恐竜とバナナ〜4月のアトリエレポート②
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセスして下さりありがとうございます。
Iくんは恐竜が大好きなので、来る日に合わせて恐竜の図鑑や絵本をいくつか用意していました。早速、本を見つけて開き、いろいろ教えてくれるIくん。
名前も詳しいし、これは草食恐竜、これは肉食恐竜だとひとつひとつ説明してくれます。(「そうしょく」を「しょうしょく」と言うのがカワイイ^^)
そして、今日は「パキケファロサウルス」を描く、と言い出しました。
「でも、どうやって描くぅ?描いてぇ?」とニコニコしながら言います。
好きなものだからちゃんと描けているのがいいとと思うのでしょう。
でも、いくら好きで良く見ているからといって、それは自分には難しいと思う。
こういうとき、平面より立体の方が入りやすいかなあ?と思って、紙の上に粘土で作って乗せてみたら?と提案してみました。(レリーフみたいに)
Iくんは、ここは手だよ、しっぽだよと説明しながら始まり、それを鉛筆でかたどって・・
その中をポスカを使って塗り絵のように塗り始めました。
色は自由な世界です。
そもそも恐竜の色ってはっきり分かっていなくて、みんな想像で描かれていたはず。
(最近はでも、だいぶ解明されているのかな・・?)
カラフルなパキケファロサウルスと、金色のアンキロサウルスが出来ました。
さて、その横で後からきたRくん。Rくんは車が大好きなので、車の本を見つけて、やっぱりうれしそうに色々説明してくれましたが、「これを描く」とは言いません。
そのことを不思議そうにしているIくん。
でも、絵の具が大好きなRくんは、また色水作りが始まりました。
ほら、泡立ってる、泡立ってる!と見せてくれる。
そんなRくんの横で2枚目を始めるIくん。今度はステゴサウルスを描くと言って、背中のトゲをどうしようというので、今度は折り紙を切って貼るのを薦めてみました。
体は今度は下描きなどせず、大胆に。
そのまま刷毛が楽しくなって、縦横無尽に刷毛をすべらせ
とうとうステゴサウルスはトゲだけになってしまいました!
楽しい!この自由さはRくんの色水の影響もあるのかな。
Iくんが帰った後Rくんは、濃度が濃すぎた色水を使って、やっぱり刷毛で画用紙を塗り始めました。
こっくりとした、彩度の高い黄色をすべらせながら、「バターみたいだ、バターバター」と喜ぶRくん。
確かに、ちびくろさんぼのトラのバターを思い出させるような黄色です。
そのうち茶色が混ざってきてしまうと、「お、今度はコーラだ、コーラ!」と言います。
黄色の刷毛跡に茶色が混ざって、今度はバナナの皮になりました!
すべりそう!
どこまでも食べ物に連想していくのが楽しいです。
最後、お迎えが来たのがショックで寝転がるの図。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
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