氷絵の具でじゃばら絵本 おうちアトリエレポ
こんにちは。さいたま市東大宮のこども図工室FUNFUNです。ブログにアクセス頂きありがとうございます。
10月のおうちアトリエ、じゃばら絵本2回目に参加してくれたのは、年中のH君と3年生のAちゃん。
この日は、ベースはじゃばらの画用紙ですが、二人とも氷絵の具がやりたい!というリクエストだったので、凍らせた絵の具を用意していました。
H君は、氷絵の具2回目。
ひととおり氷絵の具をばらまいて、流して。今回はキッチンペーパーで拭き取ったりもして。
それから、星形やハート形の氷をスタンプの様に押してみたり。
次はマーブルクレヨンを使って、数字をどんどん描いて行きました。
「数字の絵本だ!」
うちの子もそうでしたが、絵より字を描きたがる子も結構いるような気がします。
その次は、普通の絵の具も使う!となって、チューブから赤と黒の絵の具を選び出して、用意していた筆を一本一本試すように代わる代わる使っていきました。
中でもスポンジを割り箸の先に付けたスポンジ筆は、絵の具を沢山含んですーっと描きやすいことを発見し、端のページは赤で隙間なく気持ち良く塗りつぶすことにしました。
スポンジ筆のほどよい水分を含んだ描き心地は、見ている方も気持ち良いです。
それからだんだん、パレットの上の絵の具と、バケツの中の濁った水を混ぜることが楽しくなり、ゼリーカップの空き容器を使って色水づくり。
お砂場遊びの絵の具版、といった感じで、なんとも楽しそうです。
最初は黒と赤がメインだったのですが、混ざるとなぜか紫っぽくなります。さらにいろいろ混ぜると、ブルーグレーのような色になります。色々混ぜるとどんどん濁ったグレー色やドドメ色になってしまうわけですが、その中でも、赤みがかったり、青みがかったり、いろんな色味があります。
最後はゼリーカップをスタンプにもしていました。
一方、後から来た3年生のAちゃんは、今回初めての参加です。
氷絵の具・・・実はどんな風に提供したらいいものか、いつもちょっと悩みます。
H君は2度目だったのでどんどん自由にやってくれましたが、
初めての子は、このカラフルな氷をどう扱ったらいいものか、ちょっと不安になるようです。画用紙の上に、ば〜っと転がして、どんどん混色してみたら〜?と促したくなるのですが、なかなかそうはなりません。
触るのもおっかなびっくり、みたいな感じ。
どうするかな・・と思って見ていると、ひとつひとつ、画用紙の上に並べ始めました。
・・面白い。こういうアートみたい。時々、さっきHくんがば〜っと混ぜてくっついてしまった濁った色の氷もあって、それもコントラストになって面白い。
・・ひととおり並べて、満足してしまいそうな気配でしたが、なにしろ氷。溶けてきますから、そのままというわけには行きません。
で、溶けた絵の具を手に塗り塗りして、手形!
これだけ手が汚れると、急に勢いがついてきます。
溶けた絵の具を混ぜ始めました。
でも、これが結構、すぐ溶けないんですね。秋になったことを実感しました(^^)。
氷絵の具は、夏!と思ってましたが、案外秋にやる方が面白いのかもしれません。
溶けかけた氷を重ねて、マカロンとかお菓子のように見えてきたりして。
でもついに、でろ〜っと溶け始めたら、
最初の慎重さはどこへやら?!Aちゃん、勢い良く紙でば〜っと拭き取ったと思ったら、次はなんと雑巾で拭き取り始めました!!大胆です!!
そうして、思いっきり拭き取った面、思いっきり混ざり合った面、とコントラストの強い巻物のようなジャバラができあがりました。
最後、乾いてから本に仕立ててみると・・・
また、1ページ1ページ、表情が違って面白いです。
丸い氷がそのまま形を残したところは、なんだかお月様みたい。
言葉をつけてみても面白そうだけれど、今回はこれで完成となりました。
H君の方も、乾いてみると、なんだか粒状の絵の具が残っていたり、
マーブルクレヨンで描いたところが浮き上がって見えて、1ページ1ページ、全然違う仕上がりになりました。
「絵の具」で「遊ぶ」のは楽しいですね!!
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