スライムづくりレポート
1月の体験教室第一弾は、「スライムづくり」でした。
昨年、ハロウィンや絵の具のサンデーワークショップ、スノードームづくりと
続けて参加してくれた、年少さんの男の子がまた参加しに来てくれました。
スライムとは、あの、でろ~んにゅる~んとした、なんとも言えない
触感の物体です。薬局で手に入る薬品と、洗たくのりを混ぜることで
作れるので、図工と言うより科学の実験のような感じもします。
薬品を使うので、今回はささくれカバーのため、念のためバンドエイドと
指サックをしてやってもらいました。
はじめはレシピどおりに調合して作り始めたのですが、
途中からさらに水を足したり、洗たくのりを足したりしたことで、
どんどん触感が変わっていきました。
こんにゃくみたいだったのが・・ぷりぷりと粒状?みたいに
なったり・・・最後は糸を引いたような、はたまた薄い被膜が
湯葉のような?!私も今まで何度かスライムは作ったのですが、
こんな触感になったのは初めてで、なんとも新鮮でした。
また、絵の具もいろいろ混ぜることで、混色実験が楽しめるのですが、
参加してくれたAくん、何度目かということで慣れてきてくれたのか、
積極的にどんどん、絵の具セットの全色を混ぜていました!
白を混ぜたのは私も初めてで、透明な印象が強いスライムが不透明に
なり、これまたなんとも新鮮でした。そしてどんどん、どんどん、
混色することで・・・なんとも気持ち悪く・・(笑)、
得体のしれない深海の生物のような物体に変化していきました(笑)
大人からするとなんとも気持ち悪いのですが、
Aくんは楽しそうに声を上げて笑い、じゃ~ん!とスライムまみれの
手をつきつけて「リトルグリーンメン!」とふざけては、
また色を足してどんどん気持ち悪いものにしていく。を繰り返していました。
楽しそうにしているこどもというのは、
見ている方も本当に楽しい、幸せな気持ちになります^^
何度目かの参加で、慣れてきてくれたんだなあ、とも思いましたが、
こんなふうに「完成」を目指すものではなく、
ただただひたすら感触を楽しむ、ということが、こどもにとって
本当に楽しいことなんだなあ、というのをあらためて
しみじみと実感させられました。
そうしてすごく楽しそうに1時間半、お腹がすいて気が済むまで、
にゅるにゅる感に浸っていってくれました。
ご参加どうもありがとうございました~!