灯りを楽しむ①〜12月のアトリエレポートPART2
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
12月はクリスマスを意識して灯りを楽しむ工作を用意しました。
部屋を暗くして、色水やセロファンを使っていろいろな色の光を演出した状態でお出迎え。いつもと違う雰囲気にこどもたちの反応もビビッドです。
最初に到着した2年生の男の子ふたり、まずはいろんなものを照らして楽しんでいます。
紙の後ろから灯りを当てて何かに見せようとしたり
イルミネーションひとつひとつにストローを差してみたり
ライトを青いセロファンで包んで瓶に入れたら、深海生物に見えてきた?!
イルミネーションのコードの束が、クラゲやイカを連想させる感じなんですね、思わぬ展開です。
円盤形のライトにモールをつけて、自分は階段の裏に隠れて、UFO!
天井からライトを吊るして、下から円盤形のライトとドッキングしようとしたり
綿(わた)も照らしたら面白いよ、と出してみたら、みんなサンタさんになろうとしたり(最後にこの綿は部屋全体に散りばめられて大変なことに!!)
・・こんなふうにふざけている時間が一番楽しい!!気持ちがリラックスして、いろんなことを感じて、そこからいろんなアイディアが湧いてきます。作る時間以上に、こういう時間をもっともっと大切にしたいと、今回あらためて感じさせられました。
少し後から来た年長さんのY君は、まずは色水作りから。とにかく赤い光にしたくて、どんどん赤い絵の具を入れてすっかり不透明に・・
今度は赤いセロファンをライトにかぶせて、それでも赤く見えないと言って(光源のところは光が強くて白く見えますよね)、赤いセロファンをさらにポスカの赤で塗りつぶしました。ポスカもこれまた不透明なので光が透けなくなってしまいましたが、透けるところと透けないところの差が面白い。
最後は直接ライトを赤く塗り始めました。
綿と一緒に瓶にぎゅうぎゅう詰めて・・
出来上がりはこんな感じ。
2年生のS君の深海生物から、みんな瓶を使いたがり、同じく年長さんのAちゃんも、あっという間にピンクのセロファンなどを詰め込んで出来上がり(写真ボケてしまいました、ごめんなさい)。
そうして出来たライトを光らせたいからと言って、みんなが代わる代わる「部屋の電気消して!こっちも!全部!」と言い、ライトパーティに。
ライトを持って走ってみたり〜
ゆらゆらさせてみたりして、なんだかクリスマスの雰囲気というよりは、肝試し風?!
イルミネーションをぐるぐる振り回したらこんな面白いことに!
(何回もやってました^^)
このあと、そうだ影絵もやろう!なんて話も出ていたのですがタイムオーバーになってしまいました。。今回、2年生二人と年長さん二人は初顔合わせのメンバーだったのですが、いろんなことをしてふざけていたらすっかり盛り上がって、本当に楽しくいい雰囲気でした。
ふざけたりライト作ったり遊んだりしている隙にもう1品2品作っていたAちゃん。
レースペーパーもライトにかぶせたら面白いかなと出していたのですが、それを見て連想したのはまずケーキだったようで、紙粘土でショートケーキ。
箱もケーキの箱に入れてお持ち帰り。
こちらは色水作り用に用意していた卵カップに、卵の殻とひよこちゃんを作って入れて帰りました。
2年生のO君も、「お、みんな好きなもの作ってる、いいねいいね!」と言って、お得意の弓矢を作成。綿入りのグリーンライトと一緒にぱちり。
この他にも刀やサヤなどを作りかけて置いていきました。
割り箸をサヤのように組んで中に細い竹ひごの刀が収まるようになっています。
私からの提案はいつも、こういうそれぞれの自由な発想の制作のための、ウォーミングアップになればいいかなと思っています。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
2年男子、メカ系工作〜12月のアトリエレポートPART1
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
12月に入りレポート更新が滞っておりました、申し訳ありません。
12月はクリスマスに向けて、灯りを楽しむ工作をと思い、ミニライトを用意していましたが、メカ系好きの小学生男子たちは、 今回もそれぞれ思い思いのものを制作しています。私の方からの材料提示はあくまで提案なので、自発的に自分の作りたいものがはっきりしている子どもたちには、それぞれの思いを具現化するお手伝いをさせてもらっています。(年齢が上がるほど出来る事も増えるし、好きなものがはっきりしているので、自分からイメージが湧くのだと思います。)
トップバッターは、先月から制作している電車の編成を増やしたいC君。
同じ日、一緒だった年長さんのEくんが灯り遊びをしていたので、ちょっとの間それに参加して楽しんだりもして(それはそれで楽しそうにしてました^^)、
それから、そうだこのライトを電車の中で点灯しよう!と思いつき、モーターの隣に設置しました。
このライトは底面にスイッチがあるので、電車の底面に小さく穴をあけて、裏側からスイッチ操作がちゃんと出来るように細工してあります。
車体をかぶせて、ライトをつけるとこんな感じ!
そのあと、さらに車両が2両追加されて5両編成となりました。ここまでつながると圧巻です。
また別な日、イルミネーションのライトをなんとか「光ファイバー」みたいに出来ないかと考えたK君。イルミネーションのライトひとつに、ストローをかぶせてみました。
このあと、ストローを何本もくっつけてみたり、いろいろやってみたのですが、ストローは光ファイバーではないので、長くしても先の方まで光が届きません。
全然違うけど風船をかぶせてみたり?
・・色々やってみたけどうまく行かないので、ライトひとつだけセロファンでくるんで、後は投げ出してしまいました。・・その後お迎えにきたお母さんが、残りのライトもちょいちょいとくるんでくれたのでこんな感じになりました。
・・さて、投げ出してしまったのは巧く行かなかったからだけではなくて、一緒に参加していたN君が、「エスカレーター作りたい」と言い出したからだったのです。「エスカレーター?!僕も作りたい!」とノリノリになって、早速段ボールを斜めにカットしました。側面にも穴をあけて・・「僕だったらこう作る」というイメージがぱっとひらめいたんですね。この間も自販機を自分で考えて作ったK君、こういう「仕組み」を考えながら作る工作大好きです。
ん〜〜でもひらめいたんだけど、どうもうまく行かない。
ん〜〜じゃあいいや、やっぱりロープウェイにする!紐ちょうだい!あと、箱、小さい箱。あ、紙コップもある、これ使おう!(一旦作るものが決まるとほんとに勢いがある)
・・というわけで出来たのがこちら。
乗ってる棒人間がかわいいですねー^^
旗もつきました。乗客は最終的に四人に増えてました。
・・で、こちらは最初に「エスカレーター作る」と言いだしたN君。
N君の構想はK君とはまた違うみたいです。
柔らかいものが欲しいというのでメラミンスポンジを渡したら、何やら細かく切って色々試していたのですが、うまく行かなくて諦めたようでした(何を作っていたんだろう?)。
切り替えてとりあえず工作用紙で階段を作り
タイヤとモーターを使って動力部分を考えているようです。
片面段ボールを使ってこんなふうにキャタピラ風になりました。
実際のエスカレーターもこんな風な構造になっているようなので、発想はバッチリです。でも内側に工作用紙を入れているからか?そもそも動力が弱いのか?うまく回らず・・この日はここまでとなりました。難しそうだな・・長期戦になるかなf^^;
私の方も研究しておこうと思います。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願いいたします。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
11月のアトリエレポートPART10~ポケモンバトルフィールド
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
12月も半ばになってしまいましたが、11月のレポート続きます。
11月最後の回、2年生男子ふたり。
先日2年生男子が来たときも、ポケモン図鑑を見つけてポケモンキャラを作り始めていましたが、今回も早速Sくんがポケモンを動かせる本にしたいと始まりました。
なにか、透明なものでこれをトレースしたい。と言うのでプラバンを出したら、図鑑に重しを置いて早速トレース。
一方O君の方は、カッターで画用紙を小さく小さく切り抜こうとしています。すごく細かくしたそうだったので、刃の小さいデザインカッターを持たせてみました。
これが足で、これが・・と話しながら切ったものをテープでつなぎ、「人間に必要なものは何だと思う?」とO君が聞くと、S君が「パンツ!」(爆)
実際はこのあと作ろうとしていた頭だったみたいです笑
剣と盾も持たされました。
クリップをつけて、画用紙の後ろから磁石で動かします・・
長方形では飽き足らなくなって画用紙を輪につなぎました・・
S君の方は地道にピカチュウをトレースして、今度はポスカで色をつけ始めました。
既成のキャラクターで、しかもプラバンを使ってのトレースですが、それでも対象を「見る」「観察する」感覚は少しだけでも養われると思っています。既成のものだとしても、なにより本人が「好き」であることが一番だし、「楽しい」のが一番です。
さらにヒコザルも作って、画用紙の上でバトルが始まります!
O君の方はひととおり作ったと思ったら、デザインカッターで自分が作った騎士をグサグサ刺してみたり・・
この後もカッターの持ち方使い方が危ないので、ヒヤヒヤして、危ないよ、こう持つんだよ、と言ったのですがどうしても気がつくとグーでにぎって、何かをバキバキにしたくなったみたいでスチロールを欲しがり、出したスチレントレイをバキバキに解体したり。デザインカッターだけでなく普通のカッターも持ち出します。「ストレス解消だ!」と言うので危なくない範囲で様子を見ていたのですが、表情はにこやかです。
・・先日、都内のある保育園の美術の時間を見学させて頂いたのですが、その保育園ではなんと1歳からハサミを持たせ、ハサミの使い方も子どもたちが自分で考え持てるようになるように、指導はせず見守っているとのことでした。私が見学したのは3歳児クラスでしたが、皆とても器用にハサミを駆使していました。
危ないのはむしろ、使っている最中ではなく、使い終わった後、遊び出した時だというお話も伺いました。
「正しい使い方」を先に教えるのではなく、子どもが自分で考えることを尊重すること。自分の考えを尊重された子どもたちが、のびのびと安心して、落ちついて取り組んでいる様子を、色々な思い、感慨を持って見学させて頂きました。
また、これは別な時に伺ったお話ですが、ニードル針でダンボールをグサグサ刺し続ける子どもを、ヒヤヒヤしながら見守っていたところ、出来上がったら実はニードルの穴で人の顔を描いていたというエピソードも伺いました。
・・しかしこれがカッターとなると、こちらのドキドキ度もまたさらに上がります。
黙って見守るというのはリスクもありますし、かなりの忍耐を要します。子どもの感情の起伏を読み取るのは難しいです。O君がこの時、どんな気持ちでカッターを使っていたのか、未だ計り知れません。見たことのないタイプのカッターの、使い道を試したかったのかもしれません。それとも、S君の方は自分で決めたものを着々と作り続け、自分はさっさと作り終えてしまったものの、いまいち出来上がったものにピンと来ていないという、漠然した思いをどこかにぶつけたかったのかもしれません(実際O君はこの騎士を持って帰りませんでした)。まだまだ修行ですね・・
・・ある程度色々なものにカッターを使って気が済んだO君は、S君と同じようにポケモン図鑑をトレースし始めました。
トレースしたアルセウスの上に先程の騎士が股がりました。
S君の方はバトルフィールドの背景を描き始めました。
作りたいもののイメージが明解にあるようです。
3枚つなげて、それぞれのフィールドで戦わせます。
O君もオリジナルのフィールドを作りました。
そして、二人とも、本の形にするより、この紙を立てた状態にしておきたいんだというので、ダンボールを渡すとチャッチャと切り込みを入れて画用紙を立てる台を作りました。
それぞれ、こんな感じです。
O君はさらに、ダンボールと見ると剣が作りたくなったようで・・
(いつも剣や弓を作るのが大好き!)
こんな長い剣ができたよ。以前作ったのは木だったので危なかったけれど、ダンボールなら安心かな?!
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願いいたします。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
11月のアトリエレポート⑨〜モーター工作
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
2年生の男の子たちに、理科工作意欲が高まって来ていたので、今回はあらためてモーター工作に挑戦しました。
我が家の息子が2年生の時に、モーターで動く車を作ったのですが、このときは二人とも全くの無知でしたので、構造の理解も生半可で、材料をどう調達するかというところから四苦八苦して、夏休みまるまるかかって作ったものでした。
図書室で借りて来た理科工作の本では、タイヤや車軸やプーリーといったものが全て、廃品を利用して手作り出来るふうに書かれていたので、普段の工作の延長で作ってみたのですが、電動力を利用するものはもっと精密さが必要なのです。
4年生になり、理科の授業でこの「モーターで動く車」というものに触れますが、こちらは良く出来たキットが配られます。噛み合わせのキッチリ作られたタイヤと車軸、モーターベース、プーリーを使えば、苦労することなく原理を学び、走らせることができます。
ところが手作りだと、車軸を通す穴の径がきっちり合っていなければ回るものも回らないし、簡単な接着ではモーターの回る勢いで色々なものがすぐに外れてしまったりします。空中なら回るタイヤも、床に置くと摩擦や車体の重さで進まなかったりします。プーリーというのはゴムを使って動力を伝えるものですが、このゴムのテンションをちょうど良くすることが出来ず、息子が2年生のときに作った車は、様々な失敗の末、とうとうタイヤに直接モーターをつけることで進ませたのでした。
その時の車はこんな感じです↓
・・前置きが長くなりました。ですが今回、とにかくこの「モーターで動く車」を作りたい、というリクエストのため、あらためてプーリーで動く車にトライしました。息子が2年生のときの様々な失敗のおかげで、今回は成功しました!まさに失敗は成功の母。
銅線を一生懸命繋ぐHくん。
この日は久々に息子も顔を出し、「こっちの銅線は2芯だけどこっちは10芯になってる」とか、「銅線をよくほぐした方がキレイに繋げる」とか色々レクチャーしてくれました。
車体の土台の部分は、先月から目をつけていたプラダンを使い、屋根部分は段ボールに折り癖をつけて...
モーターを付けた土台の上に被せます。
フロント部分は片面段ボールを提案したら、段ボールの波の方向と逆に折り癖をつけていましたが、とにかく本人の考えるように作ってもらいました。
横から見るとこんな感じ。クラシックカーみたいでカッコイイ! 上手く走らせることが出来ました!
フロントには黄色のシールでライトをつけました。本当はこれも豆電球で光るようにしてみたかったHくん。また今度ね。
また別な日、前回作った宇都宮線2両を持参して来たCくん。
3両目にモーターを仕込みたいと言うので、牛乳パックを2つ使って、土台と、かぶせる側とを作りました。土台の端にモーターを設置し、タイヤの内側に組み込んだプーリーと、ゴムで繋ぎます。電池を繋げて動作確認。
かぶせて、繋げて...車両同士を繋げるのはクリップを使っています。
走りました!
時間がなくてパンタグラフはまた今度となりました。
ところで、今回はスムーズにできたこの車の構造ですが。なぜ息子と作った時は上手く行かなかったのか。
ひとつには、模型屋さんで購入した、モーターベースとプーリーがセットになっているモーターを使ったのがポイントかと思います。当時ホームセンターで購入したモーターはベースが別売りで、最初はそのベースの存在も知らず、固定させるのに四苦八苦していたのです。
それから、プーリーをタイヤの脇につけるのではなく、土台を凹の形にして車軸の真ん中にプーリーを付けていたのですが、そうするとプーリーが土台に干渉して回らなかったりしたのですね。
後は、電力が足りない!と思って単二電池を使ったら電池の重さで進まなかったり。これは単に電池が古かったというのが原因で、単三でも実際は動きました(^_^;)
上手く行かなかったものはこちら↓
HくんとCくんにも、どこにプーリーを付けるかから考えてもらうようにした方が良かったかなあ...(^_^;)
でも、モーターベースの固定を両面テープだけにしてしまったので、二人とももしかしたら今ごろ取れて壊れてしまっているかもしれません。どうかな(^_^;)?そうしてら次回、もっと強力に固定するにはどうしたらいいか考えてもらおう。
ちなみにこの日、実は最初は宇都宮線気分にならなくて、木を切ったり舟を作ったりしていたCくん。
いつかこの作りかけの舟も進化するのか、否か...
次回は宇都宮線の線路を作ると言っていたので、このままかもしれませんが(^_^;)
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
11月のアトリエレポート⑧〜女の子たち、絵の具
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
今回は年中さんの女の子たちの巻、です。用意したのは今回も絵本制作用の画用紙、コラージュ用の色紙やペン、絵の具などです。
先週来てくれたのは、ひとりは会員さんのFちゃん、もうひとりは初めて体験参加してくれたMちゃん。お互い初顔合わせでしばらく恥ずかしがっていましたが(Fちゃんはハイハイして回ったりお菓子食べたいと言ったりして、恥ずかしがってるんだなって気づくのに時間かかりましたけどf^^;)・・・しばらくしてようやくそれぞれ別の机で絵の具を使い始めました。
Mちゃんは赤でお花のようなものを描き、紙の上の方に空の青。
Fちゃんはトレーシングペーパーを色水の水たまりのようにして、その形が「うさぎさん」に見えたようで、ペンで目とほっぺを描き始めました。
Mちゃんの2枚目は、1枚目と全然違うアプローチで、白い紙に白。
さらに黄色で「水玉もよう」
Fちゃんはパレット代わりにしているPPシートの上の絵の具のにじみがきれい。そして筆を洗うコップの色も「ピンク色になったよ」「紫色になったよ」と変わるたびに報告します。
きれいな色のパレットの上に画用紙を乗せて、転写!!
Mちゃんの方は混色が始まりました。そして大胆に水玉模様を覆い始めました。
どんどんどんどん・・・昼が夜になって行くかのように・・
もくもくと。
Mちゃんの中にちゃんと「こっちが上、こっちが下」というのがあったので、その天地を確認しながら、私の方で貼り合わせて、こんな本にしあがりました。
絵の具を混ぜて混ぜてどんどん新しい色をつくり、迷いなく塗りつぶして行く感じが
見ていてとてもいい感じでした。
表紙はこんな感じ。この時期特有の、文字が言葉になっていない感じ、すっごい好き。
Fちゃんの「うさぎさん」はこうなりましたよ。
筆で描いたもの
転写したもの
紙の端切れで「こんな色ができた」と見せてくれたもの
Fちゃんは本の形にはしないと言うのでこれで終わりました。まとまった形になる必要はないのだと思います。瞬間瞬間に見つけたものがあれば。
筆を洗った水がこんな色になった、ふたつ違う色になったと教えてくれたもの
さてここからは別な日になりますが、やはり年中さんのNちゃん。同じ日に来ていたのは2年生の男の子で、こちらは理科工作をしていたのですが、Nちゃんは構わず自分の思いのままに、まずは粘土から
色を練りこんだ粘土の上からさらに着色、そして色々立てる。
全く別なことをしていた2年生の男の子に感化されたものといえば、奥と手前に写っているプラダン(プラスチックダンボール。男の子はこれで車体を作っていました)なのですが、Nちゃんはこの材料にも絵の具をたっっぷり塗っていました。
さらに、これも男の子の車の材料として出ていたペットボトルキャップを使って、スタンプをしてみたり。
そのまま次は手形スタンプに移り
今度はたっぷりの絵の具をローラーで広げ
手がスゴいことになっていますねー^^。下地は黒を作りたくて3原色を混ぜたけれども黒にはならず焦げ茶っぽくなった色で、その上に思いっきり黄色を乗せてローラーを転がしたことで、まるで獣の毛皮のような質感になっています。「キツネみたい」と私が言ったら、「ちがうちがう!」と言われましたけど。
片面ダンボールでこすって跡をつけてみたり
手で思いっきりぐるぐる混ぜてみたり
・・な〜んてやってましたけど最後はハサミでじょっきじょき切って、二つ折りにしてサンドイッチしちゃって、お〜わり。となってました。Nちゃんも形に残す必要はないんですね。
それでも最後に形に残して行ったのはこちら。また粘土に戻って、黄色くした粘土をなぜかハサミでちょきちょきしてから、グリーンのアイロンビーズを沢山散らして、
・・枝豆入り卵焼きだそうです^^
・・みんな、形に残すことにとらわれていないのは、何かを目指しているわけでも、結果(出来上がり)を思い描いているわけでも、誰かの評価を気にしたりなどということもなく、たった今、目の前で変化していく絵の具をただ見て、感じているからなんだろうと思います。たった今が全て。感じた結果、ウサギや卵焼きになることもあるし、何にもならないこともある。
その様子を見ているのはとても面白いものです。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
11月のアトリエレポート⑦〜海とポケモンと・・粘土と折り紙と・・
こんにちは。さいたま市 見沼区 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
賑やかで仲良しのきょうだい二組の日。
絵本制作の用意をしていましたが、年中さんのふたりは仲良くまず粘土をこね始めました。
絵の具も混ぜ込んでこねこね・・
二年生のお兄ちゃんたちはジャバラ絵本を描き始めました。
深海生物大好きのK君は早速どんどん深海生物を描いています。
迷いのない滑らかなペンの動き。
ダイオウイカ、チョウチンアンコウ、ダイオウグソクムシ、リュウグウノツカイ・・・
ダイオウイカは後ろに磁石をつけていて、この海の中を自由に泳いで行けます。
中身を描いたらもう気分はいったん終了していましたが、お母さんに「表紙も描いたら」と言われて、これまたスラスラと描きました。「うみのそこ」
同じく2年生のY君、ポケモン図鑑を片手に見ながら、なにやらキャラクターを描いています。
その後ろで、さっきまで粘土をこねていた妹のRちゃん、折り紙でハートをたくさん折り始めました。それを絵本の紙に貼り付けてみたら、と提案してみたら、どんどんどんどん貼り付け始めました。
弟のy君も粘土をやめて絵本に向かいました。y君はお兄ちゃん大好き、お兄ちゃんの真似がしたくて、「ぼくも同じのを作る」と言います。「でもぼくは描けない。描いて」
・・次男らしい慎重さ^^ 「お兄ちゃんと同じにできなきゃいけない」と思ってるのかな、とりあえずクリオネは描いてあげて、チョウチンアンコウは折り紙を切ってごらんと勧めてみました。底辺に海の青をずーっとずーっと塗っているのが可愛いです。
チョウチンアンコウのチョウチンは、黄色いシールを貼ることを思いつき、満足の笑顔。
完成品
順にご紹介致します。
K君作「うみのそこ」裏表紙にはクリオネも登場しました。
Y君作・ポケモンの絵本、「ディグダ」(多分)というキャラが磁石で動きます。
y君作・一所懸命お兄ちゃんに見習いました。
Rちゃん作・ひたすら折り紙のハートとリボンのコラージュ本です。
・・さて、絵本が出来上がったお兄ちゃんたちの方が今度は弟妹たちがやっていた粘土を始めました。これは・・・なにか、枝のどこかにポケモンが住み着くもののようです。材料として私が用意していた木の実は、二人の間ではすっかりポケモンの「イーヴイの実」ということになっているようでした。
カクトのあたりがポケモンの居場所になるようです?
クリップや磁石はなんだろう??
K君もポケモンキャラのマナフィを作るんだと話していましたが、途中から独自のキャラになりました。モールが輪になっているところから、電波が出たり、シャボン玉が出たり、頭のドーム部分(?)にも機能があったり・・
さらに割り箸やカクトも刺さって、そこから攻撃出来るワザも増えたようです・・
たくさんたくさん、出来るワザについて思いつく限り話してくれましました^^
ポケモンの住みかを作り終えたY君は、次はマト当てを作り始めました。
いつもひとつのものを作り込むY君でしたが、この日は量産型です。
数字の表面にひたすらセロテープの輪が貼付けられ、くしゃくしゃにした折り紙を投げ付けて遊びます。
さらにさらに、折り紙で輪投げまで作っていました!!
折り紙を立体的にして作っちゃうところが面白い。
こんな調子でたっぷり、作る=遊ぶ=楽しい、きょうだいたちでした。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願いいたします。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com
11月のアトリエレポート⑥〜男子たちPART2
こんにちは。さいたま市見沼区の造形絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス下さりありがとうございます。
今回も材料からの展開が男の子たちらしい内容です。
こちら、Nくんが作り方を教えてくれたのは牛乳パックと輪ゴムを使った輪ゴム鉄砲。
そして、そこから輪ゴムの話になったのだったか、Kくんが輪ゴムを使った手品を教えてくれたのが先だったか、忘れましたが、Kくんの方はこの手品のタネ明かしを本に書くと言って始まりました。
真ん中の「おめでとう!!!!」の部分が、飛び出す仕掛けになっています。
最初描いていたとき、手のひらなのか手の甲なのか(左手なのか右手なのか)、分からないよ?と言ったら、手相を描いたのでなるほどと思いました^^。
Nくんの方は、今日も粘土がやりたいと言って始まったものの、しばらく「何作ろうかな・・何作ればいい?」などと言っていましたが、ご飯をつくることにしたようです。
ご飯を表現するのに、なぜかキリを使っています。
目玉焼きと山盛りのご飯のできあがり。
そしてNくんがこの間の続きを作るかと思って出しておいた作りかけの段ボール工作、結局Nくんはもう要らない、と言って、Kくんが引き継ぐことになりました。
自販機になることは変わらないようです。
ビー玉がお金の代わり。
商品は消しゴムです。
ビー玉は一番下のペットボトルにたまって行く仕掛けです。
「自販機のつくりかた」の本もあったのですが、本を見ながら作り方どおり寸法どおり作るのはまどろっこしいものです。Kくんは前にその本を見たことがあったらしいですが、「自分で考えたやり方で作る」と言ってこれを作りました。ちゃんと自分で思いつくからすごいナア〜と思います。
Nくんの方も次回はまた理科工作にトライすることになりました。
これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願いいたします。
教室の体験のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓
http://ateliernk.wixsite.com/funfun/ws
さいたま市見沼区の造形絵画教室
★こども図工室FUNFUN★
HP:http://ateliernk.wix.com/funfun
FBページ: https://www.facebook.com/kodomofunfun/
Instagram: https://www.instagram.com/kodomo.funfun/
MAIL:kodomo.funfun@gmail.com