9月のアトリエレポートPART2~絵の具の動き、それから
こんにちは。さいたま市見沼区 の 造形 絵画教室 「こども図工室FUNFUN」です。
ブログにアクセス頂きありがとうございます。
「絵の具の動きを楽しもう」レポート第2弾は、年長さんの女の子ふたり。
この日は立体マーブリングの実験を事前に少し重ね、思いきってマニキュアを使ってみることにしました。
臭いが...やはりちょっと厳しかったですが...
最初は紙皿を使いました。
洗濯のりを入れたところにマニキュアをポタポタ...
最初はマニキュアの筆で少しずつ垂らしていましたが、Aちゃんはそのうち瓶から直接垂らし始めました!
水の上の水性顔料マーブリングは、絵の具がすぐにゆらぎ始めますが、洗濯のりx油性マニキュアだと、垂らしたそのままに留まります。
まるでジャクソン・ポロック(アメリカの抽象画家)のドリッピングみたい?!
一方Mちゃんの方は筆で少しずつ垂らすことを続け、さらに竹串で混ぜていきました。。
すごく細やかな模様に...
Aちゃんは、以前画用紙でお絵描きした時にはなかった大胆さで、ほとんど全てのマニキュアを垂らし切りました!
そこに型抜きした粘土を入れたり、自分でハート形に切った紙を入れたりしてマーブリングしてみました。
2人の仕上がりはこんな感じ。
マーブリングでなく、直接着色した粘土もあります。
さて、マーブリングがひと段落すると、Mちゃんは、小さな画用紙を欲しがり、それに垂らした水彩絵の具をストローで吹き始めました。
幼稚園でやったことあるのかな?特に私から促したわけでもなかったので、自然と流れでやってみたくなったのでしょう。
フォークで引っかいたりもして、こんな面白い画面になりました。
一方、立体マーブリングで使った粘土をもっと欲しい、と言ったAちゃんの方は、手の中で粘土をこねているうちに、おむすびみたい、おむすびにしよう、となって..
梅おにぎり。
さらにはミカン。蛍光ペンでの着色で、このリアル感!
Mちゃんはまた絵の具x液体実験に戻りました。
こちらはサラダ油に水彩絵の具。
青い絵の具が小さな丸い粒になってたくさん沈んでいるグラスを覗き込んで、宇宙みたい、夜空みたい、きれい。
さらにプクプクと...丸い粒になる絵の具がきれいです、楽しいです!
それでまたAちゃんも実験に戻ってきました。こちらは洗濯のりに水性顔料。
細かな胞子のように絵の具の足が伸びて行くのを側面から見て、おお〜っ!と驚いています。
絵の具入れにしていた卵ケースの底に残った絵の具が、クローバーみたい。と言ったり。
洗濯のりにさらにたくさん絵の具を足して、上から見たらもう真っ暗なんだけど、側面から見るとこんな不思議な層になっていました。
この洗濯のりを、じゃあスライムにしてみる?というと、じゃあメロンソーダにする、とAちゃんは言って、メロンソーダ色で作り直しました。
今度は、普通の洗濯のりとは別に、アイロン用の糊も注入。するとなんとも言えないトロミ感!
最後、メロンソーダにスイカも追加され、おにぎりはセブンイレブンの包装がなされました。
以前はお迎えが来たらすぐに帰っていたAちゃんですが、お母さんがお迎えに来ても自分が心に決めたところまで作って行くと言うようになりました。
形にとどまらないものを色んな方法でずっと楽しんでいたMちゃんと、形に留めることと、とどまらないものとを行ったり来たりしながら楽しんでいたAちゃん。2人が少しずつ影響し合っていて、見ていて楽しかったです。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
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