こども図工室FUNFUN

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10月のアトリエレポーPART9〜男の子ふたり、粘土からの、あれこれ

こんにちは。

さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。

ブログにアクセスくださりありがとうございます。

 

前回は女の子二人でしたが、今回は男の子二人の巻。

年長さんのJくん、単発参加で久しぶりでしたが、普段から工作大好きだそうで、家で作ったものも持って来て色々見せてくれます。何か作るのが日常化している感じ、いいですよね。

Kクレイをびよ〜んと伸ばせるだけ伸ばして

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ほそ〜く糸のようになったので、ストローに通せるかも!と言ってストローに通して輪切りに(思いもよらないことしてきますね・・^^)

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今度は絵の具を混ぜてミントグリーンになったねんどに、ネジで面白い跡をつけてみたり(化石みたい?!)

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足で踏んでこねてみたり!

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そしてやっぱりJ君も、ペットボトルと細かいパーツを見るといろいろ詰め始めます・・

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などなど色々な楽しみ方をしてから、以前来た男の子が作っていった「お寿司」を見つけて、「僕もオシスつくる!」「僕オシス大好きなんだ。オシスやさんになりたいんだ」(いい間違いが可愛いのです^^!)と言って、

粘土からハサミで切って黄色い卵を作りました。
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さて少し後からきた2年生のH君も、粘土でいろんな遊び方。BB弾がどれだけ吸い付けられるか?!

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ストローで吹いたら風船みたいに膨らむか?!(膨らみませんでした)

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それから「船作りたいから、できるかどうか浮かべてみる」

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・・粘土で船にするなら固めてからニスでコーティングすれば・・と一応話はしたのですが、「乾かないまま浮かべたらどうなるか実験したい!」と言うのでとにかく浮かべてみましたf^^;(・・結果水に溶けてしまいました、全部ではないですが・・)

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その後はガチャ玉に詰めて穴から楊枝を刺してみたり・・

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粘土を前にして私には到底思いつかないことを色々やってくれます。特にこういう「想定外」「斜め方向?」に進むのは男の子の方が多い気がします。大人であり女性である私などはただ「ほおーー」「へえーー」と驚くばかりです。

 

そのうちHくんは粘土で何か作ろうと考え始め、木の板を見て「そうだ、ここに粘土をつけて迷路にしよう」と大好きな迷路を作ることを思いついたのですが、粘土がうまく木の板にくっつくかが心配になり、結局粘土ではなく木の板と段ボールを使うことになりました。

そしてさらに、ただの迷路ではなく「ピタゴラスイッチ」みたいにしたいんだ、ビー玉が落ちたら重みで反対側が跳ね上がるみたいな・・ そうだ、この間使った洗濯バサミで、バネの力をうまく使えないかな・・ と思考はどんどん進み・・

台の部分、2x4の厚い木材をふたつセロテープで合わせているのは、ふたつの木材の隙間に洗濯バサミの金具の部分を挟んで固定しようと考えたのです。

でも、実際やってみると洗濯バサミのバネの力は、ビー玉の重さくらいでは開閉しません。それで結局段ボールだけでシーソーを作ろうということになりました。

中心は段ボールを何枚か重ねたものを三角に切って、そこにシーソー板を釘で止めました。釘1つだとゆらゆらするけど、2つだと今度は動きが悪くなって、結局1つにしました。

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さらに「シーソーに人を乗せるから、折り紙ちょうだい!」と言って、折り紙に顔を描き、それを木製クリップに止め付け。

折り紙、クリップ、セロテープ、みんなH君が思いついた材料です。子どもたちそれぞれ、「こんなときはこれが使いやすい!」と思っている材料があり、リクエストしてきます。本人の中では当然のようですが、私の方はいつも内心「へええ〜それなんだ」と感心したりしています。

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この流れでJくんの方も感化されてピタゴラ装置のようなものを作り始めました。

ピタゴラ装置はとにかく感染力があります。

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Jくんからの「斜めにしたいんだ」というリクエストに応え、牛乳パックを斜めにカットして斜面を作りました。どっからどうなっているのか・・

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こちらはH君のシーソー、完成形です。乗っている人の顔が、安西水丸が描いた村上春樹みたいで可愛いです^^(通じなかったらすみません。。)
いつか、こうして作ったパーツパーツを繋げて大きなピタゴラ装置になったら面白いんじゃないかな、と思ったりしています。

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・・さてH君が帰った後に、J君はまた粘土に戻りました。大好きなオシスが途中なことを思い出したのです!卵、サーモン、それから前に他の子が作った黒色粘土を見つけて、カッパ巻も作りました。金太郎飴ではないですが、のり巻きを切る時にどうしても中がつぶれてしまうのが残念そうでした。

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ガリと、台まで作って、完成です!脚にはペットボトルキャップを使っています。

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そしてこちらも忘れていません、詰め詰めしていたペットボトルにはさらに入れたいだけの宝物?!を詰めてお持ち帰り。

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こんな具合の、男子二人の巻でした。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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