「偏光板ステンドグラス」レポ PART2
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8月最後のフリーデイには、偏光板ステンドグラス作りに女の子3人が参加しに来てくれました。年長さんふたりと三年生です。
偏光板については先日のレポートにも書きましたが、
(夏休み企画第2弾!〜偏光板でステンドグラスモビールをつくろう〜 - こども図工室FUNFUN)
光の波を一定方向に揃えて通過させるシートです。2枚のシートを重ねる向きによって、光が通過して見えたり、まったく真っ暗になって何も見えなくなったりします。
モビールの材料はこの偏光板シート2枚と、プラバン1枚、それからセロハンテープ&カラーセロハンです。
このセロハンテープにも、光を変化させるマジックがあるのです(*_*)。
まずは偏光板だけで光を透かして見てみたり、液晶テレビを見てみたり
(液晶テレビの画面も偏光板で出来ているのです)、見本のセロハンを貼ったプラバンを挟んで見てみたりして、みんなで偏光板の不思議を堪能。
それから、透明プラバンに透明セロハンテープを沢山重ねて貼っていきます。
透明×透明ですから、いくら貼っても見た目は透明です。
でも、これを偏光板2枚で挟むと、セロハンテープを貼ったところ、テープとテープが重なったところが、ステンドグラスのような色々な色に見えてきます。重なった枚数によって色が変わるので、たくさん重ねるほど、色んな色の面が現れますし、テープの重なりが細かい柄を生み出し、意図しない柄が浮かび上がります。
外形は三人とも女の子らしく、ハート型やくまさん型、星型、お花などかわいいかたちが揃いましたよ(*^-^*)。
三年生の女の子が作ったくまさん型は、こんな細かい模様に!おしゃべりしながらあっと言う間にこんなにたくさん重ねていて、ビックリしました。(@_@)
今回は一回目と趣向を変えて、上から吊すモビールではなく、木材に針金でスタンドを作り、そこに吊す卓上型にしてみました。
卓上スタンドを作るのに、キリを使ったり、ペンチを使ったり、といった作業もちょっとだけトライしてみましたが、やっぱり硬い!難しい!となって、その辺りは私が仕上げることになり...仕上げている間ひとりひとりの様子を見てあげられず。。透明テグスをうまく結ぶのにも時間がかかり、お待たせしてしまいました。ごめんなさい、反省点です。
偏光板・・なかなか馴染みのない素材だったかと思いますが。FUNFUNでの経験が、新しく素材を知る・触れる・感じる、キッカケになったら良いなと思っています。すぐに何かに役立つとかいうものでなくても、その経験が楽しいものとして、記憶に、身体に残っていってくれたらなと思っています。
夏休み企画はこれでひと段落となりました。
秋のアトリエメニューも追ってHPにアップしていきますので、
またたくさんのご参加をお待ちしていますm(__)m。
★こども図工室FUNFUN★