3月のアトリエレポートPART4・液体ねんど
こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
先月から会員になってくれたH君。今回は液体ねんどに挑戦してもらいました。
液体ねんどは、ここ何回かアトリエで提供しているのですが、どうもその「特性を活かした」使い方を私自身うまく伝え切れていないところが。。
子どもたちも、どう使っていいのか考えあぐねていた様子もあったので、
今回はあらためて、いくつかある使い方を調べ、「使用例」を印刷して子どもたちに最初に見せることにしました。
1年生のH君はひととおり読んで「うん、だいたい分かった」。
そして、缶やペットボトルや空きケース、布や軍手など色々用意した中から、まず最初に台座にする木箱と、芯材にするペットボトルと、粘土をつけるためのタオルを選び出しました。(このあと卵のパックも付け足していました。)
高低差をつけて並べて、もうすでになんとなくイメージがあるようです。
そしてバケツの中に液体ねんどを入れ、その中に水色のタオルを浸します。
ある程度液体ねんどに浸ったところで(本当はもっとどっぷり浸かるくらい粘土があった方が良かったのかもしれませんが)、このタオルを先程の芯材の上にふわりとかぶせました。
お山の上にはシルバーのモールを巻いてみたり。
それから、液体ねんどの足りないところに、どんどん追加でねんどを塗っていきました。
液体ねんどに絵の具を混ぜてもいいんだよ。と言うと、「じゃあ水色」。
・・水色のタオルなのに、絵の具も同色??と思いましたが、しばらく黙って見てみることに。・・それからしばらくして、「他の色も使う?」と聞いてみると、「じゃあ青」。
・・「どうしてブルー系でまとめてるの?」と聞いてみると、「山だから」とのこと。なるほど、私は山と言えば緑なのでは?と思ったけど、H君は富士山のイメージだったのです!
山脈だけど、富士山カラー。まるで氷山のようですね。絵の具で微妙なグラデーションをつけています。
そうかじゃあ、と思って私がブルーの飾り砂や昨日の残りのブルーのスライム等を出すと、それもどんどん上から撒いていきます。
頂上にはアクリル絵の具で使う「ジェルメディウム」を塗ったりもして、透明なツヤも出てきました。
一方、我が家の息子の方は、スポンジで木箱の蓋にひたすら液体ねんどを薄く塗り広げています…。
H君にも、なんで?何にするの?と聞かれてましたが、構わず。色もつけず、盛り上げもせず…ただ「白い板を作るんだ」と。
それ、粘土じゃなく絵の具でもいいんじゃない?と言ったら、絵の具に換えてましたf^_^;
そんなわけで、まぁ使い方をあらためて説明しても、使いたいように使われることには変わりないようですが…f^_^;
自分の、やりたいことを見つけて、やりたいようにやる場なので、良しとしましょう。
最後は、こちらもジェルメディウムを塗って艶を出してました。。
H君の方は、飾り砂ついでに、短く切ったストローがあるのを見て、それも撒いてみたりして・・
その流れで、先月も登場したストロー人間がまた登場しました!
端っこにぴんと立ったストローの上には、赤い折り紙で折った太陽に、ストローの光線。太陽を作り始めたのはかなり想定外で、しかもそれが折り紙とストローというところにも驚かされました!最初赤の折り紙だけで、光線がついてないのも本来の太陽の姿でいいか、とも思いましたが、ストローの光線をつけたらやっぱり賑やかですてきになりました。ブルーと赤の対比が、とってもイイ感じです。
太陽を作り出す少し前にお母さんがお迎えに来ていたので、これでもう完成かと思いきや。この後、またまた折り紙とストローと針金で、思わぬ工作が始まりました!
じゃーん、モノレールです!
山から木箱の端に針金が渡され、そこにオレンジ色の折り紙にストローがついたものが通されています。ストローx針金で、ちゃんとモノレールが行ったり来たり、動きます。
帰るまでには乾かないので持ち帰りできませんでしたが、今はもう固まっています。タオルのループ生地がそのまま固くなって、なんともユニークな質感に仕上がりました。
これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。
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