9月のアトリエレポートPART3〜絵の具、それから迷路
こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。
ブログにアクセス頂きありがとうございます。
絵の具の実験、今回は年長さんと2年生の男の子の巻。
導入向けに作った映像を見せると、まず油を使ってみたい、とEくん。
縦に長い瓶を選んで、青い絵の具を垂らして行きました。。
さらに、牛乳も!
牛乳が絵の具を包んで玉になって、ドロン!
Hくんの方は、洗濯のりに油に‥
いろいろ混ぜてすっかり深海の怪しい生物?のように‥
Eくんは、しばらく瓶の中で絵の具の玉が出来て行くのを楽しんだ後は、さらにバットにも油と絵の具を流して、こんな世界地図のような状態を創り出していました。
…とまあしかし、青や暗い色系ばかり使いがちな2人ですと、あっという間にどれも鈍い色になっていきます。
するとHくんが最初に、
「こういうの、苦手」と言いました。
「気持ち悪い」。
確かに。これをグロテスクと思うのももちろん感性です。
この状態でも触感や現象を楽しんで続ける子もいます。使う色が限られているようでいて、ちゃんと色を見て感じての感想なんだろうと思います。
「H、これじゃなくて、工作したい」
と言って、いつもの大好きなビー玉転がし作りが始まりました。
でも今回はちょっといつもと違う材料も見つけて。洗濯バサミでもコースを作りました。
Eくんはもう少し絵の具の実験もやっていましたが、お兄さんのHくんの作っているものがとても魅力的に見えたのでしょう、こちらもビー玉転がし作りが始まりました。
以前、ワークショップで作ったときは、箱の中だけでおさまっていたEくんでしたが、今回は大胆にロール芯をつなげていきます。
うまく転がらないのはどうしてか、よくよく考え、スタートの箱の裏にゲタをはかせて高さを出すことにしました。
Hくんの洗濯バサミコースと箱のコースが合体して、いざ転がします!Eくんもどうなるか興味津々。
Eくんの方も、さらにポテチ缶で高さを出して、急な坂のコースが出来上がりました。
絵の具の実験にはうまく興味を引けなかったけれど、何回でも作りたいほど好きなものがあるのは楽しいことです。
そして、何度も作っているからといって、毎回同じものであるわけはなく、毎回新しい発見をすることから、広がって行く世界もあると思います。
それぞれの、世界の広げ方を見守りながら、これからもプラスアルファ、提供していけたらなと思っています。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
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