんとなく波や泡のイメージで、丸シールを。それからワカメのイメージで、グリーンのテープなどを、どんどん貼って行きました。

作りながら、この間遊びに行った海の話などをたくさんしてくれました。

出来上がった感じは、きれいな色のセロファンが重なって、なんだか素敵な雰囲気。

 

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そして、いよいよ水を入れて、浮沈子投入!

・・・したのですが、押しても全く沈まず。

今回、見本は大きいペットボトルを使っていたのですが、Aくんの力で押すのは

大変ということで、普通の500mlペット(ただし炭酸の)を使っていました。

それでも、押しても何も変わらず。大人がやってもダメ。

そこで浮沈子を取り出してもう一度水の量を調整。再度トライ!

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今度こそ上手く沈んで、また浮いて来てくれました!

うまく沈んだときの写真が撮れなかったけど、

このときの「ヤッタ」というAくんの表情がよかった!

私も「ヤッタ」と思いました〜(^^)