こども図工室FUNFUN

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10月のアトリエレポートPART7〜紙ねんどの楽しみ、あっちこっち

こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。

ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

紙ねんど、仲良し兄弟妹2組の巻。

兄同士・同級生、妹弟同士も同級生、とにかく仲が良いです。

ただ単にテンションで気が合っているというだけでなく、お互い思いやっている様子が見れるので、いつもほほえましいです。

 

マシンガントークと同じ勢いでいつも作品を量産する2年生のK君。

今回まず最初に作ろうとしたのはポケモンキャラだったようですが、途中でうまくいかなくなって「ねずみだるま」に変更になりました。

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それからこれはハート形の・・なんだったかな

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Yくんの方は色々考えあぐねていましたが、学校の図工の教科書に載っている「ひみつのグアナコ」というのを思い出して、「そうだ、グアナコつくろう」と言い始めました。

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教科書に載っていたのは「グアナコ」という言葉の響きから自由に連想して粘土造形を楽しもうというものです。我が家の息子の教科書も同じなので見ていますが、図工の教科書もいろいろと楽しい内容が載っているなあと思っています。

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「Kくんもグアナコ作ろうよ」と誘っていましたが、Kくんは「・・僕は他のが作りたいな」と気を遣ったトーンで言いつつもちゃんと主張して、引き続きそれぞれの制作に。

Yくんはひとつのものをじっくり作っていくタイプ、Kくんは思いつくままどんどん量産していくタイプ。

今度はストローやビー玉やカクト、枝などを差して・・潜水艦?

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さらに拡張していきます。

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もいっちょ。これは何と言っていたか忘れてしまいましたf^^;

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さて妹弟たちは。

Rちゃんはいつも型にはまらず、自由に素材遊びジプシーをしていきます。

粘土に絵の具を混ぜて、全身を使って伸ばす伸ばす。

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丸いスプーンに詰めて取り出してみたら、なんだかアイスみたい。

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yくんのほうも、赤と青と絶妙に混ざりきらないきれいなマーブル色の粘土をひねって、「ソフトクリームみたい」と見立てています。

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ソフトクリームみたいなので、カップに詰めてトッピングを始めました。

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Rちゃんの方は形にまとめたりはせず、今度は他の材料遊びに移っていきました・・

今日も懲りずに私としては「粘土の芯に」と思って出しているピルクルの瓶、キラキラを集めて詰める器となっています。「ボトルxキラキラした小さなもの」があったらもう、これが始まるのは当然のようです。そして当然のようにこの後「ここにお水いれたい」と言われます。

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そうすると当然伝染するので、yくんも透明カップにキラキラや貝を入れてお水を入れ、そして絵の具も入れたくなります。

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でもRちゃんはまた気が変わって、今度は、粘土作品の台にと思っていたベニヤ板に、絵の具を付けたり木片をくっつけたりし始めました。

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yくんももちろん一緒にやります。

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そしてまた粘土に戻る。途中おもちゃで遊んだりもしながら、ほんと仲良しです。

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・・さて、お兄ちゃんのYくんの「ひみつのグアナコ」?が出来上がったのを見たら、「僕は他のを作る」と言っていたはずのKくんもやっぱり参戦したくなったよう。

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そこから二人のワールドが急展開です。・・とにかく、ふたりで、色々なことを思いついては言い合って、いろんなものを粘土に埋めたり刺したり。

二人だけの世界になっていて話についていけませんでしたが、とにかく二人の中でたくさんの物語が生まれて展開しているようです。

机の端から突出して、木の枝にセロハンテープでつけられた木片が机の台よりも下まで伸びているので、この作品は机の端に置くしかない状態になっています。

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木の実やビーズやおはじきなどがたくさん埋め込まれ、なんというか秘密の島のようです。猫や鳥の形をしたスパンコールは、ここの住人のようです。

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奥の方にも何かこっそり隠されているようだし、手前の紐はブランコになっているようです。

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上から見るとこんな感じ、ストローがさらに大量に繋がれて刺しこまれました。

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 ・・いつも本当に、ふたりでミニ秘密基地を工作しているよう。楽しそうだなあ〜〜

 

最後に、こちらはおまけ。

粘土はこねるだけこねて気が済んでいた妹のRちゃん、ママのイヤリングを自分の耳につけてオシャレしたりしていたので、こねた粘土でちょっとアクセサリーを作ってあげました。固まった後に使い物になるか分かりませんけど..。いつも自由気ままにいろんな材料遊びをしていて、作品にしようなどとは毛頭思っていないRちゃんには、余計なお世話だったかな?!と思いつつ、粘土のマーブル色がきれいだったので...。

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本来は彼らの、形や結果を求めるのではなく、ただひたすら、造形が遊びになっていたり、または遊んだり走ったり材料触ったり、という様子が、本当に自然でいいなあと思っています。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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