こども図工室FUNFUN

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2月のアトリエレポートPART3・空き箱工作

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

2月のアトリエ「空き箱工作」に1年生のS君が来てくれました。

そして我が家の3年生の息子は、学校の理科工作「磁石or輪ゴムor電気を使ったおもちゃ作り」の続きをそこで一緒にやりたいということで、お持ち帰りしておりました。

 

S君の方は、

牛乳パックは空き箱じゃないよ〜。いやいや、それも空き箱でしょ。なんて話をしながら、早速たくさんある空き箱のどれを使うか吟味。

そしていきなり、厚手の紙でしっかり成型された箱を、ハサミでジョキジョキと解体にかかりました!

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切り取った面を、さらにコの字にカット。どうも何かをくぐらせたいようです。

息子が持っていたガチャ玉が気になったかな。でもガチャ玉より紙の方が高さがなかったので、新聞紙でボールを作ることを勧めました。そのボールに合わせてコの字をさらに大きくカット。

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一方息子の方は、前日から壮大なピタゴラスイッチ装置を考えていて、ボール(ガチャ玉)を転がす部分はできているのですが、そのガチャ玉が最後にスイッチを押して豆電球がつくという・・その最後の部分がうまくできなくて、癇癪を起してしまいました。。

困ったね。自分の子どもと、来てくれているお子さんと、一緒に見るのはこうなると難しい。普段は作るときはひとりでどんどん作ってくれるので、来てくれているお子さんに密着できるのですが、この日は泣き出しそうな勢い。いつものようにS君に密着したいところだけど、ここで泣き出してしまったら場の空気も困ったことになってしまいます。

色々アドバイスしても、それはさっきやったけどダメだったとか、それは上手く行かないとか、気持ちが固まってしまってなかなか前に進みません。

手を洗ってお菓子食べようか。と言うと、S君の方が食べる〜と言って少し和ませてくれました(^^)。(しかし息子は食べず)

 

豆電球をまずどう装置とつなぐか思いつかないようなので、

まずは箱にキリで穴をあけたら?と試し。

アルミホイルで作ったスイッチはゴム紐で浮かせてみては?と試し。

輪ゴムではテンションが強すぎ、ゴム紐もなかなか調整が難しかったですが、こうしてなんとかひとつずつクリアする策が見えてきて・・やっと自分でも工夫を始め、

「ガチャ玉が箱の中に落ちると、ゴムひもが沈んでその上のアルミホイルが底面に接地し、電気が流れる。」というしくみができました。

ここでようやく息子、「お菓子食べる」と(笑)。

ふ〜〜っ。ひと安心ですf(^^;

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一方S君は黙々と、粛々と、制作を進めていました。

コの字に切ったところに、短く切った毛糸をどんどん貼り付けています。

どうも「ゴール」のイメージのようです。

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解体した箱は完全にパーツとして使い、装置を設置するための箱は別なものを使うことにして、その箱もボールの出口をカット。

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さらに装置はどんどん広がり柵ができたり・・

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おや?気づくとボールが行き着く先には倒すべき敵が描かれていました!

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S君、今回はあまり密着してあげられず、雰囲気もなかなか盛り上がらず・・

そんな中でも、彼の中にはイメージがちゃんとできていたようで、ひとりでどんどん進めていました。ここのところ、お子さんに合わせて予定していた内容とは別の内容にしたりもしていましたが、S君にはぜひ、空き箱工作をやってほしいなと思っていたのです。紙ものを使って立体を作るのには、発想に加え計画力なども要ると思うのですが、S君はその辺りとても得意で、そういうとき、とても生き生きしてるなあと思います。これからもどんどん開花していってほしいなあと思います。

 

今回は息子の宿題とごちゃまぜになって、大変申し訳なかったのですが、最後はお互いの出来たものを面白がって覗き込んだりしてくれていました(^-^)

 

まあ、息子の方は、その後も夜まで一波乱二波乱あり、やっとのことで出来上がったのですが...f^_^; 

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磁石でまず魚釣り。釣った魚をガチャ玉に入れて転がすと、一つめの箱のフタが倒れて玉が箱の中にイン。それを4回繰り返すと、最後の箱の底面がスイッチになっていて豆電球がつくという、装置です。ガチャ玉の中に入れるものが平らで重たいものだと、上手く転がらなかったりして、なかなか難しいものです。先日のブログでは、息子は勢いで作る派と書きましたが、今回はガムテープで装飾したり、見た目にも少し気を配るようになっていて、子どもも変わっていくのだなあ、と思わされました。ちゃんと授業の発表でも成功すると良いのですが...f^_^;

 

今回は公私混同な内容で申し訳ありませんm(__)m

でも、もしご要望があれば、可能な範囲でこんな実験的要素のある工作も行います(^-^)

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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 さいたま市見沼区東大宮の造形絵画教室

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2月の「英語絵本と手作り工作の親子サロン」開催報告

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

ここのところブログアップが後手後手になってしまいました。汗

 

今月も21日に英語教室ラボパーティさんと共催の親子サロンを開催しました。

今回は定員いっぱいの五組の親子の方々にご参加頂きました。

リピーターさん三組と、ご新規さん二組。そして、今回の年齢層は3歳半のお子さんがひとり、1歳代のお子さんが五人。

 

みんなまだ歩きはじめて数ヶ月です(^-^)。かわいらしい〜(^-^)

すべてのことに、ルールも、順番も、意味も、用途も、目的もありません。

こうしたら→こうなる。どんなことも、ひとつひとつ、世界を確認中のお年頃ですね。

どんなことにも、興味津々。でも、ママ(パパ)が数メートル離れると、すぐさまレーダーが感知します(笑)

 

そんな中、いつものように手遊び唄から始まり、久保テューターが英語で動物の鳴きまねをすると、3歳のK君が次々動物の名前を当ててくれます。

3歳はずいぶんお兄ちゃんだ!

 

次はその動物を工作で作ります、茶封筒を使ったパペット人形です。

K君がまたお兄ちゃんぶりを発揮して、みんなに材料を配ってくれます。

1歳のみんなは、ペンの、フタを引っ張ってみる。あいた。描いてみる。色がついた。これはなんだ。ベタベタする。貼ってみる。くっついた。これはなんだ・・

みたいな感じですべてを確認中(*^-^*)

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目だの鼻だのという認識もありませんから、重ねて貼ったり、重ねて塗ったり、エンドレスです。

それをパパママがなんとか形にして下さいました。

(バタバタで私も手が回りきらずすみません!)

材料配って気が済んでたK君も、戻ってきてオオカミを作ってパクパクさせてくれました。(後から思ったのだけど、今回小さい子が多いので、ハサミをいれる部分は私の方で済ませてしまっていたのでした。ハサミが得意なお兄ちゃんには物足りなかったかも?!ごめんね。)

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1歳さんたちは、お口パクパクさせてもらっても、まだまだキョトンf^_^; 可愛らしい表情です。

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さて、動物たちができあがったら、いよいよお話、「てぶくろ」の始まりはじまり。

おじいさんが森の中で落としていった手袋の中に、暖をとろうと色んな動物たちが住み着いてゆく、ロングセラーのウクライナの民話です。

小さなてぶくろの中に、そんな大きな動物が入れるわけがないだろう、と思いつつも、てぶくろがどんどん広がって、お家のように、秘密基地のようになっていく感じが、なんともワクワクするのだと思います。

今回も、舞台セットのように大きなてぶくろと、段ボールを用意していたのですが、

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早速段ボールをくぐる、くぐる、こどもたち。

とりあえずくぐる。くぐっていく子を真似して続く。

次は上から乗ろうとして、つぶしてしまう。

危ないので早々に畳んでしまうことになってしまいましたが・・f(^^;

 

英語と日本語両方での久保テューターの読み聞かせも、1歳さんにはまだまだ意味内容が分かるわけではないのですが、

いつもよりたくさんの大人たちに見守られて、いつもよりたくさんの子どもたち、どうも自分と同じくらいだったり、ちょっと大きかったり小さかったりする子どもたちがどんなことをするのか、に刺激を受けつつ、楽しい時間と空間を共にすることで、親子の笑顔のもとになってくれたらなと思います(^^)。

 

来月も21日に開催予定です。絵本は「はるかぜとぷう」、工作は風車を作る予定、です。

すでにお申し込み定員に達してしまったのですが、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせ下さい(^^)。

 

これからも、親子サロン、ラボパーティさんとこども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。

 

体験教室のお申し込み、お問い合わせはこちらからどうぞ(^^)↓

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2/21「英語絵本と手づくり工作の親子サロン」のご案内

こんにちは。さいたま市 見沼区 東大宮 の こども 造形 絵画教室 、FUNFUN です。

ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

英語教室ラボ・パーティさんと一緒に毎月楽しく開催させて頂いています、

英語絵本とてづくり工作の親子サロン」2月のご案内をアップしそびれておりました。既にお申し込みが埋まりつつあるので、ご興味のある方、お早めにお問い合せください(^^)

 

★日時:2/21(火)10:30〜12:00


★対象:3歳までの親子

★定員:先着5組


★参加費:¥1,000

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★プログラムは
英語の手あそびうたから始まって、工作と読み聞かせで絵本「てぶくろ」のおはなしを楽しみます。

 

毎回、開催前にラボパーティの久保テューターと打ち合わせをしています。

(ラボパーティでは先生ではなくテューターと呼ぶそうです)

私は、子どもの頃から絵本が大好きで、今回の「てぶくろ」も愛着のある絵本なのですが、実は自分がこの絵本のどこに惹かれたのか、無自覚というか、覚えていませんでした。ですが、久保テューターと打ち合わせさせて頂く中で、子どもたちが(子どもの頃の自分が)、この絵本のどこに魅せられるのか、あらためて認識させられました。

その魅力は、当日のお楽しみ!!

今回も、読み聞かせと工作で、子どもたちと、お話の世界を120%楽しめる、楽しいサロンにしたいと思っています(^^)


最後は恒例のお菓子つきの交流ティータイム、

さらに今回は、ご希望のママには特別に、アロマハンドマッサージ(なんと¥100で!!)もありますよ!

★場所は
JR東大宮東口から徒歩10分ほどの
鳥海建工(株)さんの「すまいのショールームになります。

(さいたま市見沼区東大宮7-49-6/駐車場あり)

壁紙もすてきなお洒落なリビングダイニングのショールームをお借りして開催します!
(リフォームや新築を考えていない方にも、気になるアイテムがたくさんの、素敵なインテリアのショールームです☆)


★ご予約・お問い合わせは チラシの中のご連絡先か、下記
FUNFUNのサイトのフォームからもお申込み頂けます。(申込みはなるべく三日前までにお願い致します)↓
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今月は予定が合わない〜という方も、3/21のお申し込みも受け付けておりますので、どうぞお問い合わせください!お待ちしております!


これからも、こども図工室FUNFUNをよろしくお願い致します。

 

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2月のアトリエレポートPART2「空き箱工作」

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

先日は、一年生の男の子が体験教室に来てくれました。

 

初めての場所なので、少し緊張もあったかと思うのですが、にこにこ笑顔のHくん。

部屋中に並べた空き箱や、牛乳パックや、ロールの芯、色紙などなどの材料を見て、

しばらく悩んでいましたが、トイレットペーパーの芯に折り紙をくるりと巻き付けたりし始め・・

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テープか糊で貼りつけるのかな、と思ったら、はみ出た部分を芯の内側に折り返して止めつけていました。アイディアですね。

 

今度は片面段ボールに興味を持ち、ティッシュの箱の内側から飛び出させてみたり・・

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今度はまた別の空き箱のふたを土台にして、その上にいろいろ設置してみたり、筒に紐を通してみたり、毛糸をぴんと張ってみたりしました。

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次は、アイディアの参考になればといくつか用意していた空き箱工作の本をしげしげと眺め、ダンプカーを作ってみました。
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Hくんはハサミで切るのもテープで貼るのもすごく早いです。

ジョキジョキ切って、パッパッと貼ります。

ていねいではありません(笑)。でも、勢いがあります。

そういうのを見てるのは実に気持ちがいいです。

私は仕上がりを気にしてチマチマやる派です。そしてあまり器用でないのでスムーズじゃありません。大人だから?性格かな?どうでしょう。

実はうちの息子も勢い派です。Hくんも、仕上がり(評価)を気にしていない分、「今、こうしたい」という思いと「切る・貼る」という動作が同時進行できるのです。

そんな勢いを、いいなあ〜と思ったのが、この図工室を始めたキッカケの一つでもありました。

もちろん、ていねいに作っている子を見ているのも気持ちがいいです。

ああ、今作っているものを、大事に思ってるんだなあと感じます。

ほんと、それぞれ、それぞれですね。

一方、我が家の三年生の息子はいつもながらパソコンを作っています。

この間作ったのはMacBook Airだったので、今日は東芝Windowsだそうです。

画面を貼るのに、両面テープをバツ印につけるという技をいつの間にか身に付けていました。
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もはや何台目か数えきれない、紙パソコンですf(^^;

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さて、あれを作ってみたりこれを作ってみたり、色々実験のようにしていたHくんですが、ティッシュの箱に牛乳パックを差してみたら、なんとなく船を連想しました。

牛乳パックに差した割り箸がマストのよう。こうして、材料から連想できたらシメたものですね。

というわけで、今度は甲板になる小さな箱が欲しいとなりました。
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さらにストローで釣り人を作り・・

釣り人ならば魚をということで、色画用紙で作られたサメのようなイルカのような、かわいいお魚が釣られることになりました。

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 白い画用紙に描いているこちらは、「ハコフグ」だそうです。

そんな名前のフグいるの?!と聞いたら、

横から息子が「さかなくんがかぶっている帽子はハコフグだよ」と。

子供たちの知識、あなどれないですね〜。

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船の側面に、海をイメージしてブルーの折り紙を貼りつけ、ハコフグも貼りつけ、

甲板には釣った魚を入れておく入れ物や、網も乗りました。

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船とダンプカーだけお持ち帰りすることにして、

その他の実験のような工作は「要らないから置いてくー」となりましたf(^^;

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他のも面白かったんだけどね・・要らないのねf(^^;


この先、Hくんがどんなものを作ってくれるか、楽しみです(^^)。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致しますm(__)m

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2月のアトリエPART1「液体ねんど」!

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

2月のアトリエのメニューは、空き箱工作としていたのですが、

今、かなり「ぐちゃぐちゃ〜」の「素材遊びが楽しい!」時期と思われる、

会員のH君には、久々に粘土もいいかな!と思い、「液体ねんど」というものを用意していました。

液体ねんど、実は私も初めての試みだったのですが、固める前の石膏みたいな感じです。それよりちょっと粘度があるかな。天ぷらの衣くらいな感じです。

布などで成型したものに、絵の具のように塗って行くと、そのままの形で固まります。

そこで、芯材にタオルや軍手、綿、梱包材などをいろいろ用意しておりました。

 

H君もはじめてなので、最初はどう始めたものか、ちょっと悩んでいましたが、

まずは果物の梱包材に、綿をつめたりして、それからマシュマロ型の梱包材を乗せて・・と徐々に始まりました。

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でも、なかなか液体ねんどを思いっきり使い出さないので、土台を決めることを提案して、木箱や缶箱などを見せると、木箱を選びました。

 

さてこの小さな空間の中に、先ほどの梱包材などを配置して....

液体ねんどに絵の具を混ぜて、塗って、「これはケーキだよ。チョコレートケーキ」とだんだん盛り上がってきました(^^)

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指をチョッキンした軍手が加わったり、指はとんがり屋根のようになったり、ドングリのカクトが加わったりして・・

H君は液体ねんどはボンドのようなものだと思って、接着剤感覚で使っていました。

だからふわふわのままの部分もあり、固まったらどんなふうになるか、楽しみですね。

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今回甘いものをイメージしているH君は、いつものようにドロンコ色にはなりません。赤とピンクを混ぜて、ぐるぐるしていると、なんだかアイスクリームかジェラートみたい。

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そのうち液体ねんどに混ぜずに、絵の具だけで液体ねんどと同じように直接チューブからぴゅ〜っと梱包材にかけてみたり。どんなやり方も実験です。

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今度は、果物の梱包材を割り箸にぐるぐるっと巻いてつけて、赤い絵の具を垂らしたら、巨大りんご飴みたい?!

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最後にまたまたマシュマロ状の梱包材が大量投入されて、よく分からないけど

駄菓子チックなキッチュなカラーの甘〜いデザートが出来上がりました。

これ、「食後のスイーツです!」って出されたら、スゴイナア〜〜(^^)!

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バレンタインも近いということで、私からプラス、チョコのトッピングプレゼント?!

これ実は、先日「バルーンアート」の先生に教えて頂いてた、「風船で出来たチョコ」なのです!チョコレート色の風船で出来ています(x_x)

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そんなこんなの2月最初のアトリエでした。

前回に引き続き、「今月のお題」にとどまらず、会員のお子さん一人一人に合わせた内容を模索中です。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致しますm(__)m

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1月のアトリエレポートPART3

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形 絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

1月末週のアトリエに参加しに来てくれたのは、年長さんの女の子。

最初、持って来た画用紙に鉛筆で強く描くと、その線に沿って紙が切り取れる(薄い画用紙だったので)、というのを披露してくれて、ハートやクマを切り取ったりして遊んでから(Rちゃんはいつも、自分が今お気に入りのものなどを持って来て見せてくれます)、「墨でお絵描き」に挑戦してくれました。

 

スポイト、割りばし、スポンジ筆をながめてから、やっぱりスポイトが珍しかったようで、スポイトで墨をたらしはじめました。

そして垂らした墨を、画用紙を傾けてすい〜っと・・

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それから、今度は、手を黒くしたくなったみたいで、

手にスポイトでポタポタと墨を垂らし始めました。

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手のひらに、垂らして、指の間から墨がしたたっていく、それが冷たくて気持ちいいんだと言います。こうやって、指を開くんだよと、勧められたので私もやってみましたが、くすぐったいというか、なんというかf(^^;

新しい墨の触感との出会いです(^^)

 

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で、墨の触感を充分に楽しんで、紙のあちこちにスポイトで墨をたらしたりした後は、

「手ー洗いたい」と言います。

だいたいみんな、満足すると「手ー洗いたい」って言います(^^)

 

結構短い時間で満足しちゃったので、Rちゃんは、今度は「前に作ったクレヨン、どっか行っちゃったの。だからまた作りたい」とリクエスト。

 

というわけで、時々リクエストにあがるマーブルクレヨンがこの日も始まりました。

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銀を入れたい、金も入れてみる、緑も入れたい・・ 緑は、細かくしてみる。シリコンカップは、2つは普通に使って、2つはひっくり返して使ってみる。実験だ。・・そう、このクレヨン作りはどこか実験のような感じがするのかもしれません。

だから何度やっても楽しいのかも。

カッターでクレヨンを細かくするのも、すっかり上手になったRちゃん。

今回の出来上がりは、こんな感じ。

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薄すぎて、ちょっと欠けちゃったりしましたが、薄いのでなんだかメダルのような、クッキーのような感じの形。 右下のものが、クレヨンを粉に近いくらい細かくして作ったものです。見た目も楽しいけど、どんなふうに描けるか楽しみですね。

 

さて、このクレヨンはオーブンで溶かして作るので、オーブンに入れている間に

今度はまた違うものにもトライしてもらいました。

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じゃーん。羊毛です。Rちゃん、いつも色を扱うのがとっても楽しそうなので、これはどうかな〜って出してみせたら、さっそく楽しんでくれました(^^)。

ランチョンマット(いくつか出した中でRちゃんがこれを選びました)をキャンバスにして、上に羊毛を乗せて、専用のニードル針でざくざく刺すと、羊毛がランチョンマットの生地に絡んでくっついて行くのです。

私はふだん、刺繍作品として、鳥や花の柄を刺したりしているのですが、Rちゃんにはまず素材を楽しんでもらおうと思って、刺し方など細かいことも言わず、自由にざくざく刺してもらいました。

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二色の羊毛を混ぜたり、ゆるい撚りの毛糸を一緒に刺したり。

Rちゃんは、「これは、絵じゃないよ。ん〜、作品。ん〜、何にしよう、玄関のマット?」なんて話していました、確かに、パイル生地と少し近い感じもしますよね。だから玄関マットって言うのも分かる(^^)。でももったいないから下に敷くのは止めた方がいいよ〜。

 

この日は結局最後まで出来ませんでしたが(布全部を埋め尽くしたいということだったので)、途中段階、こんな感じです。次回来た時、またどんな風になって行くのか、楽しみですね(^^)

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ブログをいくつか読んで頂いている方はお気づきかと思いますが、FUNFUNは、会員さんもまだまだ少人数なので、日によってはマンツーマンのこともしばしばあります。

お友達の制作に刺激を受けたり、見せ合ったりということがなかなか出来ないのは残念なのですが、少人数なのでこうして、お子さん一人一人の希望や個性に合わせて、こちらが予定した内容以外のことにもどんどんチャレンジしてもらえるのは、いいかなと思っています。これからも個々のお子さんに合わせて、いろんな楽しい材料を用意して行きたいと思います。

 

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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1月のアトリエ「墨で絵を描こう」レポートPart2

こんにちは。さいたま市見沼区 東大宮 の 造形絵画教室、「こども図工室FUNFUN」です。ブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

一年生男子の次の日は年中さんの男の子が参加しに来てくれました。

 

墨と画用紙を前にして、H君が最初に手に取ったのはスポイト。

スポイトで顔を描いていきます。

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それから早速真っ黒になった手で手形、手形、手形!

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お次はスポンジ筆の登場となりました。

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墨はご存知のとおり、絵の具と違って水のようにサラサラしているのに、くっきりとした黒が出ます。スポンジは墨を存分に含んで、柔らかい感触でそのくっきりとした黒を紙に染み込ませていけるので、とても気持ちがいいんだと思います。絵の具のようなどろっとした抵抗感がありません。

「真っ黒の世界にしていくのだ~」と言って、手形も何もかも塗りつぶしにかかります。

どうも墨×スポンジ筆は塗りつぶし欲求を喚起するようです(*^-^*)

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また字も書いてみたくもなるようで、これ(書いた字)なーんだ?とクイズを出されました。

墨は字を書くものというインプットが既にあるのか、それとも黒という色が字を書かせるのか、はたまた男の子は意外と字が好きなのか。画用紙を前に、絵ではなく字を書きだすのは案外珍しくない気もします。

 

画面の半分まで真っ黒に塗りつぶされました。「昼と夜だ~」

 せっかく描いた顔が惜しくなって、顔は塗りつぶさないでおいたら?と私とお母さんで勧めると、「じゃあこの人はお布団かぶって寝てる~夜だから~」と言って顔の下にお布団を塗りぬり...

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さらに直接墨液をたらしたり、ウェットティッシュでトントンとしたり・・

その「トントン」のリズムがなにか「走る」を連想させたようで、「夜の中を走ってるんだ〜24時間テレビだ〜」なんて言いながら塗り続けました。絵もお話もどんどん変化して行きます。

どんどん塗りつぶされてしまうので、ほんとにこれは、最後の状態を見るより、絵を描いている時間そのものを私は鑑賞させてもらっている、という気持ちになります。ライブペインティングですね(^w^) 描きながら色んなストーリーがあふれだして来ます。

 

動画も少しだけ撮ったのでフェイスブックページとインスタにアップしてみました。

https://www.instagram.com/kodomo.funfun/

https://www.facebook.com/kodomofunfun/

 

顔以外が全て黒の世界、夜の世界になると、H君は今度は「この上にクレヨンで描きたい」と思いつきました。え、クレヨン?!描けるかな??と思いましたが、これが黒板のように意外と描けるのです!

何色ものクレヨンをいちどきに持って、「ガ~~カミナリだ~~!」すごいカミナリが夜の世界に降ってきました。

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それから、カミナリで悪い子退治みたいなことを言うので、「ナマハゲみたいだね~」と言うと、「そうだよ、お正月に頭を噛んでもらうといいんだよ」と。あれ、そうだっけ...?いやいやそれは獅子舞じゃないかな...

 

仕上がりはこんな感じに

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クレヨンをたくさん使ったら今度は絵の具も使いたくなりました。出していなかった画材もリクエストしてくれるなんて、H君ずいぶん積極的になったなあと思います。

来始めたばかりの頃は、並んでいる材料を立って見に行くことも、なかなかしなかったものです。絵の具の味をしめたんですね(^^)

 

パレットにどんどん色んな色を重ねて、「あの色をつくるぞ~」。お母さんは「ええ~あの色~」と言いますが、H君は嬉しそうに「どろんこ色をつくるぞ~」。ありったけの色を混ぜたらどろんこ色になることをすっかり会得しています。そしてそれが楽しいのです。

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うちの三年生の息子はいつのまにかそうではなくなってしまいました。小さな頃は油絵の具でもぐちゃぐちゃ混ぜていたのに、今は絵の具を面倒臭がります。女の子も、どろんこ色を嫌がるのは早いかもしれません。翻って、私は?...私は、色の効果をいつもうまく出したいと思っています... 

H君は、視覚よりも触覚を、そして混ぜることそのものを、存分に楽しめているのだと思います。

墨とは正反対に、こちらの絵の具はかなり水少なめで、水彩なのにまるでアクリル絵の具のようなタッチ。

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仕上がりはこんな感じに また字も見え隠れしてますね。

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さて、墨や絵の具の合間に福笑いも楽しみました。

こちらはHくん 鼻がふたつ、口がふたつ?!

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こちらはうちの子 口が目と眉になっちゃった?!鼻は??

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そんなこんなの回でした(^^)。

これからも、こども図工室FUNFUNを、よろしくお願い致します。

 

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